トリヴィペディア運営報告2026年7月|PV2.8万・記事174本増の実データ

AI自動化で運営している雑学メディア「トリヴィペディア」の運営データを、毎月すべて実数で公開しているシリーズです。今回は2026年7月分。PVは前月の約2.6倍に伸びましたが、その裏で検索のクリック率(CTR)はむしろ下がりました。伸びた数字だけでなく、伸び悩んだ数字も正直に記録するのがこのシリーズの趣旨です。数字はGA4・Google Search Console・AdSenseから取得した1次データで、すべて2026年7月時点のものです。先月分はトリヴィペディア運営報告2026年6月にまとめています。

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2026年7月の数字まとめ

まず7月の主要指標を一覧にします。確定している収益(AdSense)と、発生しなかった収益(アフィリエイト)を分けて掲載します。すべて2026年7月(7/1〜7/31)の実数です。

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指標 2026年7月 前月(6月) 増減
PV(GA4) 28,649 10,971 +161%
ユーザー数 19,593 6,719 +192%
セッション数 25,080 8,883 +182%
平均エンゲージメント時間 65.3秒 55.9秒 +17%
Google検索の表示回数 305,188 130,382 +134%
検索クリック数 9,333 5,501 +70%
平均CTR 3.06% 4.22% −1.16pt
平均掲載順位 7.2 6.1 −1.1(後退)
AdSense推定収益 4,797円 1,718円 +179%
確定アフィリエイト収益 0円 0円 ±0
7月の公開記事数 174本 90本 +84本
累計公開記事数(7/31時点) 291本

パッと見ると「PVが2.6倍、収益も約2.8倍」で景気の良い月に見えます。ただ、CTRと掲載順位はどちらも後退していて、手放しでは喜べません。ここから、良かった点と課題を数字で分解していきます。

アクセスの内訳(GA4)

総PVは28,649・ユーザー19,593・セッション25,080。前月比+161%で、リブランディング後の伸びが続いています。平均エンゲージメント時間も55.9秒→65.3秒と少し伸びました。

人気ページ TOP10

GA4のページ別集計で、PVが多かった記事の上位10本です(2026年7月)。

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順位 PV ページ
1 9,118 厨二病の単語・技名・セリフまとめ 300種超
2 1,945 面白い素朴な疑問 70選
3 1,177 日本語の風の名前・種類 150選
4 1,024 台風の名前一覧
5 986 実在するキラキラネームまとめ 227選
6 542 記号の名前・正式名称一覧 104種
7 467 天使・悪魔・堕天使一覧 131選
8 354 虫偏の漢字 181種類
9 341 数学記号 131種の一覧
10 341 雨の種類・呼び名 400選

先月いちばん課題に挙げていたのが「厨二病用語まとめ1本への依存」でした。6月はこの1本だけで全体PVの約61%を占めていました。7月は厨二病記事のPV自体が6,728→9,118に増えたものの、全体に占める割合は約32%(9,118 / 28,649)まで下がりました。台風の名前・記号の正式名称・数学記号といった新しい記事がランクインし、稼ぎ頭が少しずつ分散してきた形です。依存はまだ高いですが、方向としては改善しました。

流入チャネル別の割合

セッション基準で、読者がどこから来ているかを分けるとこうなります(2026年7月)。

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チャネル セッション 割合
Organic Search(検索) 22,430 89.4%
Direct(直接訪問) 2,232 8.9%
Unassigned 288 1.1%
Referral(外部リンク) 146 0.6%
Organic Social(SNS) 50 0.2%

約9割が検索経由という構造は先月とほぼ変わりません。SNS(Organic Social)は6月のほぼゼロから50セッションになりましたが、まだ誤差レベル。7月にX・Threadsを立ち上げたばかりなので、ここは8月以降の宿題です。検索への依存が大きいほど、Googleのアルゴリズム変動を一発で受けるリスクも高い、という自覚はあります。

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検索の状況(GSC)

Google Search Consoleで見た7月の全体像です(2026年7月)。

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指標 2026年7月 前月(6月)
合計表示回数 305,188 130,382
合計クリック数 9,333 5,501
平均CTR 3.06% 4.22%
平均掲載順位 7.2 6.1

表示回数が13万→30万(+134%)と急増し、クリックも9,333まで伸びました。記事を174本増やした効果で、検索に露出する母数が一気に広がった月です。

クリックの多い検索クエリ TOP10

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検索クエリ クリック 表示 CTR 掲載順位
日常の ふとした 疑問 面白い 425 1,622 26.2% 2.2
厨二病 言葉 一覧 170 380 44.7% 1.0
厨二病 漢字 162 403 40.2% 1.1
厨二病用語 148 224 66.1% 1.0
キラキラネーム 一覧 141 5,314 2.65% 4.7
厨二病 単語 137 645 21.2% 2.8
厨二病 言葉 122 306 39.9% 1.6
厨二病言葉 114 416 27.4% 1.6
キラキラネーム ひどいランキング 112 5,627 1.99% 6.7
厨二病漢字 105 263 39.9% 1.1

「厨二病」系クエリが上位を席巻し、いずれも掲載順位1〜1.6位・CTR40〜66%と非常に強い。一方で「キラキラネーム」系は表示回数こそ5,000超と多いものの、順位4〜7位・CTR2%前後にとどまっています。表示は取れているのにクリックに結びついていないクエリが、ここに表れています。

⚠️ CTRと順位が下がった理由を考える

今月いちばん向き合うべき数字がこれです。CTRは4.22%→3.06%、平均掲載順位は6.06→7.2へ、どちらも後退しました。PVもクリックも増えているのに、率と順位は下がる——一見ちぐはぐな結果です。

