
Webサイトやアプリのデザインを組むとき、「本文が確定していないけれど、とりあえず文字を入れてレイアウトを確認したい」という場面があります。そんなときに使うのがダミーテキスト(仮テキスト)です。
このページのツールで、日本語(かな)とLorem Ipsumの2種類を文字数指定で即生成できます。すべてブラウザ内で処理し、どこにも送信しません。
ダミーテキスト生成ツール
使い方:
- 文字数を入力欄に入力する(10〜5000文字の範囲)
- 「日本語(かな)」か「Lorem Ipsum」を切り替えボタンで選ぶ
- 「生成する」ボタンを押す
- テキストが表示されたら「コピー」ボタンでクリップボードへコピーする
「生成する」を押すたびに毎回異なる内容が生成されます。Figma・Photoshop・HTMLなど、貼り付けたい場所にそのままお使いください。
ダミーテキストとは
ダミーテキスト(仮テキスト・プレースホルダーテキスト)とは、WebサイトやアプリなどのUIをデザインするとき、本番のコンテンツが決まる前にレイアウト・書体・余白を確認するために使う「意味を持たない仮の文章」のことです。
実際のテキストを入れると内容が目に入ってしまい、デザインの評価に集中しにくくなります。意味のない文字列をダミーとして置くことで、デザイナーはレイアウトやタイポグラフィだけに目を向けられるという利点があります。
どんな場面で使うか
- ワイヤーフレーム作成:ページの情報構造を確認するとき
- Figma / Photoshopのモックアップ:フォントや行間・行長を整えるとき
- HTML/CSSのレイアウト確認:実コンテンツが入ったときの崩れ方を事前に検証するとき
- プレゼン資料のデザイン:テキスト量を想定しながら余白を調整するとき
Lorem Ipsumの由来
英語圏のデザイン現場で数百年にわたって使われてきたのが「Lorem Ipsum(ロレム・イプサム)」です。
元ネタは古代ローマの哲学者キケロ(紀元前106〜前43年)が著した哲学書『De Finibus Bonorum et Malorum(善と悪の究極について)』です。原文には「Neque porro quisquam est, qui dolorem ipsum, quia dolor sit...(苦痛そのものを愛するものは誰もいない)」という一節があり、16世紀の活版印刷業界でこの文章の語順を並べ替えて「意味が読み取れないテキスト」に加工したのが今日の Lorem Ipsum の起源です。
その後、1966年にレタセット(Letraset)と呼ばれる乾式転写シートのサンプルページに採用され、DTP(デスクトップパブリッシング)の普及とともに世界標準のダミーテキストとして定着しました。ラテン語ベースのテキストが採用された理由は、英語と似た文字の分布・単語の長さを持ちながら意味が読み取れないため、デザインの印象だけを純粋に評価できるからです。
日本語ダミーテキストの種類
Lorem Ipsumは英字圏向けのテキストなので、日本語フォントの確認には向いていません。日本語の制作現場では以下のような代替手段が使われます。
← 横にスクロールできます →
| 種類 | 内容 | 著作権 |
|---|---|---|
| ランダムかな文字列 | 意味のないひらがなをランダムに並べたもの | 著作権フリー |
| 青空文庫テキスト | 吾輩は猫である・人間失格など著作権切れの名作 | 著作権切れ(転用に確認推奨) |
| 擬似日本語Lorem Ipsum | 日本語の語感に合わせて整形した仮テキスト | 作成元による |
このツールの「日本語(かな)」モードは、著作権フリーのランダムなひらがな文字列を生成します。既存の文章を一切流用していないため、制作物への使用に著作権上の心配がありません。
よくある質問
Q. 生成したテキストはどこかに送信されますか?
A. 送信しません。すべての処理はブラウザ内(ローカル)で完結しています。入力値も生成結果もサーバーには送られません。
Q. 商用プロジェクトに使っても大丈夫ですか?
A. 日本語(かな)モードは著作権フリーのランダム文字列のため商用利用可能です。Lorem Ipsumも制作現場で商用を含めて広く使われています。最終判断はご自身でご確認ください。
Q. 吾輩は猫である・夜明け前など実際の小説テキストは使えますか?
A. このツールは著作権リスクを避けるため既存の文章を使用していません。著作権切れの青空文庫テキストが必要な場合は、青空文庫のサイトから各自でコピーしてご利用ください。
Q. スマートフォンでも使えますか?
A. はい。ブラウザで動作するため、スマートフォン・タブレットからも利用できます。
Q. 段落や改行を細かく指定したいのですが?
A. 現在は文字数のみ指定可能です。複数段落が必要な場合は「生成する」を何度か押してコピーを重ねてご利用ください。
まとめ
ダミーテキストはデザイン・レイアウト確認に欠かせないツールです。Lorem Ipsumは16世紀の活版印刷から続く由緒ある慣習であり、今日のWeb制作でも標準的に使われています。
このページのツールは文字数を指定するだけで、著作権フリーの日本語かな文字列とLorem Ipsumを即生成できます。制作作業のレイアウト確認にぜひご活用ください。
生成したテキストの文字数を確認するには文字数カウントツールも合わせてどうぞ。縦書きレイアウトの確認には縦書き変換ツールが便利です。