
Claude Code を触っていると、Esc で処理を止めたり、Shift+Tab でモードを切り替えたり、いくつかのキーの組み合わせで作業スピードがぐっと変わります。この記事では、Anthropic の公式ドキュメントで確認できる Claude Code のキーボードショートカットを、機能別に整理しました。キーの割り当ては OS やバージョン、ターミナルソフトによって挙動が変わる場合があります。最新の状態は、Claude Code 内 /keybindings か公式ドキュメントでご確認ください。(Claude Code の組み込みスラッシュコマンドについてはスラッシュコマンド一覧、実行中に出るユニークな英単語についてはスピナー動詞まとめもあわせてどうぞ。)
ショートカットとは・基本の使い方
Claude Code のショートカットとは、キーの組み合わせで特定の動作をさせる仕組みです。ターミナル(または対応 IDE の中の Claude Code)内で、いつでも使えます。
まず覚えておきたい基本は3つあります。
Esc:Claude が生成中の応答やツール呼び出しを中断する。それまでに完了した分は残るCtrl+C:入力中のテキストをクリア。連続で2回押すと Claude Code を終了する/keybindings:ユーザー定義のキーバインドファイル(~/.claude/keybindings.json)を開く/作成する。自分好みに割り当てを変えられる
Esc と Ctrl+C は動作が似ていて混同されがちですが、Esc は「AI に生成を止めて」の意味・Ctrl+C は「自分の入力を消したい」の意味、と役割が違います。長い応答の途中で「もういい」と止めたいときは Esc、入力欄をリセットしたいときは Ctrl+C、と使い分けると混乱しません。
キーバインドはカスタマイズもできます。設定ファイル(~/.claude/keybindings.json)を編集すれば、ctrl+k shift+tab などの記法で自分の好みに変更可能。変更は再起動なしで反映されます。
よく使うショートカット一覧
以下、機能別に整理しました。キーの割り当ては OS(macOS/Windows/Linux)やターミナルソフト、Claude Code のバージョンによって挙動が異なる場合があります。とくに Option+○○(Mac)や Alt+○○ は、ターミナル側で Option を Meta として扱う設定が必要な場合があります(iTerm2 なら Settings > Profiles > Keys で Left/Right Option を "Esc+" に)。
実行制御・中断
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| キー | 動作 | 使いどころ |
|---|---|---|
| Esc | Claude の生成/ツール実行を中断(完了した分は残る) | 応答を途中で止めたい |
| Esc Esc(2回連打) | Rewind メニューを開く(会話・コード・両方の巻き戻しから選ぶ) | 一手戻したい・複数手戻したい |
| Ctrl+C | 入力欄をクリア。連続2回で Claude Code を終了 | 入力をやり直したい・終了したい |
| Ctrl+D | Claude Code を終了 | セッションを閉じる |
モード切替・表示
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| キー | 動作 | 使いどころ |
|---|---|---|
| Shift+Tab | パーミッションモードを切り替え(Default / AcceptEdits / Plan / Auto) | 「どこまで自動で許可するか」を切り替えたい |
| Alt+T | Extended Thinking(拡張思考モード)の切り替え | 難しい問題で思考の深さを増やしたい |
| Ctrl+L | 画面を再描画 | 表示が乱れたとき |
| Ctrl+O | Transcript viewer(会話ログの閲覧)を開く | 過去のやり取りをスクロールして見たい |
履歴・検索
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| キー | 動作 | 使いどころ |
|---|---|---|
| ↑ / ↓ | コマンド履歴を前後に移動 | さっき打ったプロンプトを呼び出す |
| Ctrl+R | 履歴の逆方向検索(続けて押すと古いマッチを巡回) | 昔のプロンプトを検索して再利用したい |
入力欄の編集(bash風の行編集)
Ctrl+A Ctrl+E などは Bash や Zsh でも同じ動作をする Emacs 風の行編集キーで、Claude Code もこの慣習に沿った作りになっています。ターミナルに慣れている人には見覚えがあるはずです。
