骨の名前一覧|全206個の正式名称・読み方・役割まとめ

人体の骨は成人で206個。赤ちゃんのときは約300〜350個(情報源により差があります)の骨がありますが、成長とともに隣り合う骨が癒合(ゆごう)してひとつになり、成長が完了する頃には206個に落ち着きます。本記事では、全身の骨を「頭部・脊柱・胸郭・上肢・下肢」の5つのエリアに分類し、全206個の正式名称・読み方・英語名・主な役割を一覧でまとめました。解剖学の学習・医療系資格の勉強・人体への好奇心を満たすのにぜひお役立てください。

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骨の基礎知識|5つの役割と6つの形状

骨の5つの働き

骨は「体の支え」だけではなく、多彩な役割を担っています。

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役割 内容 代表例
支持 体の形を保ち姿勢を支える 脊柱・下肢の骨
保護 内臓・神経をガードする 頭蓋骨(脳)・胸郭(心肺)
運動 筋肉の力をレバーで伝える 上腕骨・大腿骨
造血 骨髄で赤血球・白血球・血小板を生産 胸骨・腸骨
貯蔵 カルシウム・リンなどミネラルを蓄える 全身の骨

骨の形状 6分類

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形状 読み
長管骨 ちょうかんこつ 大腿骨・上腕骨・橈骨
短骨 たんこつ 手根骨・足根骨
扁平骨 へんぺいこつ 肩甲骨・頭頂骨・肋骨
不規則骨 ふきそくこつ 椎骨・蝶形骨・顎骨
種子骨 しゅしこつ 膝蓋骨・豆状骨
含気骨 がんきこつ 前頭骨・上顎骨(内部に副鼻腔を持つ)

軸骨格と付属骨格

206個の骨は大きく2つに分類されます。

  • 軸骨格(80個):頭蓋骨・脊柱・胸郭。体の中軸を形成し、脳・脊髄・内臓を保護します。
  • 付属骨格(126個):上肢・骨帯・下肢。運動機能を担う骨の群です。
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全身の骨の名前一覧(全206個)

「(左右)」と記載した骨は左右対称に存在する1対・2個の骨です。各エリアの骨数を積み上げると、合計で206個になります。

頭部の骨(29個)

脳頭蓋(8個)

脳を包む外殻。8個の骨が「縫合(ほうごう)」と呼ばれる固い継ぎ目でつながっています。

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骨名 読み 英語名 特徴・役割
前頭骨 ぜんとうこつ Frontal bone 額〜眼窩上縁を形成。内部に前頭洞(副鼻腔)を持つ
頭頂骨(左右) とうちょうこつ Parietal bone 頭蓋の上面・側面を覆う大きな扁平骨
後頭骨 こうとうこつ Occipital bone 頭蓋後下部。大後頭孔(脊髄の通り道)がある
側頭骨(左右) そくとうこつ Temporal bone こめかみ〜耳周囲。乳様突起・耳小骨を含む
蝶形骨 ちょうけいこつ Sphenoid bone 蝶の羽のような形。頭蓋底中央に位置。下垂体を収めるトルコ鞍がある
篩骨 しこつ Ethmoid bone 鼻腔上部の多孔性骨。嗅神経の束(嗅糸)が通る

前頭骨1+頭頂骨2+後頭骨1+側頭骨2+蝶形骨1+篩骨1=8個

顔面頭蓋(14個)

