
古代ケルト人が語り継いだ神話世界には、日本でも知られる北欧神話やギリシャ神話に負けない深みがあります。アイルランドを舞台にしたダーナ神族の神々、ウェールズの物語集『マビノギオン』の神々、そして現在のフランス一帯に栄えたガリアの神々——この3つの伝統が「ケルト神話」を形作っています。ゲーム・ファンタジー・アニメにも頻繁に登場するケルトの神々・英雄を、各エピソードとともに40柱・人物まとめて解説します。
アイルランド神話の神々(ダーナ神族)
アイルランドの神話体系の中心を担う神族がダーナ神族(Tuatha Dé Danann)です。「ダーナ神族」は「女神ダーナの民」を意味し、魔法と技芸に長けた神々の集団として語られます。
ダグザ(The Dagda)
ダーナ神族の父神にして最高神とされる大神。名前は「優れた神」を意味し、万能の神格を持ちます。三つの宝物が有名で、①食べ尽くされることのない豊穣の大釜(コーレ・アンスィーク)、②片方の端で死者を蘇らせ、もう片方の端で生者を殺す魔法の棍棒(ロルグ・モール)、③弾いた音に従って季節を変える魔法の竪琴(ウアスナ)を持ちます。大食らいの陽気な神としても描かれ、「知識の父」「炉の守護者」の称号を持ちます。
ルー・ラムファーダ(Lugh Lámhfhada)
「長い腕のルー」の意。あらゆる技芸に通じることから「サミルダーナハ(すべての技を等しく持つ者)」の称号を持ちます。太陽神的な性格を持ち、光・技芸・手工芸・詩・魔術・戦争を司ります。その武器は決して的を外さないとされる魔法の槍アレアドバル。フォモール族の魔王バロールの孫にあたり、バロールを倒したことで知られます。アイルランドの収穫祭「ルーナサ」は彼の名に由来します。
ヌアダ・アルゲトラム(Nuada Airgetlám)
ダーナ神族の初代王。「アルゲトラム」は「銀の腕」の意。第一次マグ・トゥイレドの戦いでフィルボルグ族と戦い右腕を失います。腕のない者は王位に就けないというアイルランドの慣習から一時退位を余儀なくされますが、医神ディアン・ケヒトによって銀製の義腕を得たことで復位し、その後は肉の腕まで回復したとされます。正義と王権の象徴的な神格です。
モリガン(The Morrigan)
戦争・運命・死・豊穣を司る三位一体の女神。「大いなる女王」または「幻影の女王」を意味します。その三つの顔は①戦いの烏バズヴ(Badb)、②馬と戦争の女神マハ(Macha)、③恐怖と狂乱のネヴァン(Nemain)とされます。カラスや烏の姿で戦場に現れ、英雄の死を予告するとされ、クー・フーリンへの求愛が拒絶されたことで有名なエピソードがあります。
ブリジット(Brigid)
ダグザの娘。詩・鍛冶・癒し(医術)の三つの技芸を守護する三位一体の女神。春の訪れを告げる祭り「インボルク(2月1日)」に結びついています。キリスト教化の後は聖ブリジット(ブリジダ)として取り込まれ、アイルランドの守護聖人のひとりとなりました。炎と光を象徴する女神であり、永遠に消えない聖火が捧げられていたとされます。
ダーナ(Danu)
ダーナ神族の祖母神・母神。名前がそのまま「ダーナ神族(Tuatha Dé Danann)」の由来となっています。文献上の記述は意外に少なく、神族の名称から遡及的に想定された「大地母神」的な存在とも考えられています。インドのヴェーダ神話に登場するダーナ神族(Dānavas)との語源的つながりを指摘する説もあります。
マナナン・マク・リル(Manannán mac Lir)
「リル(海)の息子マナナン」の意。アイルランド神話における海の神・異界の守護者。霧を操り、死者の魂が赴く楽園「ティル・ナ・ノーグ(永遠の若さの国)」を治めます。魔法の舟「波の掃者」、どんなに傷ついても翌朝には癒える豚の肉、変幻自在のマントなど数々の宝物を持ち、神々にそれらを貸し与えた守護者でもあります。