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| キー | 動作 |
|---|---|
| Ctrl+A | カーソルを行頭へ |
| Ctrl+E | カーソルを行末へ |
| Ctrl+K | カーソル位置から行末まで削除 |
| Ctrl+U | カーソル位置から行頭まで削除 |
| Ctrl+W | カーソルの1つ左の単語を削除 |
| Alt+F | 単語1つ右へ移動 |
| Alt+B | 単語1つ左へ移動 |
複数行入力(改行の入れ方)
Claude Code のプロンプトは Enter で送信されてしまいますが、改行を含めたい場面は当然あります。方法は複数あります。
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| キー | 動作 | 備考 |
|---|---|---|
\ を打ってから Enter |
改行を挿入 | どのターミナルでも使えるユニバーサルな方法 |
| Shift+Enter | 改行を挿入 | iTerm2 / WezTerm / Ghostty / Kitty / Warp / Apple Terminal / Windows Terminal 等では設定不要 |
| Option+Enter(Mac) | 改行を挿入 | 主に macOS |
| Ctrl+J | 改行を挿入 | 汎用的な代替 |
Shift+Enter は VS Code の内蔵ターミナル・Cursor・Alacritty・Zed など動かない環境もあります。その場合は Claude Code 内で /terminal-setup を実行するとバインディングを追加できます。動かなければ、まず \ + Enter に切り替えれば確実です。
入力補助(Tab・記号)
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| キー | 動作 | 使いどころ |
|---|---|---|
| Tab | 履歴からの補完・ファイルパスの補完 | 長いパスや過去のプロンプトを素早く |
| Tab または → | 補完候補(ゴーストテキスト)を受け入れる | 表示された候補を確定させる |
| /(スラッシュ) | スラッシュコマンドのメニュー表示 | 組み込みコマンドを探すとき |
| @(アットマーク) | ファイルパスのメンション補完(@src/App.tsx 等) |
打ったファイルを Claude が読み込む |
| #(シャープ) | Quick memory add(打った内容が CLAUDE.md へ追記) | 「これルール化しよう」を1行で追加 |
覚えておくと便利な使い分け
ここまでのショートカットを踏まえた、ちょっと踏み込んだ使い分けを紹介します。
「止めたい」の使い分け:Esc / Ctrl+C / Esc Esc
- 応答を途中で止めたい →
Esc(完了した分は残る) - 入力を消してやり直したい →
Ctrl+C(連続で押すと終了) - 一手前に戻したい →
Escを2回連打で Rewind メニュー が開く
Rewind は「会話だけ」「コードだけ」「両方」を選べる巻き戻しなので、「操作を戻したい/コードは戻したいが会話は残したい」など、細かい要望に応えられます。単なる中止(Esc)と巻き戻し(Esc Esc)は用途が違うので、覚えておくと安心です。
「モード切り替え」は Shift+Tab で
Claude Code のパーミッションモード(Default / AcceptEdits / Plan / Auto)は、Shift+Tab を押すだけでサイクル切り替えできます。慎重に進めたいときは Plan、勢いよく変更したいときは AcceptEdits、と切り替えて使うことで、状況に合わせた運用ができます。
# はメモを速く育てる
CLAUDE.md(プロジェクトのルールファイル)に追記したいことがあれば、いちいちエディタで開かず、プロンプト入力欄で先頭に # をつけて打つだけで即書き込みできます。「JavaScript ファイルは2スペースインデントで」など、思いついた瞬間にルール化できるのは、地味ですが効いてきます。
まとめ
Claude Code のショートカットは、Esc(中断)・Ctrl+C(入力クリア/終了)・Shift+Tab(モード切替)の3つを押さえるだけでも、作業速度がぐっと変わります。加えて、bash 風の行編集キーや \+Enter による複数行入力、@ # の記号による補助入力を組み合わせれば、より流暢に Claude Code を扱えるようになります。キーの割り当ては OS・ターミナル・バージョンによって挙動が変わる場合があるので、最新の一覧は Claude Code 内 /keybindings か公式ドキュメントで随時ご確認ください。











