現代ネットスラング119選|草・エモい・ぴえんなど意味・語源まとめ

草・エモい・ぴえん・しか勝たん・推し……SNSや動画配信で日常的に飛び交う現代の日本語ネットスラングを119語、10カテゴリに分類して完全網羅しました。感情リアクション・オタク用語・ゲーム語・Z世代最新語まで、意味と使い方をまとめて解説しています。「これってどういう意味?」と思ったときにすぐ調べられる辞典としてご活用ください。2ch発祥で現在はSNS全体に広まった語も含め、現役で使われているものを中心に収録しています。

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現代ネットスラング一覧

感情・リアクション系

感動・驚き・共感など感情を表す語が最も多様に発展しているカテゴリです。

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スラング 読み 意味 使用例
エモい えもい 感情が揺さぶられる・懐かしさや切なさを感じる。英語 "emotional" または音楽ジャンル「Emo」が語源とされる(諸説あり) 「この曲めちゃエモい」
ぴえん ぴえん 泣く・悲しい・困ったときの小さな嘆き。🥺の顔文字と一緒に使われることが多い 「忘れ物したぴえん」
ぽえん ぽえん ぴえんの上位語。さらに深刻な悲しみや絶望を表す 「ぴえんどころかぽえんなんだけど」
しか勝たん しかかたん 「○○しか勝てない」の短縮。「これが一番」「これ最高」の意味 「今日の夕飯、カレーしか勝たん」
尊い とうとい アイドルやキャラクターが素晴らしすぎて言葉を失う感情 「この2人の絡みが尊すぎる」
尊死 とうとし 「尊くて死ねる」の略。尊さの極み 「尊死案件すぎる」
きゅんです きゅんです 胸がキュンとときめく気持ち。2018〜2020年ごろに流行 「この告白シーンできゅんです」
胸アツ むねあつ 胸が熱くなるほど感動する・熱い展開に心が震える 「最終回、胸アツすぎた」
刺さる ささる 言葉や作品が深く心に響く・自分ごとのように感じる 「この歌詞、刺さりすぎる」
やばい・やば やばい・やば 文脈によって「すごい・最高・まずい」など幅広く使う 「この料理やば、うますぎ」
えぐい・えぐ えぐい・えぐ 強烈・激しい・度を超えている(良い意味にも悪い意味にも) 「えぐ、この曲強すぎる」
かみ 神レベル・最高という意味の形容詞的用法 「神対応!」「神曲すぎる」
優勝 ゆうしょう 「これが一番」「今日イチの出来事」というときに使う 「このスイーツ、今日の優勝」
くさ 笑い。「w(ワラ)」が連なって草原に見えたことから。2ch発祥でSNS全体に普及 「草生えた」「草不可避」
大草原 だいそうげん 草の最上級。大爆笑 「大草原不可避」
萎え・萎える なえ・なえる テンションが下がる・意欲が失せる 「それ聞いて萎えた」

肯定・共感・同意系

SNS上で「わかる」「そうそう」という共感を表す語群です。

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スラング 読み 意味 使用例
りょ・り りょ・り 「了解」の超短縮形。友人間のLINE等で使う 「明日15時でりょ」
わかりみ わかりみ 深く共感できる・わかる気持ちが強い。「わかり+み(接尾辞)」 「わかりみが深すぎる」
わかりみが深い わかりみがふかい 非常に共感できること 「この歌詞、わかりみが深い」
それな それな 「そのとおり・まさにそれ」の意味で強い同意を示す 「全員課題多すぎって言ってる、それな」
ガチ・ガチで がち・がちで 本気・本当に。「本気の」という意味の形容詞にもなる 「ガチで美味しい」「ガチ恋してる」
まじ・マジ まじ・まじ 本当に・本気で。昭和から使われる言葉だがSNSで再強化 「マジで助かった」
たしかに たしかに 「おっしゃる通り・なるほど」という同意 「たしかに。それは言える」
よき・よきよき よき・よきよき 「良い」の古風な表現をあえて使ったもの。「素敵」という意味 「この写真よきよき」
ほんそれ ほんそれ 「本当にそれ」の略。強い共感・同意 「A「授業つまらん」B「ほんそれ」」
すこ すこ 「好き」の変形。かわいいものや共感したものに使う 「このキャラすこすぎる」
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否定・疲れ・嘆き系