現時点で最も筋が通ると考えているのは、「7月に増やした174本の新しい記事が、まだ低い順位で大量に表示されているため、平均値を押し下げている」という仮説です。実際、表示回数は+134%と急増しています。公開直後の記事はまだ検索評価が定まらず、10位以下で表示されることが多く、そこではクリックがほとんど発生しません。この「低順位・低CTRの表示」が母数に大量に加わると、サイト全体の平均CTR・平均順位は算数上どうしても下がります。

ただ、これはあくまで仮説で、断定はできません。単純に競合が強いクエリに手を広げすぎた可能性も、既存記事の順位そのものが落ちた可能性もあります。8月は「表示は多いのにCTRが低いクエリ」(キラキラネーム系など)を個別に見て、タイトルやディスクリプションの改善で拾えるクリックがないかを検証していきます。数字が下がった月こそ、原因を曖昧にせず記録しておきます。

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収益の内訳

いちばん気になる部分だと思いますが、ここも「確定した収益」と「発生していない収益」を分けて正直に書きます。

AdSense(確定・実額)

2026年7月のAdSense推定収益額は 4,797円 でした。先月の1,718円から+179%(約2.8倍)です。記事数とPVがそのまま効いた形で、収益としては素直に伸びました。※AdSenseは規約上、収益額以外の指標(表示回数・クリック数・RPMなど)の公開が認められていないため、ここでは金額のみを記載します。

派手な額ではありませんが、これはAI自動化のパイプラインが人手をほとんどかけずに生んだ実数です。運用コスト(サーバー・API)を差し引いても黒字圏には入ってきました。

アフィリエイト(0円)と、雑学メディアとの相性

一方で、7月に確定したアフィリエイト収益は0円でした。先月はサーバー契約のアフィリエイトが「発生」しましたが未確定で、今月は発生自体がありませんでした。

これは失敗というより、雑学メディアとアフィリエイトの相性の問題だと整理しています。トリヴィペディアの読者の多くは「厨二病用語を調べたい」「風の名前を知りたい」といった、調べ物・暇つぶし目的の検索で来ています。この層は知識欲は強い一方で、その場で何かを買う購買意図はほとんど持っていません。だから、物販アフィリエイトのリンクを貼っても成約に結びつきにくい。

逆に、表示されるだけで収益になるAdSense(インプレッション/クリック課金)は、この"広く浅い大量トラフィック"型の雑学メディアと相性が良い。7月の結果はそれを裏づけています。したがって当面の収益の主軸はAdSenseに置き、アフィリエイトは「自分が実際に使っているツール(サーバーなど)を、文脈が合う記事でだけ紹介する」という無理のない範囲にとどめる方針です。数字を追ってアフィリエイトを無理に増やすより、AdSenseが効くPVを積む方が、このメディアには合っています。

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この1ヶ月にやったこと

7月は「作る仕組み」から「回す仕組み・広げる仕組み」へ広げた月でした。主なものだけ挙げます。

1. 記事公開を"自動化"に転換(7/14):それまで下書きまでを自動化して公開は手動確認していましたが、7月半ばにサムネイル設定を確認したうえで自動公開する方式へ切り替えました。これで公開までノータッチで回るようになり、7月は174本を公開、累計291本になりました。あわせて、公開が失敗したのに成功扱いになる"サイレント失敗"を検知する仕組みも入れています。

2. SNSの立ち上げ:X(旧Twitter)の自動投稿を本番化し、7月は雑学ネタを50本自動投稿しました。Threadsも運用一式(ネタのストック・自動投稿・閲覧数の日次記録)を立ち上げています。まだ流入はごくわずかですが、検索一本足からの脱却の第一歩です。

3. note連載の開始:この自動化の仕組みそのものを解説する連載をnoteで書き始めました(序章〜第8章)。ブログのこの運営報告が「実データの記録」、noteが「仕組みと判断の解説」という役割分担です。

4. 新シリーズと網羅記事:日本語の美しい言葉を1語ずつ深掘りする「ことのは図鑑」シリーズ、いざというときに役立つ防災記事シリーズ、人間国宝の全認定者を網羅した一覧記事などを追加しました。

もちろん、いいことばかりではありません。7月末にはある記事の本文が別の記事の内容で上書きされる事故や、Google分析用トークンの失効もありました。いずれも原因を特定して復旧・再発防止まで対応しています。この手のトラブルと対処は、noteの連載側で具体的に書いていく予定です。

8月に向けて+まとめ

2026年8月の方針は3つです。

  • リライトで既存記事を育てる:新規量産のフェーズは一段落したので、8月は「表示は多いのにCTR・順位が低い記事」を洗い出してリライトする方に比重を移します。今月CTRが下がった原因の検証も兼ねます。分析→リライトの考え方は連載の第7章:AIブログを分析とリライトで育てるにまとめています。
  • 1記事への依存をさらに下げる:厨二病記事の割合は61%→32%まで下がりましたが、まだ突出しています。第2・第3の看板記事を育てて、依存度を下げます。
  • SNS流入を実際に作る:立ち上げただけのX・Threadsを、検索以外の入口として機能させるのが目標です。

正直に振り返ると、7月は「PVと収益は伸びたが、CTRと順位という質の指標は落ちた」月でした。量を増やした反動が数字に出た、とも言えます。それでも、約7年放置していたドメインが、AI自動化を武器に月間PV2.8万・累計291記事・AdSense月4,797円まで来たのは、方向としては悪くないと思っています。この運営報告は毎月続けます。伸びた月も、伸び悩んだ月も、そのまま記録していきます。先月分は2026年6月の運営報告からどうぞ。

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