最新ネットスラング一覧2026|ドパガキ・アドガキなど新語20選

ネットの言葉は驚くほど速いスピードで生まれ変わっていきます。TikTok や X(旧Twitter)から広がったものが数ヶ月で「もう古い」扱いになることも珍しくありません。この記事では、2024年末〜2026年に登場・拡散した比較的新しい新語20選に絞って、意味・元ネタ・使い方を整理しました。定番のネットスラング(草・ぴえん・エモい等)は現代日本語ネットスラング119選2ちゃんねる由来の懐かし用語(orz・kwsk・ンゴ等)は2ちゃんねる用語・ネットスラング102選に整理しているので、そちらもあわせてどうぞ。新語は意味や使い方が定まっていないものも多く、本記事は執筆時点の情報です。数ヶ月で意味やニュアンスが変わったり、使われなくなったりすることもあります。

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2024末〜2026年の最新ネットスラング一覧(20選)

以下、複数のメディアやSNSでの使用が確認できた語を厳選しました。意味は「よく言われている解釈」で、辞書的に確定した意味ではありません。元ネタや由来にも諸説があります。

感情・強調系(4語)

「もっと強い感情を表したい」から生まれた新語群です。既存の語では表せない強度を、新語や造語で補う動きが目立ちます。

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よく言われる意味 使い方・元ネタなど
〇〇で滅(めつ) 感情が振り切れて「消滅しそう」なほど強く反応している様子 「好きすぎて滅」「可愛すぎて滅」など。アイドルグループ M!LK の楽曲『好きすぎて滅!』が広まったきっかけとされる。ポジティブ・ネガティブ両方に使う
ギュン 「キュン」よりさらに強い胸のときめき 「キュン→ギュン」の濁音化で、感情の強度がアップした表現とされる
横転 想定外の展開に驚き・ずっこける・呆れる 「〇〇すぎて横転」「〇〇と知って大横転」等。もとは車が横倒しになる意味。SNS上で予想外に振り回された感情を表す俗語として2020年代半ばから普及
ビジュイイじゃん 見た目や雰囲気が良いことを褒める言葉 アイドルグループ M!LK の楽曲『イイじゃん』の「あれ、今日ビジュイイじゃん!」が TikTok で流行のきっかけとされる

Z世代・α世代の呼称系(4語)

「短い動画や強い刺激に慣れて集中できない世代」を揶揄する呼称が2024年末頃から急速に広まりました。揶揄・自虐両方に使われる言葉なので、他人へのラベリングには注意が必要です。

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よく言われる意味 使い方・元ネタなど
ドパガキ ドーパミン中毒のガキの略。強い刺激(ショート動画・SNS・ゲーム等)に慣れて集中力が続かなくなった若年層を揶揄する言葉 元は2024年末頃、Mrs. Green Apple の楽曲『ライラック』を巡る X(旧Twitter)投稿が発端とされる。Z世代・α世代を指して使われることが多い。意味の受け止めや適否には諸説あり、専門家からは「若者一般への呼称としての使用は慎重に」との指摘もある
アドガキ アドレナリン中毒のガキの略。強い興奮やスリルを求める若年層を指す ドパガキと類義だが、ドパガキが「即時の快感・報酬」志向、アドガキが「興奮・スリル」志向、という区別で使われることが多い
ドパる 強い刺激に依存した状態にはまる ドパガキの派生語。「またドパってる」など
ドパ舌 刺激(濃い味)に慣れすぎた味覚 ドパガキの派生語。「もうドパ舌になっちゃった」など
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SNSミーム・写真・映像由来(3語)

ショート動画や写真、映画のセリフ回しなどが元ネタになった構文・ミーム系です。

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よく言われる意味 使い方・元ネタなど
エッホエッホ 過酷な状況・大変な状況をあえて可愛らしく表現する擬音 自然写真家が撮ったメンフクロウのヒナが草むらを懸命に走る写真に「エッホエッホ」の擬音が添えられたのがきっかけとされる。「今日も残業エッホエッホ頑張る」など
タゴサク構文 「〜します。〜だからです」型の断言+やや強引な理由付けの構文 映画『爆弾』(2026年)で佐藤二朗が演じたスズキタゴサクの口調が元ネタ。SNSで自虐やあるあるを語るミーム構文として拡散
モナキ あざと可愛い自撮り・振る舞い アイドルグループ ≠ME 櫻井もものMV切り抜きから発した「私!?♡」的な表情・口調が広まったとされる

