トリヴィペディア運営報告2026年8月|PV5.5万・記事286本増の実データ

AI自動化で運営している雑学メディア「トリヴィペディア」の運営データを、毎月すべて実数で公開しているシリーズです。今回は2026年8月分。PVは前月の約1.9倍、AdSense収益は約2.3倍に伸び、記事も1か月で286本増やしました。一方で、8月は「動いているように見えて実は止まっていた」不具合がいくつも見つかった月でもあります。伸びた数字も、見つけた不具合も、そのまま記録します。数字はGA4・Google Search Console・AdSenseから取得した1次データで、すべて2026年8月時点のものです。先月分はトリヴィペディア運営報告2026年7月にまとめています。

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2026年8月の数字まとめ

まず8月の主要指標を一覧にします。確定している収益(AdSense・note)と、発生しなかった収益(アフィリエイト)を分けて掲載します。すべて2026年8月(8/1〜8/31)の実数です。

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指標 2026年8月 前月(7月) 増減
PV(GA4) 54,786 28,649 +91%
ユーザー数 38,446 19,593 +96%
セッション数 48,427 25,080 +93%
平均エンゲージメント時間 68.5秒 65.3秒 +5%
Google検索の表示回数 609,248 327,889 +86%
検索クリック数 17,031 10,067 +69%
平均CTR 2.80% 3.07% −0.27pt
平均掲載順位 7.3 7.2 −0.1(微後退)
AdSense推定収益 11,255円 4,797円 +135%
note売上(控除後) 1,693円
確定アフィリエイト収益 0円 0円 ±0
8月の公開記事数 286本 174本 +112本
累計公開記事数(8/31時点) 560本

PVが約1.9倍、AdSenseが約2.3倍と、収益がPVを上回って伸びた良い月でした。一方でCTRは7月に続いてまた微減しています。ここから、良かった点と課題を数字で分解していきます。

アクセスの内訳(GA4)

総PVは54,786・ユーザー38,446・セッション48,427。前月比+91%で、記事を大量に増やした効果が素直に出ました。平均エンゲージメント時間も65.3秒→68.5秒とわずかに伸びています。

人気ページ TOP10

GA4のページ別集計で、PVが多かった記事の上位10本です(2026年8月)。

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順位 PV ページ
1 9,323 厨二病の単語・技名・セリフまとめ 300種超
2 2,331 実在するキラキラネーム一覧 227選
3 2,256 異名・二つ名の一覧 151選
4 2,122 台風の名前一覧
5 1,368 恒星の名前一覧(一等星21種・語源付き)
6 1,353 面白い素朴な疑問 70選
7 1,302 日本語の風の名前・種類 150選
8 670 天使・悪魔・堕天使一覧 131選
9 644 (サイトのトップページ)
10 630 機種依存文字・特殊記号一覧 196種

いちばんの稼ぎ頭である厨二病記事は、PV自体はほぼ横ばい(9,123→9,323)でした。ただ全体に占める割合は7月の約32%(9,123 / 28,649)から17.0%(9,323 / 54,786)まで下がりました。異名・二つ名、恒星の名前、機種依存文字といった新しい記事が上位に入り、稼ぎ頭がさらに分散しました。6月は1記事で全体の約6割だったことを思うと、依存の解消は着実に進んでいます。

流入チャネル別の割合

セッション基準で、読者がどこから来ているかを分けるとこうなります(2026年8月)。

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チャネル セッション 割合
Organic Search(検索) 40,838 84.3%
Direct(直接訪問) 4,977 10.3%
Organic Social(SNS) 1,086 2.2%
Unassigned 692 1.4%
Referral(外部リンク) 470 1.0%

検索が約8.4割という構造は変わりませんが、SNS(Organic Social)が7月の50セッションから1,086セッションへ、約21倍に増えました。7月に立ち上げたばかりのX・Threadsが、8月にようやく誤差以上の入口として動き始めた形です。検索一本足からの脱却という意味で、これは今月いちばん嬉しい変化でした。

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検索の状況(GSC)

Google Search Consoleで見た8月の全体像です(2026年8月)。

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指標 2026年8月 前月(7月)
合計表示回数 609,248 327,889
合計クリック数 17,031 10,067
平均CTR 2.80% 3.07%
平均掲載順位 7.3 7.2