ネガティブな感情や困惑をユーモラスに表現する語群です。

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スラング 読み 意味 使用例
無理ゲー むりげー 攻略不可能なゲームの意から転じ「どうにもならない状況」 「この課題、無理ゲーすぎ」
詰み・詰んだ つみ・つんだ 将棋の「詰み(逃げ場なし)」から。もうどうにもならない状態 「終電なくした、詰んだ」
もにょる もにょる 何かが引っかかる・釈然としない・もやもやする 「あの発言、ちょっともにょる」
おこ おこ 「お怒り」の略。かわいく怒っている表現 「遅刻したおこ」
つらたん つらたん 「つらい」をやわらかく表現した語。「〜たん」で幼くする 「月曜つらたん」
しんどい しんどい 疲れた・きつい・精神的にきつい(関西弁から全国普及) 「連続残業、しんどい」
あかん あかん 「ダメ・どうしようもない」(関西弁がSNS経由で全国普及) 「これはあかん」
ドン引き どんびき 引いてしまうほど驚く・完全にテンションが冷める 「あの行動はドン引きした」
メンブレ めんぶれ 「メンタルブレイク」の略。精神的に限界な状態 「最近メンブレ気味」
ガバガバ がばがば 論理や設計が粗い・いい加減なこと 「この計画、ガバガバすぎる」

強調・副詞系

物事を強調・誇張するために使われる語群です。

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スラング 読み 意味 使用例
激〜 げき〜 「すごく〜・激しく〜」の意味の接頭辞(激かわ・激うまなど) 「激かわ!」「激うま」
鬼〜 おに〜 「超〜・鬼のように〜」の意味の強調接頭辞(鬼かわいい等) 「鬼強い」「鬼難しい」
ワンチャン わんちゃん 「一縷の望み・もしかしたらいけるかも」の意味 「ワンチャン合格あるかも」
秒で びょうで 「あっという間に・即座に」の意味 「秒でわかった」「秒で売り切れた」
爆速 ばくそく 非常に速い・驚くほどのスピード 「このPC、爆速になった」
最強 さいきょう 最高・最良・一番優れている(褒め言葉として) 「このアプリ最強すぎる」
無双する むそうする 一人で圧倒する・ゲームのように大活躍する 「今日の試合、あの選手無双してた」
チート ちーと 反則レベルで強い・ズルいくらい優れている 「このキャラ、チートすぎる」
廃スペック はいすぺっく 必要以上に高性能・オーバースペック 「廃スペックPC買っちゃった」

接尾辞・造語パターン系

現代語特有の造語法や新しい用法でできた語群です。

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スラング 読み 意味 使用例
〜み 〜み 「〜の感じ・〜の程度」を表す接尾辞(わかりみ・つらみ・好きみなど) 「つらみしかない」
〜でしかない 〜でしかない 「これ以外の何物でもない」を強調。確信を込めた断言 「天才でしかない」
〜すぎ 〜すぎ 「〜が過ぎる」の略。強調用法(えぐすぎ・かわいすぎ) 「ありがたすぎる」
陽キャ ようきゃ 明るく社交的なキャラクター・陽気な人 「あの子、陽キャだよね」
陰キャ いんきゃ 内向的・人見知りなキャラクター。自称でも使う 「完全に陰キャなので行けない」
地雷系 じらいけい ファッション用語から転じ「接したら面倒になる人・地雷がある人」を指す 「ちょっと地雷系かもしれない」
量産型 りょうさんがた 没個性・ありきたりなタイプ。ファッション・性格に使う 「量産型コーデ」
界隈 かいわい 特定のコミュニティ・ジャンルの世界・場 「推し活界隈」「TikTok界隈」
オワコン おわこん 「終わったコンテンツ」の略。時代遅れ・廃れたもの 「そのゲームもうオワコン」
ガチ勢 がちぜい 本気で取り組む人・hardcore enthusiast 「あの人、ゲームガチ勢だよ」
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SNS・ネット操作用語

