Claude Codeのスラッシュコマンド26種|/clear・/compactの使い方まとめ

Claude Codeを触っていると、入力欄で「/」を打つと候補がずらりと出てきます。会話履歴の圧縮、モデルの切り替え、CLAUDE.mdの自動生成、PRレビューまで、覚えておくとワークフローが一段速くなるショートカット的な機能——これが スラッシュコマンド です。この記事では、公式ドキュメントで確認できる組み込みコマンドを機能別に整理し、後半では自作のカスタムスラッシュコマンドの作り方まで解説します。バージョンで増減する仕組みなので、最新の完全な一覧は Claude Code 内で /help を叩くか、公式ドキュメントでご確認ください。(Claude Code の実行中に表示される Wibbling などの単語について気になった方は、Claude Code実行中のスピナー動詞まとめもどうぞ。)

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スラッシュコマンドとは

Claude Code の スラッシュコマンド とは、/help/clear のように「/」で始まる、Claude Code に対する組み込み命令のことです。ターミナル(または対応IDEの中の Claude Code)で、メッセージの先頭に打ち込みます。

  • 通常のプロンプト(自然文)とは別扱い:Claude に「〜してください」と指示するのと違い、スラッシュコマンドは Claude Code の CLI が直接解釈する制御コマンド
  • メッセージの先頭に置く:文中に混ぜても認識されない
  • / だけ入力するとメニューが出る:候補一覧が絞り込み表示されるので、うろ覚えでも探せる
  • /help で使い方ヘルプを表示:何ができるかは、まずここを叩くのが早い

種類は大きく2つあります。

  • 組み込み(built-in)スラッシュコマンド:Claude Code に最初から用意されているコマンド
  • カスタムスラッシュコマンド:自分で作って .claude/commands/ などに置いたコマンド(本記事の後半で解説)

公式ドキュメントによると、組み込みだけで60種以上あり、加えてバンドルされている「Skills」5個などが利用可能です。本記事では、その中から公式ドキュメントで確認できる26種を、機能別に整理して紹介します。

よく使う組み込みスラッシュコマンド一覧

以下、公式ドキュメントで確認できる組み込みスラッシュコマンドを機能別に整理しました。Claude Code はバージョンアップの頻度が高く、コマンドは追加・削除されるため、最新の完全な一覧は必ず Claude Code 内 /help公式ドキュメントでご確認ください。

セッション制御・コンテキスト管理

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コマンド 何をするか 使いどころ
/help ヘルプ表示(何ができるかの一覧) 使い方を忘れたときの最初の一手
/clear 会話履歴を消して真っさらから始める タスクの区切り・話題を切り替えたいとき
/compact 会話履歴を要約に圧縮 セッションが長くなり、コンテキストが埋まってきたとき
/context 現在のコンテキスト使用状況を表示 どれくらい消費しているか確認したいとき
/rewind 会話を過去の時点まで巻き戻す(Esc を2連打でも呼び出せる) 直前の一手を取り消したいとき
/resume 過去のセッションを一覧から選んで再開 前回の続きから作業する
/exit Claude Code を終了 セッションを閉じたい
/quit /exit と同じ どちらでも同義
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モデル・設定

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コマンド 何をするか 使いどころ
/model 使うモデルの切り替え 難易度と料金のバランスを取りたいとき
/config 設定表示・変更 挙動を細かく調整したい
/permissions 承認ルールの設定 「これは勝手に許可」「これは要確認」の運用設計

プロジェクト・メモリ

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コマンド 何をするか 使いどころ
/init プロジェクトを解析し、CLAUDE.md を自動生成 新規プロジェクトで最初にやる初手
/memory プロジェクトメモリ(CLAUDE.md 等)の管理 ルール追記・整理をしたいとき

開発ワークフロー

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コマンド 何をするか 使いどころ
/plan Plan モードの切り替え(1手ずつ承認しながら進める) 大きな変更や慣れないコードベースで慎重に進めたい
/review GitHub の PR を対象に読み取り専用のレビューを実行 PR チェックを AI に手伝ってもらいたい
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拡張・エコシステム

