
ストレングスファインダーは、アメリカのギャラップ社が開発した自己分析ツールです。177問の質問に答えることで、34種類ある人間の資質の中から自分の上位5つの「強み」を診断してくれます。世界累計3000万人以上が受診しており、就職活動の自己PR作成から社会人のキャリア設計まで幅広く活用されています。自分の強みを言葉にしたいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
ストレングスファインダーとは
ストレングスファインダーの概要
ストレングスファインダーとは、アメリカのギャラップ社によって開発された自己分析ツールです。
「人は自分の弱みを改善するよりも、自分の強みに意識を向け、それを活かすことで最大の能力を発揮する」
という考え方に基づいており、スマホまたはパソコンのWebサイト上で約30分間・177個の質問に答えていくことで、全34種類中、あなたの最も優れた5つの強みを資質が強いものから順に診断してくれます。
2024年時点で全世界3000万人以上が受診しているベストセラーで、企業の社内研修などで使用されるケースも多くあります。
また就活生にとってはES(エントリーシート)を書く前や面接の前の自己分析ツールとして非常に有効です。無料の性格診断サイトとは異なり、アメリカの心理学者が数十年の研究をもとに開発した科学的根拠のある診断テストです。
診断だけでなく、それぞれの強みについて詳細な解説が付いており、自分のことを深く分析できる点が大きな特徴です。
34種類の資質一覧
ストレングスファインダーでは、人の資質はこの34種類に分類されます。
運命思考・回復思考・分析思考・原点思考・活発性・共感性・競争性・規律性・公平性・社交性・指令性・親密性・戦略性・調和性・適応性・アレンジ・コミュニケーション・ポジティブ・個別化・自我・自己確信・着想・内省・包含・収集心・成長促進・責任感・信念・慎重さ・学習欲・達成欲・最上志向・目標志向・未来志向
この34種類の中から上位5つが選び出されるため、単純計算では
34×33×32×31×30 = 33,390,720通り
つまり3300万通り以上の組み合わせが存在します。世界人口を約80億人とすると、自分と全く同じ強みの組み合わせを持つ人は世界に約240人という計算になります(理論値)。人の個性がいかに多様かを実感できる数字です。
ストレングスファインダーの受け方と活かし方
2種類の受け方
ストレングスファインダーの受け方には大きく2通りあります。
- ① アクセスコード付きの本を購入する
- ② ギャラップ社のサイトで直接アクセスコードを購入する
注意:②の場合は本より安く済みますが、強みの詳細な解説が付かないため、初めての方は①の本購入がオススメです。
オススメの受け方
ストレングスファインダーを効率的に活用するには、以下の2ステップが効果的です。
・STEP1:アクセスコード付きの本を購入し、付属のアクセスコードからストレングスファインダーを受けて上位5つの強みを知る。本を読んでさらに理解を深める。
・STEP2:ギャラップ社のサイトで34資質のアクセスコードを追加購入し、上位5つだけでなく34の資質すべての並び順を把握する。
初めての方はSTEP1だけで十分です。追加購入すれば34資質すべての順位も確認できます。
受ける際の注意事項
- ストレングスファインダーは全177問の選択方式のWeb診断です
- 1問につき20秒の解答時間制限があります
- 時間にして20〜30分程度かかります
- Web接続が安定している環境で、じっくり集中できる時間に取り組んでください
- 診断は1つのアクセスコードにつき一度しかできません。中古品は使用済みの場合があるため、必ず新品を購入してください
実際の診断結果と感想
実際に受診すると、このような資質の組み合わせが結果として表示されます。
収集心・・・知りたがり屋で収集癖があります。知的好奇心が旺盛で、集めた知識にさまざまな活用法を見出します。物や情報を手に入れ、整理して保管し続けることにワクワクします。
最上志向・・・平均ではなく優秀であることを好み、自分の強みを磨き武器にします。強みを評価してくれる人たちと一緒に過ごすことに心地よさを感じます。
運命思考・・・この世に偶然はないと確信し、思いやりがあり受容力があります。異なる文化や考え方を持つ人の架け橋にもなれます。
共感性・・・周囲の人の感情を察することができ、他人の幸せに喜びを感じます。細かい変化に敏感で気づきが早い。
戦略性・・・複雑な状況の中から最善の道筋を発見できます。先読みに長け、起こりうる障害も正確に予測します。
実際のストレングスファインダーでは、この一つひとつの資質についてこと細かく、より詳しく解説してくれます。
「当たっている」と感じる部分と、「言われてみればそうかも」という新たな発見の両方があるのが特徴です。自分のことを分かっているようで分かっていなかった部分が言語化されるのが、この診断の醍醐味と言えます。
強みを活かすために
ストレングスファインダーで強みが分かったら、次はそれを実際の行動に活かすことが重要です。
診断で出た「強み」はあくまで「資質」であり、意識的に使わなければただの性質に過ぎません。
診断結果を眺めて満足するだけでは効果がありません。以下の3つのアクションから始めてみましょう。
① 強みの解説をじっくり読む
単に5つの強みの名前を知るだけでなく、本に書かれている詳細な解説を読み込みます。「行動アイデア」「同じ強みを持つ人の声」「同じ資質を持つ人との働き方・付き合い方」なども活用できます。
② 日常の中で強みが出た場面を振り返る
診断結果を参考に、自分がどの場面で強みを自然に発揮しているかを振り返ります。「あの時うまくいったのはこの強みのおかげだ」と紐づけることで、強みへの理解が深まります。
③ 自己紹介・ESで言語化する
就活の自己PR、職場での自己紹介、転職活動など、「自分の強みを言葉にする機会」は日常にたくさんあります。診断結果を活用することで、自信を持って強みを伝えられるようになります。
「一人にすべての資質を求めるな」という言葉が示すように(孔子の言葉として広く知られています)、人はそれぞれ異なる強みを持っています。自分の強みを知ることは、自分に合った環境や役割を見つける第一歩にもなります。
まとめ
ストレングスファインダーは、自己分析の精度を格段に高めてくれるツールです。
- 177問の診断で34種類の資質から上位5つの強みを知れる
- 科学的根拠に基づいた診断で、就活・キャリア・人間関係に活用できる
- 「受けて終わり」ではなく、強みを意識して行動に移すことに本当の価値がある
- 診断は一度しかできないため、安定した環境で集中して取り組むのがポイント
「自分の強みが何かよくわからない」「自己PRで何を書けばいいかわからない」という方に、特にオススメできるツールです。ぜひ一度試してみてください。

