NEW! 世界の言葉 入門ことのは図鑑世界の言葉心理 Voorpret(フォールプレット)とは|楽しみの「前」が最も輝く——オランダ語が教える「事前の喜び」の科学【ことのは図鑑】 Voorpret(フォールプレット)というオランダ語をご存じですか。旅行の計画を立てながら感じる高揚感、プレゼントを選ぶときの胸の躍り、コンサートの開演を待つあの独特の喜び——誰もが経験するのに、日本語にはこの感覚を表す一語がありません。オ... 2026-10-22 トリヴィ編集長
日本語の表現 入門ことのは図鑑大和言葉難読漢字 漣(さざなみ)とは|万葉集が詠んだ琵琶湖の難読語【ことのは図鑑】 水面をそっと撫でるような、細かくて穏やかな波——「漣」。この漢字、正しく読めますか? 「れん」「ちょうろう」と読んでしまう方も多いですが、正しくは「さざなみ」。字面からは想像もつかない読みをもつ難読漢字のひとつです。 ただの波の名前ではあり... 2026-10-21 トリヴィ編集長
語源 入門ことのは図鑑日本語伝統色 滅紫(けしむらさき)とは|「消え入る紫」に宿る平安の余白美【ことのは図鑑】 滅紫(けしむらさき)という色名を、正しく読める人はどれくらいいるだろう。「めつし」「めっし」と読んでしまいそうなこの字は、正しくは「けしむらさき」と読む。 この色の正体は、紫に向かいながら紫にはなりきらない、深く沈んだ灰紫色だ。鮮やかな紫を... 2026-10-21 トリヴィ編集長
語源 一覧ことのは図鑑日本語語源 柿渋色(かきしぶいろ)とは|何色か答えられない?渋柿の汁が育てた深みある伝統色【ことのは図鑑】 「柿渋色って何色?」と問われて、すぐに答えられる人は少ないはずです。 柿のオレンジ色?それとも渋い茶色?——実は正解は「どちらでもあり、どちらでもない」のです。柿渋色は、渋柿の汁を発酵させた液体「柿渋」で染めた色であり、酸化の段階によって明... 2026-10-20 トリヴィ編集長
日本語の表現 入門ことのは図鑑大和言葉古語 陽炎(かげろう)とは|実在するが触れられない揺らぎ——炎と蜉蝣の「二重の儚さ」を持つ大和言葉【ことのは図鑑】 夏の日、アスファルトの路面を見ていると、景色がゆらゆらと揺れるように見えることがあります。「陽炎(かげろう)」と呼ばれるこの現象、実は春の季語であり、「あるかなきかの心地」——実在するのに手が届かない、見えるのに掴めない——という日本語の無... 2026-10-19 トリヴィ編集長
語源 入門ことのは図鑑語源伝統色 濡羽色(ぬればいろ)とは|「濡れたカラスの羽」が基準だった——漆黒を超えた平安の美しい黒【ことのは図鑑】 濡羽色(ぬればいろ)——字を見ると「ぬれは いろ」とも読めそうですが、正しくは「ぬればいろ」。濡れたカラスの羽根のような、深みのある光沢をもつ黒色のことです。 この言葉が面白いのは、単に「黒い」と言わず、わざわざ「カラスの、濡れた羽の、あの... 2026-10-18 トリヴィ編集長
語源 入門ことのは図鑑伝統色千利休 利休鼠(りきゅうねずみ)とは|千利休の名を冠した緑みの灰色【ことのは図鑑】 灰色には、単なる「地味な色」では収まりきらない奥深さがあります。 利休鼠(りきゅうねずみ)は、わずかに緑みを帯びた、しっとりとした灰色の日本の伝統色です。「鼠色」なのに「利休(千利休)」の名を冠し、北原白秋が「城ヶ島の雨」の冒頭で詠んだこと... 2026-10-17 トリヴィ編集長
世界の言葉 入門ことのは図鑑翻訳できない言葉ルーマニア語 Dor(ドール)とは|サウダーデとは異なる——ルーマニアの「愛と哀愁が溶け合う感情」【ことのは図鑑】 どこかに置いてきてしまったような、でも今まさに感じているような——そんな複雑な「恋しさ」に、ルーマニア語はたった一語で名前をつけました。それが Dor(ドール) です。愛・郷愁・切望・悲しみが一語に溶け合い、失われたものだけでなく「今そこに... 2026-10-16 トリヴィ編集長
語源 入門ことのは図鑑語源伝統色 秘色(ひそく)とは|1000年以上謎だった幻の青磁色【ことのは図鑑】 「秘色(ひそく)」——この2文字を目にしたとき、多くの人は「何かが秘められている色」というイメージを抱くのではないでしょうか。 その直感は、正しいのです。 秘色とは、古代中国の名窯が生み出した幻の青磁色。皇帝への献上品として使用を禁じられ、... 2026-10-15 トリヴィ編集長
日本語の表現 入門ことのは図鑑日本語大和言葉 空蝉(うつせみ)とは|「この世」と「蝉の殻」の二重の意味【ことのは図鑑】 「うつせみ」——五文字の音に、不思議な静けさが宿っています。空蝉は「この世・現世」と「蝉の脱け殻」というまったく異なるふたつの意味を、ひとつの語に収めた大和言葉です。万葉集に詠まれ、源氏物語では光源氏が思いを寄せた女性の名に充てられた。読み... 2026-10-15 トリヴィ編集長
世界の言葉 入門ことのは図鑑世界の言葉翻訳できない言葉 Merak(メラク)とは|好奇心と情熱で何かを探し求めるトルコ語の精神【ことのは図鑑】 Merak(メラク)はトルコ語で、「好奇心・関心・探求する情熱」を意味する翻訳できない言葉です。日本語の「好奇心」に近いですが、それだけでは捉えきれない深みがあります。 ただ「知りたい」という落ち着いた欲求ではなく、知らずにはいられない引力... 2026-10-14 トリヴィ編集長
日本語の表現 入門ことのは図鑑日本語美意識 幽玄(ゆうげん)とは|世阿弥が能に宿らせた言葉で表せない美の極致【ことのは図鑑】 「幽玄という言葉は知っている。でも、どう説明すればいいかわからない」——そんな感覚、ありませんか? 侘び・寂びやもののあわれとともに語られることの多い幽玄は、日本が生んだ美的概念の中でもとりわけ「逃げ足が速い」言葉です。意味を問われるたびに... 2026-10-13 トリヴィ編集長