人間関係・社会文脈(3語)

SNSでの人間関係や暴露文化を反映した語です。

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よく言われる意味 使い方・元ネタなど
フレネミー 友達のふりをした敵 英語 friend + enemy の合成語。SNS時代の複雑な人間関係を表す語として、日本のZ世代でも定着しつつある
めくれる 隠していたことがバレる/化けの皮が剥がれる 元は刑事・裏社会の隠語。SNSでの暴露文化が日常化したことで一般に広がったと言われる
平成女児 1990年代後半〜2000年代前半に小学生〜中学生だった世代・その頃の女児カルチャーを楽しむ人 パステルカラー・リボン・ハート等の平成レトロ趣味の再ブームと結びつく

文化・キャラ・トレンド系(6語)

キャラクター・食トレンド・愛称など、消費文化と結びついた新語です。

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よく言われる意味 使い方・元ネタなど
チャッピー ChatGPT の愛称 「ChatGPT」を「〜ぴー」の可愛い語尾にした呼称。相談相手として使う Z世代・α世代が「チャッピーに聞いた」等の言い回しで広めたとされる
ミャクミャク 大阪・関西万博2025 の公式キャラクター。SNSでは万博話題を象徴する語として多用 万博期間中〜終了後も X で言及が続き、2025年 SNS流行語の上位に
ラブブ 香港発トイブランド POP MART のキャラ BLACKPINK の LISA が身につけたことで火がついたとされる。ぬい活とセットで語られることも多い
ぬい活 ぬいぐるみ活動の略。お気に入りのぬいぐるみを持ち歩き、SNSで写真をシェアする趣味 「推し」を可視化する新しい形として広まった
ボンドロ ドバイチョコレートの要素を取り入れた韓国発祥の進化系スイーツ ピスタチオ・カダイフのサクサク食感+お餅のモチモチ食感が特徴。2026年上半期の食トレンド語
メロい メロメロになるほど魅力的・可愛い・かっこいい 「推しがメロい」等、推し活文脈で多用される

上記は複数のメディア報道・SNS上の使用例から確認できたものに絞っていますが、新語は使い手・文脈・時期で意味が変わることも多い点にご留意ください。特に「〇〇で滅」のように「〇〇に強い感情が入る型」の表現は、強調のインフレ(キュン→ギュン、好き→好きすぎて滅、など)が起きやすく、半年後には別の言い回しに置き換わっている可能性もあります。

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なぜ新語が次々生まれるのか——SNSと言葉の変化

新語が生まれる速度がここまで速くなった背景には、いくつかの理由がありそうです。

  • TikTok・ショート動画の拡散力:短尺動画は数時間〜数日で数十万〜数百万人に届く。ミーム化した言い回しは、一気に広がりやすい
  • 推し活・ゲーム内スラングの流出:特定コミュニティの内輪用語が、投稿→切り抜きの流れで一般層へ拡散する
  • 感情表現のインフレ:「キュン→ギュン」「好き→好きすぎて滅」など、既存語では表せない強度を新語で補う動きが目立つ
  • 意味の毒抜き(脱シリアス):「大変・つらい」といったネガティブ感情を、「エッホエッホ」「〇〇で滅」のようなポップな語に変換して、SNSに投げやすくする現象も指摘されている
  • 世代を揶揄する語の増加:「ドパガキ」「アドガキ」のように、短い刺激に慣れた若年層を指す呼称が2024年末頃から急拡大。これらは自嘲的にも他称的にも使われる特徴がある

もう一つ興味深いのは、言葉の寿命が年々短くなっているという点です。かつては数年かけて定着した若者言葉が、いまは半年〜1年で「もう古い」と扱われるようになりました。数年前の代表的スラングが調査時点で使用者3人未満の「絶滅」語と分類される、という報告もあります。"最新"の言葉集は、時期を絞って更新し続けなければならない——本記事のような一覧の宿命でもあります。

まとめ

ネットスラング・流行語は、TikTok や X(旧Twitter)で数週間のうちに世に出て、数ヶ月で定着し、数年で古語になっていく——このスピード感が現在の言葉の特徴です。本記事の20選はあくまで2024年末〜2026年の断面で、言葉の意味や使われ方は今後も移り変わっていきます。年に一度程度の更新を想定しています。

定番語と2ch/5ch系の懐かし用語は別記事にまとめているので、あわせてどうぞ。

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