アオングス・マク・オーグ(Aengus mac Óg)
「若き息子アオングス」の意。愛と詩・青春を司る神。ダグザと河川の女神ボアンの間に生まれ、恋愛の奇跡を起こす神として知られます。夢の中で見た乙女エダインを探して旅した物語、エトランの変身譚など、ケルト神話随一のロマンチックなエピソードが伝わります。「4羽の白鳥が頭の周りを飛ぶ」という愛の詩の象徴でも知られます。
オグマ(Ogma)
言葉・雄弁・文字を司る神。鎖で縛られた人間の列を舌で引き連れる姿で描かれることがあります。アイルランドの古代文字「オガム文字(Ogham)」を発明したとされ、文字と知識の神格です。ガリア神話における「オグミオス(Ogmios)」と同一視されます。戦闘能力も高く、第二次マグ・トゥイレドの戦いでは勇敢に戦ったとされます。
ディアン・ケヒト(Dian Cécht)
医術・治癒を司る神。ヌアダに銀の義腕を作り、傷ついた神々を薬草と呪文で癒したことで知られます。薬草を使った回復の泉「スランハ(Slánú)」を管理し、戦死した神々を翌朝には回復させたとされます。息子ミアハとの対立エピソードでも知られ、ミアハがヌアダの腕を完全な肉体に再生させると、嫉妬から息子を殺してしまいます。
ゴブニュ(Goibniu)
鍛冶・醸造を司る神。三人の職人神「トリ・デー・ダナ(技芸の三神)」の一柱で、ルアダン(フォモールの間諜)に槍で刺されながらも即座に新しい槍を作ったという逸話があります。宴会「フライスな・ゴブニャン(ゴブニュの饗宴)」では神々に不老不死を保つビールを提供し、飲んだ者は死と老いから守られるとされます。
クレドヌ(Credne)
鍛冶・金工を司る技芸の三神のひとり。ゴブニュが武器の刃を打ち、クレドヌが留め金と柄を作ったとされます。金属加工の神格として、ブロンズや宝飾品の制作を守護します。ルフタ(Luchta/Luchtar)と合わせて「技芸の三神」を形成しますが、クレドヌはとくに金属細工・装飾品の神です。
エリウ(Ériu)
アイルランドの大地を象徴する女神のひとり。三姉妹神エリウ・バンバ・フォドラは、アイルランドに上陸したミレシア人(人間)と交渉し、自分たちの名を島の名として残すよう求めたとされます。現在のアイルランドの英語名「Éire(アイルランド)」はエリウの名に由来します。大地と主権の女神として、王と大地の結婚儀礼を象徴する神格です。
リル(Lir)
「海」を意味する古い海神。マナナン・マク・リルの父にあたります。自身はマナナンほど多くの物語には登場しませんが、「リルの子供たち」の伝説では継母アオイフェの呪いによって子供4人が白鳥に変えられ、900年間さまようという有名なアイルランド伝説の中心に位置します。
フォモール族(暗黒の神々)
フォモール族(Fomorians)はダーナ神族以前にアイルランドを支配した暗黒の神々・魔族。ダーナ神族と繰り広げた「マグ・トゥイレドの戦い」で知られます。
バロール(Balor)
フォモール族の王にして最強の戦士。その額には見た者を即死させる「邪眼(バロールの目)」があり、ふだんは重い瞼で閉じられています。伝説では「孫に殺される」という予言を恐れ、娘エフニュを塔に閉じ込めますが、ダーナ神族のキアン(ルーの父)と結ばれてしまいます。ルーはバロールの孫にあたり、スリングストーンで邪眼を打ち砕いてバロールを倒したとされます。
エラサ(Elatha)
