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この前公園を散歩していた時のことです。

 

地面にひときわ異様なオーラを放つモノが目に入ってきました。

 

近寄ってみると、それは石ころでしたが、ただの石ころではありません。

 

 

その石ころは、ほぼほぼ正方形に近い形をしていました。

 

まるで人工的に造られたかのような石ころで、それが妙にカッコよかったんですよね。

 

 

そこで僕はあることに気がつきました。

 

 

それは、

 

 

自然界に「直線」は存在しないということです。

 

 

 

花や草木、海や空、大地といったような自然には、完全な直線は存在しないんです。

 

また、「対称性」というものも、基本的に自然界にはありません。

 

 

かつて地球には、そんな「自然」しかなかった。

 

 

ということは、「直線」とは、人間が創り出したものじゃないのか。

 

 

「直線」は人間による、とても偉大な「発明」だと僕は思います。

 

 

直線の存在しない自然の中で進化を遂げてきた人間が創り上げた芸術です。

 

 

 

僕は「直線」が好きです。

 

対称性のあるモノは、クールで美しい。

 

 

 

左右上下対称の自然物なんて存在しない。

 

だからこそ、自然の中に直線や対称性を見出したら、心が踊るんだと思います。

 

 

 

逆に「曲線」は僕にとっては癒しです。

 

これもまた美しいものですが、そこには安堵と魅力があります。

 

自然の非対称性には柔らかさを感じ、その不思議なカタチに好奇心をそそられます。

 

 

だから、都市の中に生きる花を愛でたくなるのだと思います。

 

 

しかし今の世の中、街を歩けば無機質的な建物が無造作に立ち並び、車や電車などの様々な機械的な音が響き渡っています。

 

 

人工のものが造られていくたび、もちろん自然は破壊されていきます。

 

 

それは、直線や対称的なモノが建設され、曲線や非対称的なモノが破壊されていくことだと言い換えることもできます。

 

 

直線という発明によって、人間は文明を築いた結果、その裏で、曲線という相反する大切なものが、消滅に向かっていることを忘れてはならないのです。

 

 

 

人間の造作物や創造物は、とても素晴らしいと思いますが、自然と共存していく道を考えていくことが、これからさらに必要になるのだと思います。

 

 

 

 

だから僕は、人工的なモノのなかでずっと暮らしているとときどき急に、大自然に触れたくなります。

 

空を仰ぎ、草花を手に取り、木々と会話して、星を見上げたくなるのです。

 

僕がある街で撮影した「直線と曲線の共存」です。

 

 

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