表示回数が33万→61万(+86%)と再び急増し、クリックも17,031まで伸びました。記事を286本増やした効果で、検索に露出する母数がさらに広がった月です。(※7月の数字は確定値です。先月の運営報告では速報値=表示305,188・クリック9,333を載せましたが、GSCは数週間かけて数字が確定するため、少し上振れしています。)

クリックの多い検索クエリ TOP10

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検索クエリ クリック 表示 CTR 掲載順位
キラキラネーム 1,089 16,481 6.6% 5.9
堕天使 一覧 258 1,374 18.8% 3.0
キラキラネーム ひどいランキング 236 5,543 4.3% 6.1
日常の ふとした 疑問 面白い 217 1,128 19.2% 2.7
星の名前 一覧 179 2,112 8.5% 3.8
キラキラネーム 一覧 172 6,609 2.6% 4.0
厨二病 単語 171 720 23.8% 2.6
厨二病 漢字 157 384 40.9% 1.4
厨二病用語 139 245 56.7% 1.1
厨二病 言葉 一覧 135 376 35.9% 1.0

「厨二病」系は相変わらず掲載順位1〜2位台・CTR24〜57%と非常に強い。8月で目立つのは「キラキラネーム」がクリック最多(1,089)に育ったことです。ただし表示16,481に対して順位5.9・CTR6.6%。表示は大きく取れているのに1ページ目に届いておらず、ここは伸びしろがはっきり見えています。

⚠️ CTRがまた微減した理由を考える

7月に続いて、CTRは3.07%→2.80%へ微減しました。掲載順位もほぼ横ばい(7.2→7.3)です。クリック自体は+69%と増えているのに、率は下がる——先月と同じ形です。

最も筋が通ると考えているのは先月と同じ仮説で、「増やし続けている新しい記事が、まだ低い順位で大量に表示され、平均を押し下げている」というものです。実際、表示回数は+86%とクリックの伸び(+69%)を上回っています。公開直後の記事は評価が定まらず10位以下で表示されがちで、そこではクリックがほとんど発生しません。この低順位・低CTRの表示が母数に大量に加わると、平均CTRは算数上どうしても下がります。

裏を返せば、「キラキラネーム」(表示16,481・順位5.9)のように、表示は取れているのに1ページ目に届いていない記事が、これから拾えるクリックの塊です。9月は新規量産のペースを落とし、こうした「あと一歩」の記事を個別に伸ばす方に軸足を移します。

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収益の内訳

いちばん気になる部分だと思いますが、ここも「確定した収益」と「発生していない収益」を分けて正直に書きます。

AdSense(確定・実額)

2026年8月のAdSense推定収益額は 11,255円 でした。先月の4,797円から+135%(約2.3倍)です。注目したいのは、PVの伸び(+91%)よりも収益の伸び(+135%)の方が大きかったこと。単純にPVが増えただけでなく、1PVあたりの収益効率も改善したことを意味します。記事数が増えて広告が表示される面が増えたこと、そして厨二病1記事への依存が下がって収益源が分散したことが効いていると見ています。※AdSenseは規約上、収益額以外の指標(表示回数・クリック数・RPMなど)の公開が認められていないため、金額のみを記載します。

note(有料キット)とアフィリエイト(0円)

8月は、この自動化の仕組みを再現できる有料キットがnoteで1件購入されました。売上1,980円、手数料287円を引いた控除後1,693円です。金額は小さいですが、「実データの記録(ブログ)」と「仕組みの解説(note)」という役割分担が、少しずつ収益にもつながり始めた月でした。

一方で、8月に確定したアフィリエイト収益は0円でした。これは先月も書いたとおり、雑学メディアとアフィリエイトの相性の問題です。トリヴィペディアの読者の多くは調べ物・暇つぶし目的で来ていて、その場で何かを買う購買意図はほとんど持っていません。だから物販リンクは成約に結びつきにくい。逆に、表示されるだけで収益になるAdSenseはこの「広く浅い大量トラフィック」型と相性が良い。当面の収益の主軸はAdSenseに置き、アフィリエイトは自分が実際に使っているツールを文脈の合う記事でだけ紹介する範囲にとどめます。

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この1ヶ月にやったこと

8月は、公開の裏側の仕組みを一気に作り替えた月でした。記事を量産しながら、サイトの土台そのものを組み直した1か月です。主なものだけ挙げます。

1. カテゴリを全面的に組み直した:これまで5つだった大分類を、11の親カテゴリ+「ツール」に再編しました(恋愛・テクノロジー・仮説・芸術など)。記事のURLは変えずに分類だけ整理したので、読者が目的の記事にたどり着きやすくなっています。