フォモール族の王子。その美しさはフォモール族らしからぬ光輝くものがあったとされ、ダーナ神族の女神エリウとの間にブレスを設けます。ブレスは後にダーナ神族の王となりますが暴君として評判が悪く失脚します。父エラサはフォモールの中では比較的温和な存在として描かれ、光輝く容姿を持つことから「美の王子」的な側面も持ちます。
ウェールズ神話の神々(マビノギオン)
11〜14世紀にまとめられた物語集『マビノギオン』にはウェールズのケルト神話が詰まっています。
ドン(Dôn)
ウェールズ神話における女神族「ドンの子供たち(Plant Dôn)」の母神。アイルランドのダーナ神族に対応する神族の長とされます。グウィディオン・アリアンロッド・アマエソン・ゴファノン・ギルファエシウィらを産み、マビノギオンの物語群を動かす神族の起点となります。
グウィディオン(Gwydion)
ドンの息子。魔術・詩・狡知を司る神。ウェールズ神話最大のトリックスターであり、姉アリアンロッドと息子ルーをめぐる複雑なエピソードが有名です。魔法で豚を作り出しGwynedd南部の王Pryderiを欺いたこと、呪われたルーに名前と武装を与えるために神話的な欺きを用いたことなど、智略と魔術の両方で活躍します。北の星座(カシオペヤ座)は彼の名を冠す「グウィディオンの車」とも呼ばれます。
アリアンロッド(Arianrhod)
「銀の車輪(Arian Rhod)」を名に持つ月・運命・機織りの女神。グウィディオンの姉にして、ルー・ラウ・ギフェスの母。息子に名・武装・女性の愛を与えないという三つの呪いをかけるエピソードが中心で、その呪いをグウィディオンが巧みに解いていく物語が語られます。北極星(現在のポラリス)のあたりに「アリアンロッドの城(Caer Arianrhod)」があるとされます。
ルー・ラウ・ギフェス(Lleu Llaw Gyffes)
「確かな手のルー」の意。アリアンロッドの息子で、アイルランドのルーに対応するウェールズの神。三つの「生まれつきの運命(ゲアッサ)的な呪い」——名前・武装・人間の女性の愛——を克服して英雄となります。愛人ブローデウェズと共謀した夫ゴロネウィによって殺されかけますが鷹の姿で逃れ、グウィディオンによって蘇らせられます。
マース・マブ・マテウォーイ(Math fab Mathonwy)
グウィネズの王にして魔術の王。「戦争のとき以外は、処女の膝の上にしか足を置けない」という奇妙な制約を持ちます。この制約をめぐる物語がマビノギオン第四話の発端となります。大魔術師としての側面が強調され、グウィディオンやアリアンロッドを含む「ドンの子たち」の物語全体を動かす王の神格です。
リアノン(Rhiannon)
「偉大なる王妃(Rigantona)」を語源に持つ馬・霊界・音楽の女神。常に白馬に乗り、疲れさせようとする人間を誰でも追い越すほど速く走ります。婚姻・子育てをめぐる数々の受難エピソードが語られ、馬の罰を受けて門の前で人を運ぶという屈辱的な場面もあります。その名は今もウェールズやケルト文化圏で女性の名前として使われています。
プウル(Pwyll)
ダイフェズの王。霊界(アンウン)の王アラウンとの1年間の入れ替わり生活の後、霊界と現世をつなぐ存在として描かれ「ダイフェズ王かつアンウン王」の称号を得ます。マビノギオン第一話の主人公で、妻リアノンとの出会いと試練を描く物語は、ケルト神話ロマンスの原型のひとつです。
ブラン・ブレセニック(Brân Fendigeid)
「祝福されたブラン(Bran the Blessed)」と訳されることの多い巨人の王神。ブリタニア(イギリス)を体現する神格で、その大きさは船に乗れないほどだったとされます。アイルランドとの戦争のさなか、妹マートランウィを傷つけた者への復讐に赴き、命の釜(蘇生の大釜)をめぐる壮絶な戦いを演じます。傷が癒えず命を落としますが、切り落とされた首はロンドンで87年間守護の力を持ち続けたとされます。