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コマンド 何をするか 使いどころ
/agents サブエージェント(子エージェント)の管理 大きな探索や独立タスクを子エージェントに任せる
/mcp MCP(Model Context Protocol)サーバーの管理 外部ツール・データソースを Claude に繋ぐ
/hooks フック(コマンド前後・保存時などの割り込み処理)の管理 自動フォーマット・ログ・通知等を追加したい
/plugin プラグインの管理 コマンド・エージェント・Skills・MCP等を配布物として追加

運用・診断

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コマンド 何をするか 使いどころ
/cost 現在のセッションのトークン使用量とコストを表示 出費を把握したいとき(特にAPI課金運用時)
/status セッションとアカウントの状態を表示 ログイン状態や現在のセッション情報を確認
/doctor インストール・実行環境の診断 何かおかしいときの切り分け
/bug 現在のセッション情報付きでバグ報告(フィードバック) Anthropic 側にバグ情報を送りたい

その他

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コマンド 何をするか 使いどころ
/vim 入力欄で Vim キーバインドを切り替え エディタで Vim を使う人向け
/release-notes リリースノートを表示 最新変更点を確認したい
/upgrade Pro/Max プランへのアップグレード導線 プランや状態によって表示条件あり

認証(ログイン・ログアウト)についての注記:認証は、上記のスラッシュコマンドではなく、シェルから claude auth login / claude auth logout を実行するのが公式の方法です。「/login」「/logout」がスラッシュコマンドとして紹介されることもありますが、公式ドキュメントで確認できる範囲では CLI 引数として扱う整理が中心です。混同しないよう注意しましょう。

以上、公式ドキュメントで確認できる範囲の26種でした。「/pr」「/triage」などコミュニティのガイドで紹介されるコマンドもありますが、これらはプラグイン・Skills として配布されているもの、または個人の自作コマンドで、標準の組み込みコマンドではない場合が多いので、区別して扱うのが安全です。

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自分でコマンドを作る(カスタムスラッシュコマンド)

Claude Code の便利さは、自分で新しいスラッシュコマンドを作れるところにもあります。よく使う定型プロンプトをコマンド化しておけば、1回打つだけで長い指示を再現できます。

作り方の基本

作り方はシンプルで、Markdown ファイルを所定のフォルダに置くだけです。

  • プロジェクト共有.claude/commands/コマンド名.md に置くと、そのプロジェクト内で /コマンド名 として呼び出せる
  • 自分専用(全プロジェクト共通)~/.claude/commands/コマンド名.md に置くと、どのプロジェクトからでも呼び出せる

ファイルの中身が、そのままコマンドを叩いたときのプロンプトとして Claude に渡されます。

YAML フロントマター(任意)

先頭に --- で挟んで YAML を書くと、コマンドの説明や利用ツール制限、モデル指定などをできます。

  • description:コマンドの説明(一覧に表示される)
  • argument-hint:引数の使い方のヒント表示
  • allowed-tools:使わせるツールの限定
  • model:使うモデルの指定
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引数の受け取り

コマンドは引数を受け取れます。

  • $ARGUMENTS:コマンド後に打った文字列すべて
  • $1 $2:位置引数(1つ目・2つ目)

例:/fix-issue 123 high と打ったとき、Markdown 内で $1123$2high になります。

名前空間(サブディレクトリ)

.claude/commands/frontend/component.md のようにサブディレクトリに置くと、/frontend:component のような名前空間付きのコマンドとして呼び出せます。コマンド数が増えてきたときに、テーマ別に整理する助けになります。

Skills との違い

より新しい仕組みとして Skills.claude/skills/<name>/SKILL.md)があります。Skills も /name で明示呼び出しできる点はスラッシュコマンドと同じですが、Skills は Claude が「今ここで使うべき」と自律判断して自動発動もできる点が異なります。「常に手動で叩きたいならスラッシュコマンド、AI に発動判断も任せたいなら Skills」という使い分けが、公式で案内されています。

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まとめ

Claude Code のスラッシュコマンドは、/help で一覧が引ける組み込みコマンドと、.claude/commands/ に自分で置くカスタムコマンドの2系統があります。組み込みは公式で60種以上と案内があり、本記事では公式ドキュメントで確認できる26種を機能別に整理しました。バージョンで増減しますので、最新は Claude Code 内 /help公式ドキュメントで随時ご確認ください。日々のワークフローに合わせて手ざわりのよいコマンドを選び、必要なものは自作していく——これが Claude Code を使いこなすコツです。

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