Twitter/X・Instagram・TikTokなどで使われる操作・行動に関する語群です。

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スラング 読み 意味 使用例
バズる ばずる 投稿が急拡散する・話題になる。英語 "buzz" から 「この動画バズってる」
エゴサ えごさ 「エゴサーチ」の略。自分の名前やハンドルを検索すること 「エゴサしたら変なの出てきた」
フォロバ ふぉろば フォローバック。相手のフォローに対してフォローし返すこと 「フォロバしました」
ソフトブロック そふとぶろっく フォロワーを外すための間接的な操作(ブロック→即解除) 「ソフトブロックされてたかも」
垢・アカ あか・あか 「アカウント」の略 「裏垢がバレた」
鍵垢 かぎあか 鍵付きアカウント(非公開アカウント) 「鍵垢にしようか迷ってる」
裏垢 うらあか 本垢とは別の匿名・非公開アカウント 「裏垢で本音つぶやいてる」
FF外 えふえふがい フォロー・フォロワー外。「FF外から失礼します」は見知らぬ人がリプライする際の枕詞 「FF外から失礼します」
ツイ消し ついけし ツイート・投稿を削除すること 「ツイ消ししても見てたよ」
リプ りぷ リプライ(返信)の略 「リプありがとう」
TL(タイムライン) たいむらいん タイムライン。フォロー中アカウントの投稿一覧 「TLが平和で助かる」
炎上 えんじょう 投稿・発言に批判が殺到してSNSが騒ぎになること 「あの発言で炎上した」
トレンド入り とれんどいり Twitterなどのトレンドランキングに載ること 「1位トレンド入りした」
マシュマロ ましゅまろ 匿名でメッセージを送れるサービス「Marshmallow」 「マシュマロで質問募集中」
ミュート みゅーと 相手に知らせずにタイムラインから非表示にすること 「あのアカウントミュートした」

オタク・推し活系

アイドル・アニメ・ゲームのファン文化から生まれた語群です。

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スラング 読み 意味 使用例
推し おし 最も好きな人・キャラクター。応援対象 「推しが新曲出した」
推す おす 応援する・ひいきにする 「このアイドルを推してる」
推し活・オタ活 おしかつ・おたかつ 推しを応援するための活動全般 「推し活のために貯金してる」
推し変 おしへん 推し(最推し)が変わること 「推し変したけど前の推しも好き」
ガチ恋 がちこい アイドルや配信者に実際に恋愛感情を持つこと 「ガチ恋勢がいる」
担当 たんとう Jpopアイドルグループで「自分の推し担当メンバー」 「担当は〇〇くんです」
供給 きょうきゅう 推しからのコンテンツ・写真・動画などが届くこと 「今日は供給が多い日だ」
供給過多 きょうきゅうかた 推しコンテンツが多すぎて処理しきれない状態 「最近供給過多で死ぬ」
履修する りしゅうする アニメや作品を見ること(大学の講義履修から転用) 「この作品、まだ履修できてない」
成仏する じょうぶつする 気になっていた出来事が解決して心が落ち着くこと 「あのシーンやっと成仏できた」
昇天する しょうてんする 推しの可愛さや尊さに耐えられず「死ぬ」こと(喜びの表現) 「このビジュで昇天した」
現場 げんば ライブ・イベント会場。ファンが集まる場 「来月の現場が楽しみ」
遠征 えんせい 遠くのライブ・イベントへ出かけること 「大阪まで遠征した」
沼る・沼落ち ぬまる・ぬまおち ハマりすぎて抜け出せなくなること 「この沼、深すぎて出られない」
ぬま 抜け出せない深いハマり具合のことを比喩的に表す 「推し活は沼」
尊み とうとみ 尊さの程度。「尊い+み(接尾辞)」 「尊みが深すぎる」