マボン・マブ・モドロン(Mabon ap Modron)
「母の息子(Ma's Son from Mother)」を意味する神。3日で攫われてしまった「失われた神の子」の原型として知られます。『マビノギオン』収録の「クルフとオルウェン」では最も古い生き物たちの助けで発見・解放されます。キルヌ湖の深みにいた鮭に場所を教えてもらうなど、自然の智慧をめぐる探求の神話です。
ケリドウェン(Ceridwen)
ウェールズ神話における詩と霊感の女神、あるいは魔女的な存在。その最も有名な伝説が「アウェンの釜」です。醜い息子モルヴランのために知恵と詩の霊感を授ける妙薬を仕込み、1年と1日煮続けます。しかし偶然に飲んだ少年グウィオン(後のバーズ神話の詩人タリエシン)が霊感を得て逃走し、追いかけたケリドウェンとの変身競争の後にケリドウェンが彼を飲み込み、タリエシンが生まれ変わります。
ガリア(大陸ケルト)の神々
ガリア(現フランス)に栄えた大陸ケルトの神々は、ローマ支配以降に記録が残されました。
ケルヌンノス(Cernunnos)
「角の神」の意を持つ野生・動物・豊穣を司る神。ガリアでもっとも有名な神格のひとつです。デンマーク発見の「グンデストルップの大釜」に描かれた有名な図像では、鹿の角を持ち、腿のうえにトルク(首輪)と蛇を持ちながら、鹿・牛・ライオン・ネズミ・犬などの動物に囲まれて座禅を組んでいます。生と死の循環、野生の本能、地下世界を象徴します。
エポナ(Epona)
馬の守護女神。ガリア語で「大いなる馬(Ep-ona)」の意。馬・騎手・騎馬旅行を守護する女神で、ローマ帝国時代には騎馬部隊から広く信仰されました。馬にまたがり、またはふたつの馬の間に座る姿で描かれます。ローマ神話に取り込まれた数少ないケルトの神のひとりで、ローマ暦の12月18日に祝日が設けられていました。
タラニス(Taranis)
「雷(Taran)の神」の意を持つガリアの雷神。車輪(太陽輪)と雷鳴のシンボルで知られます。ローマの詩人ルカヌスが伝える三大ガリア神のひとり(テウタテス・エスス・タラニス)。ユピテルやドナルと同一視され、嵐と天空を支配する最高神的な側面を持ちます。
テウタテス(Teutates)
ガリア語で「部族の神(Toutā=民族)」の意。三大ガリア神のひとりで、部族の守護・戦争・繁栄を司ります。生贄の人間を水に溺れさせる儀礼と結びつけられたことがローマの文献に残ります。ローマ神話のマルスまたはメルクリウスと同一視されました。地域によって発音が変化し、テウタテスのほかテュタティス(Toutatis)とも呼ばれます。
エスス(Esus)
三大ガリア神のひとり。木と植物を司る神格で、斧で木を切る姿で描かれることがあります。その信仰の詳細は少なく謎めいた神格ですが、生贄が木に吊るされたとする記述も残ります。「エス(Esus)」という名は「主人」「力」を意味するガリア語に由来するとされます。
スケルス(Sucellus)
「よく打つ者」を意味するガリアの神。大きな木槌(マレット)を持つ姿で知られます。農業・森・飲み物を守護し、豊穣と地下世界の両方に関わります。連れ添う女神ナントスエルタ(Nantosuelta)と組で描かれることが多く、夫婦神として信仰されました。
ベレヌス(Belenus)
「輝く者」「明るい者」を意味するガリアの太陽・火・治癒の神。五月の初め(ベルタネ Beltane)の春の祭りはベレヌスの名に由来するとも言われます。ローマのアポロンと同一視され、特にオーストリア・北イタリアのノリクム地方で盛んに信仰されました。
ロスメルタ(Rosmerta)