顔の形を作る骨。14個のうち下顎骨だけが可動で、他はすべて縫合で固定されています。

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骨名 読み 英語名 特徴・役割
下顎骨 かがくこつ Mandible 下あごの骨。顔面骨で唯一の可動骨。咀嚼に関与
上顎骨(左右) じょうがくこつ Maxilla 上あご・硬口蓋・眼窩底を形成。上歯槽を含む
頬骨(左右) きょうこつ Zygomatic bone 頬の隆起(頬骨弓)を形成
鼻骨(左右) びこつ Nasal bone 鼻梁(鼻すじ)の骨格を形成する小さな骨
涙骨(左右) るいこつ Lacrimal bone 眼窩内側壁の薄い小骨。鼻涙管の一部をなす
口蓋骨(左右) こうがいこつ Palatine bone 口蓋後部・鼻腔側壁を形成
下鼻甲介(左右) かびこうかい Inferior nasal concha 鼻腔内の巻貝状の突起。鼻粘膜を広げ加温・加湿を助ける
鋤骨 じょこつ Vomer 鼻中隔の骨性部分。鼻腔を左右に仕切る

下顎骨1+上顎骨2+頬骨2+鼻骨2+涙骨2+口蓋骨2+下鼻甲介2+鋤骨1=14個

耳小骨(6個)

中耳にある体内最小の骨。鼓膜の振動を内耳に伝えます。

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骨名 読み 英語名 特徴・役割
槌骨(左右) つちこつ Malleus 鼓膜に直接つながる。ハンマー形
砧骨(左右) きぬたこつ Incus 槌骨と鐙骨をつなぐ中継骨。金床(きぬた)の形
鐙骨(左右) あぶみこつ Stapes 卵円窓(内耳の入口)に連結。馬の鐙(あぶみ)の形。体内最小の骨(長さ約3mm・幅約2.5mm)

槌骨2+砧骨2+鐙骨2=6個

舌骨(1個)

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骨名 読み 英語名 特徴・役割
舌骨 ぜっこつ Hyoid bone 下顎と喉頭の間に位置。舌・咽頭の筋肉を支える。体内で他のどの骨とも直接関節しない唯一の骨

頭部の合計:8+14+6+1=29個

脊柱の骨(26個)

「背骨」とも呼ばれる体幹の支柱。26個の骨が積み重なり、脊髄を通す管(脊柱管)を形成しています。

頸椎(7個・C1〜C7)

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骨名 読み 英語名 特徴・役割
環椎(C1) かんつい Atlas 後頭骨と関節。頭の前後屈を担う。椎体がなく環状の特殊構造
軸椎(C2) じくつい Axis 歯突起(しとっき)を持ち、頭の左右回旋を担う
第3頸椎(C3) だいさんけいつい 3rd Cervical vertebra 頸部の屈曲・伸展に関与
第4頸椎(C4) だいよんけいつい 4th Cervical vertebra 横隔神経(C3〜C5)の起点のひとつ
第5頸椎(C5) だいごけいつい 5th Cervical vertebra 上肢への神経が分岐する重要なレベル
第6頸椎(C6) だいろっけいつい 6th Cervical vertebra 頸動脈圧迫点(頸動脈結節)がある
第7頸椎(C7・隆椎) だいしちけいつい(りゅうつい) 7th Cervical vertebra (Vertebra prominens) 棘突起が最も突出し体表から触れやすい

胸椎(12個・T1〜T12)

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骨名 読み 英語名 特徴・役割
第1胸椎(T1) だいいちきょうつい 1st Thoracic vertebra 第1肋骨と関節。上肢への神経が通る
第2胸椎(T2) だいにきょうつい 2nd Thoracic vertebra 胸郭上部を支持
第3胸椎(T3) だいさんきょうつい 3rd Thoracic vertebra 胸郭上部を支持
第4胸椎(T4) だいよんきょうつい 4th Thoracic vertebra 乳頭と同じ高さの解剖学的目安として使用される
第5胸椎(T5) だいごきょうつい 5th Thoracic vertebra 胸郭中部を支持
第6胸椎(T6) だいろっきょうつい 6th Thoracic vertebra 胸郭中部を支持
第7胸椎(T7) だいしちきょうつい 7th Thoracic vertebra 胸郭中部を支持
第8胸椎(T8) だいはちきょうつい 8th Thoracic vertebra 胸郭中下部を支持
第9胸椎(T9) だいくきょうつい 9th Thoracic vertebra 胸郭下部を支持
第10胸椎(T10) だいじっきょうつい 10th Thoracic vertebra 第10肋骨(仮肋の上限)と関節
第11胸椎(T11) だいじゅういちきょうつい 11th Thoracic vertebra 第11浮遊肋と関節
第12胸椎(T12) だいじゅうにきょうつい 12th Thoracic vertebra 第12浮遊肋と関節。腰椎へと移行するレベル