2. 記事に「腕試しクイズ」と「計算機・ツール」を載せられるようにした:一覧記事の最後に5問のクイズを付けたり、利息・単位換算・BMI・和暦西暦・各種カレンダーといったブラウザ内で動く計算・変換ツール(8月末までに70種以上)を記事に埋め込めるようにしました。読んで終わりでなく、その場で使える記事を増やしています。

3. 季節イベント・制度変更の記事を"最適な時期に自動で出す/更新する"仕組み:花火大会や紅葉などの季節イベントを、いちばん検索される時期の前に自動で公開・更新する台帳を作りました。制度改正や「◯年版」の記事も、古くならないよう自動で見直します。

4. 記事どうしを自動でつなぐ:新しい記事を出したとき、関連する既存記事から自動でリンクを張るようにしました。サイト内の回遊性を、手作業なしで少しずつ高めています。

5. 恋愛(星座の相性)シリーズを一気に消化:8月に増やした286本のうち、いちばん多いのは恋愛カテゴリの98本でした。星座の組み合わせの相性を扱うシリーズを、深夜の専用枠で順に公開しています。

発見した問題と対処

いいことばかりではありません。8月は「動いているように見えて、実は機能していなかった」不具合が、いくつも見つかった月でした。隠さず記録します。

  • サイトマップが約2週間、更新されていなかった:新しい記事の一覧をGoogleに伝える「サイトマップ」が、途中の生成でつまずいたまま止まり、約170件の記事が登録されていませんでした。しかもエラーは出ず、見た目は正常だったので約2週間気づけませんでした。復旧させたうえで、毎日その件数を自動でチェックするようにしました。
  • 分析用のログイン(トークン)が2週間失効していた:8月後半、GA4やSearch Consoleのデータを取るための認証が切れていました。データ自体は後から遡って取れたので今回の報告に欠損はありませんが、失効を検知する監視を追加しました。
  • 同じ作業を延々と空回りしていた:自動点検の一部が、途中の失敗を握りつぶして「毎晩同じ記事を点検し直す」状態に陥り、無駄な処理を大量に繰り返していました。これも成功したように見えて前進していない典型です。「正常な結果と失敗をきちんと区別する」「処理済みを記録して二度やらない」という考え方で作り直しました。
  • イベント記事が"どのサイトにもある一般論"になっていた:季節イベントの記事が、服装や持ち物の一般論ばかりで、肝心の実在するイベント名がゼロという状態で量産されていました。「実在の名前付きイベントを一覧で載せる」ことを必須にする設計へ切り替え、満たさない記事は公開前に自動で止めるようにしました。

これらに共通するのは、「エラーが出ていない=正常」ではないという教訓です。自動化は放っておくと、静かに壊れたまま動き続けます。だから「実行できたか」ではなく「本当に前進したか」を測る指標を持つことが大事だと、8月に痛感しました。この手のトラブルと考え方は、noteの連載側でも掘り下げていく予定です。

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9月に向けて+まとめ

2026年9月の方針は3つです。

  • 新規量産のペースを落とし、既存記事を伸ばす:8月までで記事の土台はかなり広がりました。9月は「キラキラネーム」のように表示は多いのに1ページ目に届いていない記事を個別にリライトして、拾えるクリックを取りにいきます。
  • 見つけた不具合の再発防止を仕上げる:8月に見つかった「静かに壊れる」型の不具合に対して、監視と自動復旧の仕組みを固めます。派手さはありませんが、自動運用ではここがいちばん効きます。
  • SNSの流入を本物にする:50→1,086と伸びたSNS流入を、9月はさらに育てます。検索以外の入口を持つことが、アルゴリズム変動への保険になります。

振り返ると、8月は「数字は大きく伸びたが、その裏で土台の不具合がいくつも見つかった」月でした。それでも、6月に本格運用を始めてからわずか3ヶ月で、月間PV5.5万・累計560記事・AdSense月11,255円まで到達しています。AI自動化を武器に、短期間でここまで来られたのは、方向としては悪くありません。この運営報告は毎月続けます。伸びた月も、つまずいた月も、そのまま記録していきます。先月分は2026年7月の運営報告からどうぞ。

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