ガリアを中心に信仰された豊穣・繁栄の女神。「よく世話をするもの」を意味し、丰穰のバケツ(角杯)を持つ姿で描かれます。ローマ化の過程でメルクリウスと組で信仰されることが多くなりました。食物・繁栄・火の象徴でもあります。
アイルランド神話の英雄・半神
神々の血を引きながら人間として生きた英雄たちもケルト神話の重要な担い手です。
クー・フーリン(Cú Chulainn)
「クランの番犬」の意。アイルランド最大の英雄にして半神。光の神ルーの息子とされます。「リアストラダ(ríastrad)」と呼ばれる戦闘の興奮状態(狂戦士化)に入ると全身が変形し、止められない破壊力を発揮します。弱点は「デアト・ゲアッサ(禁忌)」に縛られていることで、最終的にはそれを破ることで命を落とします。幼少期の活躍・フェルディアとの友情と決闘・モリガンとの確執など数多くの伝説を残します。
フィン・マックール(Fionn mac Cumhaill)
「フィアナ騎士団」を率いたアイルランドの英雄。少年時代に「知恵の鮭(フィオナ・フィン)」を焼いていた際に誤って親指に脂肪が落ち、しゃぶった瞬間に過去・現在・未来の知識を得たとされます。以後、危機のたびに親指を噛むことで予知能力が発動します。猟犬ブランと戦士コーリアックを従え、アイルランドを守護した英雄集団フィアナの長として活躍しました。
ダーモット・オドゥイブナ(Diarmuid Ua Duibhne)
フィン・マックールの最優秀の部下にして、ケルト神話随一の美男子。額に「愛の点(ロール・グラ)」と呼ばれる印があり、それを見た女性は誰もが恋に落ちるとされます。フィンの婚約者グラーニャがダーモットに恋しはじめ、ふたりは駆け落ちします。アイルランド版ロミオとジュリエット的な悲恋として語り継がれています。
オシーン(Oisín)
フィン・マックールの息子にして詩人・吟遊詩人。妖精の国「ティル・ナ・ノーグ」に連れ去られたニアブ・フィン(金髪の女)の夫として300年を過ごします。アイルランドへの郷愁から帰国しようとしたとき「馬から降りてはいけない」と戒められますが、白馬から落ちた瞬間に300年分の老いが一気に押し寄せ、目の前で干からびていったという悲哀ある伝説が有名です。
ディルドラ(Deirdre)
「アルスターの悲劇三話」のひとつ「ディルドラとウシュナの息子たち」の主人公。生まれる前から「美しい娘がアルスターに悲劇をもたらす」と予言され、コンコバル王の花嫁として秘密の場所で育てられます。しかし若きナイアシュと恋に落ちスコットランドへ逃げます。コンコバルの謀略によって恋人たちが殺され、ディルドラ自身も悲劇の死を遂げるケルト版悲恋の典型です。
コンコバル・マク・ネサ(Conchobar mac Nessa)
アルスターの王。英雄クー・フーリンを育てた王族で、カトゥバッドの予言に操られた複雑な政治家。「アルスター英雄譚(ウラー・サイクル)」の中心人物で、クー・フーリンの活躍を許す一方、ディルドラに執着して若者たちを死に追いやるなど、光と影を持つ複雑な王として描かれます。
まとめ
ケルト神話の神々・英雄40選をアイルランド・ウェールズ・ガリアに分けてまとめました。ダーナ神族の技芸の神々、フォモール族の闇の力、ウェールズの変身と魔術の物語、ガリアの自然神、そしてアイルランドの不屈の英雄たちと、ケルト神話は一様でなく多彩な伝統が絡み合う豊かな神話体系です。今日のファンタジー文化に脈々と受け継がれるケルトのイメージを、それぞれのルーツから追ってみると、また新たな発見があるでしょう。
他の神話体系との比較は世界の神話の神々252選もあわせてどうぞ。本日公開の北欧神話の神々80柱まとめとも読み比べてみてください。