ゲーム・配信系

オンラインゲームや配信文化から生まれた語群です。

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スラング 読み 意味 使用例
廃人 はいじん 廃人のようにゲームに費やしている人。極限のヘビーユーザー 「廃人プレイして最高位になった」
ガチャ がちゃ スマホゲームのランダムアイテム入手システム 「ガチャ引いたら神引きだった」
天井 てんじょう ガチャで一定回数引けばレアが確定する救済システム 「天井まで引き続ける」
無課金 むかきん ゲームにお金を払わずに遊ぶこと・プレイヤー 「無課金で最強まで育てた」
重課金 おもかきん ゲームに大量のお金を投じること・プレイヤー 「重課金したら全部揃った」
廃課金 はいかきん 限度を超えてお金をつぎ込むこと。廃人レベルの課金 「廃課金して後悔している」
神ゲー かみげー 神レベルに面白いゲーム 「あのRPG、神ゲーだった」
クソゲー くそげー ひどいゲーム・不出来なゲーム 「クソゲーだったけど完走した」
バグる ばぐる バグが起きる。転じて「思考が止まる・フリーズする」 「突然の告白でバグった」
キャリー きゃりー チームを勝利に導く活躍をすること 「あの人に今日もキャリーしてもらった」
雑魚 ざこ 弱い・大したことない。小魚(雑魚)から転じた語 「雑魚敵しか出てこない」
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スマホ・コミュニケーション系

スマートフォンを使ったやり取りで生まれた語群です。

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スラング 読み 意味 使用例
既読スルー きどくするー LINEなどでメッセージを読んだのに返信しないこと 「既読スルーされてる気がする」
未読スルー みどくするー メッセージを読まずに放置すること 「未読スルー多い人だよね」
スクショ すくしょ スクリーンショットの略 「証拠にスクショしといた」
盛れる・盛れた もれる・もれた 加工・ライティング・角度などでよく見えた写真のこと 「このフィルター、めっちゃ盛れる」
インスタ映え いんすたばえ Instagram映りがよい・見栄えのいい外観 「インスタ映えするカフェだ」
バエる ばえる 「映え(インスタ映え)」の動詞化。見た目が映える 「この構図めちゃバエる」
DM・DMする でぃーえむ ダイレクトメッセージ。他人から見えない1対1の連絡 「詳しくはDMで」
ブロック ぶろっく 相手からの接触を完全に遮断する機能 「ブロックされてた」

Z世代・最新流行語

2020年代以降に特に若い世代の間で広まった語群です。

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スラング 読み 意味 使用例
ととのう ととのう サウナ文化から。身体と心が完全に整ってリラックスした状態 「サウナ入ってととのった」
チルい・チル ちるい・ちる 落ち着いている・ゆったりしている。英語 "chill" から 「今日はチルな一日だった」
蛙化現象 かえるかげんしょう 好きだった相手の普通の行動を見て急に冷めてしまう心理現象 「蛙化現象が激しい」
親ガチャ おやがちゃ 生まれる家庭・親は選べないことをガチャに例えた語 「親ガチャ外れた感ある」
タイパ たいぱ タイムパフォーマンス。費やした時間に対するコスパ 「倍速視聴はタイパがいい」
チー牛 ちーぎゅう 根暗・内向的なイメージの男性像。すき家の三色チーズ牛丼を注文するキャラクターのネットミームから 「チー牛って言葉は使いたくない」
普通に(新用法) ふつうに 「普通に考えて〜だよね」ではなく「正直・実は・思ったより」の意味で使う 「普通に美味しかった」
意識高い系 いしきたかいけい 向上心や意識の高さをアピールしているが中身を伴わないタイプ 「意識高い系の投稿ばかりしてる」
ぼっち ぼっち 一人でいる・一人でいることが多い人。「ぼっち飯」などで使用 「今日もぼっち飯」
にわか にわか 最近ファンになったばかりの人・付け焼き刃のファン 「にわかでも楽しめる作品」
コスパ こすぱ コストパフォーマンス。費用対効果 「コスパ最強の定食屋」
情強 じょうきょう 情報強者。情報収集・活用が得意な人 「情強は早割で取ってる」
情弱 じょうじゃく 情報弱者。情報収集が苦手な人 「情弱だから定価で買った」
最推し さいおし 推しの中でも最も推している一人・ナンバーワン推し 「最推しの誕生日を全力で祝う」
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注目スラングの語源と背景