腰椎(5個・L1〜L5)

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骨名 読み 英語名 特徴・役割
第1腰椎(L1) だいいちようつい 1st Lumbar vertebra 脊髄末端(脊髄円錐)が位置するレベル
第2腰椎(L2) だいにようつい 2nd Lumbar vertebra 腎臓と同じ高さの解剖学的目安
第3腰椎(L3) だいさんようつい 3rd Lumbar vertebra 腰部前彎(ぜんわん)の頂点
第4腰椎(L4) だいよんようつい 4th Lumbar vertebra 腸骨稜と同じ高さが目安。腰椎穿刺のランドマーク
第5腰椎(L5) だいごようつい 5th Lumbar vertebra 仙骨と関節。椎間板ヘルニアの好発部位

仙骨・尾骨(2個)

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骨名 読み 英語名 特徴・役割
仙骨 せんこつ Sacrum 5つの仙椎が癒合した三角形の骨。骨盤後壁を形成
尾骨 びこつ Coccyx 3〜5個の尾椎が癒合した骨。ヒトの尾の退化した痕跡

脊柱の合計:7+12+5+1+1=26個

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胸郭の骨(25個)

胸骨と12対の肋骨からなるカゴ状の構造。心臓・肺・大血管を保護します。

胸骨(1個)

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骨名 読み 英語名 特徴・役割
胸骨 きょうこつ Sternum 胸の正中にある縦長の骨。上部の胸骨柄・中部の胸骨体・下部の剣状突起の3部からなる

肋骨(24個・12対)

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骨名 読み 英語名 特徴・役割
第1〜7肋骨(左右) ろっこつ True ribs(真肋・しんろく) 肋軟骨で胸骨に直接つながる。計14個
第8〜10肋骨(左右) ろっこつ False ribs(仮肋・かろく) 肋軟骨が第7肋骨の軟骨に合流して間接的に胸骨へ。計6個
第11・12肋骨(左右) ろっこつ Floating ribs(浮遊肋・ふゆうろく) 前端が肋骨弓にもつながらず浮いている。計4個

真肋14+仮肋6+浮遊肋4=24個

胸郭の合計:1+24=25個

上肢の骨(64個)

上肢の骨はすべて左右一対(各2個)です。片側32個×両側=64個になります。

肩帯(4個)

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骨名(左右) 読み 英語名 特徴・役割
鎖骨 さこつ Clavicle 肩甲骨と胸骨をつなぐS字型の骨
肩甲骨 けんこうこつ Scapula 上腕骨と肩関節を形成する大きな扁平骨

上腕・前腕(6個)

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骨名(左右) 読み 英語名 特徴・役割
上腕骨 じょうわんこつ Humerus 肩〜肘の長管骨。肩関節・肘関節を形成
橈骨 とうこつ Radius 前腕の親指側。手首の回内・回外に関与
尺骨 しゃっこつ Ulna 前腕の小指側。肘頭(ひじ頭)を形成

手根骨(16個)

手首にある8種類の小さな骨(片側8個×両手=16個)です。

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骨名(左右) 読み 英語名 特徴・役割
舟状骨 しゅうじょうこつ Scaphoid 橈骨と関節。手根骨の中で骨折が最も多い
月状骨 げつじょうこつ Lunate 手根骨の中央に位置。月形の骨
三角骨 さんかくこつ Triquetrum 小指側の三角形の骨
豆状骨 とうじょうこつ Pisiform 豆形の種子骨。小指側手首の内側に触れる
大菱形骨 だいりょうけいこつ Trapezium 親指の中手骨と関節(CM関節)を形成
小菱形骨 しょうりょうけいこつ Trapezoid 人差し指の中手骨と関節
有頭骨 ゆうとうこつ Capitate 手根骨の中で最大。中指の中手骨と関節
有鈎骨 ゆうこうこつ Hamate 鈎(こう)状突起が特徴。薬指・小指側に位置

中手骨(10個)

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骨名(左右) 読み 英語名 特徴・役割
第1中手骨 ちゅうしゅこつ 1st Metacarpal 親指(母指)の基部
第2中手骨 ちゅうしゅこつ 2nd Metacarpal 人差し指(示指)の基部
第3中手骨 ちゅうしゅこつ 3rd Metacarpal 中指の基部
第4中手骨 ちゅうしゅこつ 4th Metacarpal 薬指(環指)の基部
第5中手骨 ちゅうしゅこつ 5th Metacarpal 小指の基部

指骨(28個)

指の骨は全14種類(親指2節・他4本は各3節)、両手で28個です。

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骨名(左右) 英語名 節数
親指(母指) 基節骨・末節骨 Proximal / Distal phalanx 2節
人差し指(示指) 基節骨・中節骨・末節骨 Proximal / Middle / Distal phalanx 3節
中指 基節骨・中節骨・末節骨 Proximal / Middle / Distal phalanx 3節
薬指(環指) 基節骨・中節骨・末節骨 Proximal / Middle / Distal phalanx 3節
小指 基節骨・中節骨・末節骨 Proximal / Middle / Distal phalanx 3節

親指2節+人差し指〜小指3節×4本=2+12=14種類×両手=28個

上肢の合計:(2+3+8+5+14)×2=32×2=64個

骨盤・下肢の骨(62個)

下肢の骨もすべて左右一対(各2個)です。片側31個×両側=62個になります。

骨盤帯(2個)

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骨名(左右) 読み 英語名 特徴・役割
寛骨 かんこつ Hip bone / Coxal bone 腸骨・坐骨・恥骨が成長とともに癒合した骨。骨盤側壁・後壁を形成

補足:寛骨を構成する腸骨(ちょうこつ)・坐骨(ざこつ)・恥骨(ちこつ)は、子どもの頃は別々の骨ですが成長とともに癒合して1つになります。

大腿・膝・下腿(8個)

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骨名(左右) 読み 英語名 特徴・役割
大腿骨 だいたいこつ Femur 人体最大・最長の骨。股関節・膝関節を形成
膝蓋骨 しつがいこつ Patella いわゆる「膝の皿」。大腿四頭筋の腱内にある種子骨
脛骨 けいこつ Tibia 下腿内側の太い骨。体重の大部分を支持
腓骨 ひこつ Fibula 下腿外側の細い骨。足関節の安定に貢献

足根骨(14個)

足首付近にある7種類の骨(片側7個×両足=14個)です。

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骨名(左右) 読み 英語名 特徴・役割
踵骨 しょうこつ Calcaneus かかとの骨。足根骨の中で最大
距骨 きょこつ Talus 脛骨・腓骨と距腿関節(足関節)を形成。筋肉が付着しない珍しい骨
舟状骨 しゅうじょうこつ Navicular 内側縦アーチの要石(かなめいし)
立方骨 りっぽうこつ Cuboid 外側縦アーチを支える立方体型の骨
内側楔状骨 ないそくけつじょうこつ Medial cuneiform 第1中足骨と関節
中間楔状骨 ちゅうかんけつじょうこつ Intermediate cuneiform 第2中足骨と関節。3つの楔状骨の中で最小
外側楔状骨 がいそくけつじょうこつ Lateral cuneiform 第3中足骨と関節