エモいの語源

「エモい」は英語の "emotional(感情的な)" を語源とする形容詞です。もともとは音楽ジャンル「エモ(Emo:エモーショナルハードコアの略)」のファンの間で使われていたスラングとされていますが、語源については諸説あります。2015〜2016年ごろからSNSで急速に普及し、懐かしさ・切なさ・感動などの感情全般を表す言葉へと意味が広がりました。「あの場所に戻りたくなる」「なぜか泣きそうになる」という説明しづらい複雑な感情を一語で表現できる利便性から幅広い年代に定着しています。

ぴえんの語源

「ぴえん」は泣き声の擬音語から生まれた語で、2019年ごろに爆発的に流行しました。絵文字「🥺」との相性が良く、SNS上で「ぴえん🥺」という表現が広まったことで若者言葉として定着。「大泣き」という深刻なものではなく、ちょっと悲しい・困ったときに使う軽い嘆きのニュアンスが特徴です。さらに上位の「ぽえん」「ぱおん」という語も生まれ、悲しさのグラデーションを表す語族になっています。

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推し文化の広がり

「推し」はもともとアイドルオタク文化から生まれた語で、「自分が最も応援するメンバー・人物」を指しました。2000年代にモーニング娘。などのアイドルファンの間で定着し、AKB48の総選挙文化とSNSの普及によって広く一般化したとされています。2010年代後半以降はアイドルのみならず、アニメキャラクター・スポーツ選手・架空のキャラクター・実在の俳優など様々な対象に使われるようになりました。2021年には「推し」を題材にした漫画・ドラマがヒットし、ファン文化の代名詞的な語として社会的認知度が一気に高まっています。

草の語源

「草(くさ)」は2ch(現5ch)・ニコニコ動画を発祥とするネットスラングで(諸説あり)、笑いを意味する「w(ワラ)」が連なった「www」が草原に見えることから「草」と呼ばれるようになりました。2010年代以降にTwitterなどのSNS全体に普及し、現在では世代・プラットフォームを問わず使われる言葉になっています。「草生えた」「草不可避」「大草原」など多彩な派生表現も生まれています。

ガチャ文化の広がり

「ガチャ」はスマートフォンゲームのアイテム抽選システムを指す語でしたが、次第に「運任せ・選べないもの」全般に使われるメタファーになりました。「親ガチャ」「上司ガチャ」「クラスガチャ」など、人間関係や環境が運任せであることを表す新しい用法が2020年代に急増しています。良い意味では「神引き」、悪い意味では「爆死」という語も定着しています。

蛙化現象とは

「蛙化現象」とは、グリム童話「かえるの王子様」に例えて、好きだった相手の普通の行動(食べ方・歩き方・普段の言動)を目にしたときに急に気持ちが冷めてしまう心理現象を指します。2022〜2023年にSNSで一気に広まり、TikTokでも多数の体験談動画が投稿されました。心理学的には「幻滅効果」に近い概念ですが、この語の流行がきっかけで「自分もそうだ」と共感する人が多く話題になりました。

まとめ

現代の日本語ネットスラング・若者言葉は、SNS・ゲーム・オタク文化・Z世代のライフスタイルを反映しながら常に変化しています。特に「エモい」「推し」「ぴえん」などはすでに辞書に収録されるほど定着した語も多く、現代語の一部として認識されています。

2ch・5ch発祥の懐かしいネット語については姉妹記事2ちゃんねる用語・ネットスラング102選もあわせてどうぞ。言葉は生き物です。今後も新しいスラングが生まれるたびに更新していきます。

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