中足骨(10個)

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骨名(左右) 読み 英語名 特徴・役割
第1中足骨 ちゅうそくこつ 1st Metatarsal 母趾(親指)の基部。歩行の蹴り出しに重要
第2中足骨 ちゅうそくこつ 2nd Metatarsal 第2趾の基部。中足骨の中で最長
第3中足骨 ちゅうそくこつ 3rd Metatarsal 第3趾の基部
第4中足骨 ちゅうそくこつ 4th Metatarsal 第4趾の基部
第5中足骨 ちゅうそくこつ 5th Metatarsal 第5趾(小指)の基部。Jones骨折が起きやすい部位

趾骨(28個)

足の指の骨も手と同様に、母趾(親指)は2節、その他の4本は3節です。両足で28個。

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骨名(左右) 英語名 節数
母趾(親指) 基節骨・末節骨 Proximal / Distal phalanx 2節
第2趾 基節骨・中節骨・末節骨 Proximal / Middle / Distal phalanx 3節
第3趾 基節骨・中節骨・末節骨 Proximal / Middle / Distal phalanx 3節
第4趾 基節骨・中節骨・末節骨 Proximal / Middle / Distal phalanx 3節
第5趾 基節骨・中節骨・末節骨 Proximal / Middle / Distal phalanx 3節

母趾2節+第2〜5趾3節×4本=2+12=14種類×両足=28個

骨盤・下肢の合計:(1+4+7+5+14)×2=31×2=62個

全エリア合計:29+26+25+64+62=206個

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骨にまつわる豆知識

赤ちゃんの骨は約270〜300個──成長で減っていく理由

生まれたばかりの赤ちゃんの骨は約300〜350個あるといわれています(諸説あり)。なぜかというと、産道を通るときに頭が変形できるよう、頭蓋骨がいくつかのパーツに分かれているからです。頭頂部の柔らかい部分「大泉門(だいせんもん)」は生後7〜18か月ごろで閉じ、骨として癒合します。この「骨の癒合(ゆごう)」が全身で起こり、成長完了とともに206個に落ち着きます。

体内最小の骨は耳の中にある──鐙骨(あぶみこつ)

人体で最も小さい骨は耳小骨のひとつ「鐙骨(あぶみこつ)」で、長さ約3mm・幅約2.5mmしかありません。馬に乗るときの足かけ「鐙(あぶみ)」に形が似ているためこの名がついています。音の振動を内耳の卵円窓に伝えるという精密な役割を担っています。

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体内最大の骨は大腿骨──体の約4分の1の長さ

人体最長の骨は大腿骨(だいたいこつ)で、成人では平均約45cmあり、身長の約4分の1に相当します。骨の中でもとりわけ頑丈で、垂直方向への高い耐荷重性を持ちます。

他の骨とつながっていない唯一の骨──舌骨(ぜっこつ)

舌骨は喉の前面に浮いており、筋肉・靭帯で吊られているだけで他のどの骨とも直接関節(かんせつ)していません。舌・喉頭の筋肉のアンカーポイントとして働くため、発声・嚥下(えんげ)には欠かせない存在です。

骨は生きている──約10年で全面リモデリング

骨は硬い鉱物に見えますが、破骨細胞(はこつさいぼう)が古い骨を溶かし、骨芽細胞(こつがさいぼう)が新しい骨を作る「骨リモデリング」を絶えず繰り返しています。成人の全骨格は約10年で完全に入れ替わるといわれており、骨は「生きた組織」です。

人体の骨は「頭部29個・脊柱26個・胸郭25個・上肢64個・下肢62個」で合計206個。本記事では全206個の正式名称・読み方・英語名・役割を一覧でまとめました。骨の名前は語源に面白いものも多く、知れば知るほど人体の精巧さを実感できます。人体にまつわる不思議をもっと知りたい方は、人体の驚くべき雑学25選もあわせてご覧ください。

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