
2027年の節分は2月3日(水曜日)、恵方は北北西(方位角345度)です。豆まきや恵方巻は毎年の行事でも、正しい手順や作法を知って臨むと節分がひと味違う体験になります。この記事では、豆まきの手順・掛け声の順番・恵方巻の食べ方のルールなど、2027年の節分を楽しむための実用情報をまとめました。
節分の由来や鬼の意味について詳しく知りたい方は、日本の年中行事一覧もあわせてご覧ください。
2027年の節分の日程と恵方
節分の日: 2027年2月3日(水曜日)
恵方: 北北西(方位角345度)
恵方は十干(じっかん)と呼ばれる年の干支の一部によって毎年決まります。2027年の十干は「丁(ひのと)」。丁・壬の年の恵方は北北西(やや北・345度)です。
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| 年の十干 | 恵方 |
|---|---|
| 甲・己 | 東北東やや東 |
| 乙・庚 | 西南西やや西 |
| 丙・辛・戊・癸 | 南南東やや南 |
| 丁・壬(2027年) | 北北西やや北(345度) |
コンパスや方位磁針で345度の方向を向くのが正確ですが、スマートフォンのコンパスアプリでも確認できます。正確な角度が難しければ「ほぼ北、少し西寄り」を意識すれば大丈夫です。
豆まきの楽しみ方
準備するもの
- 炒り大豆(福豆): 必ず炒ったものを使います。生豆は「芽が出ると縁起が悪い」とされるため不可
- 枡(ます): 福豆を入れる升。なければ皿でも
- 柊鰯(ひいらぎいわし): 鬼除けの飾り(後述)
できれば節分の前日までに福豆を神棚や高い棚に供えておくと、豆に神様の力が宿るとされています。
豆まきの手順(奥の部屋から順番に)
豆まきは夜(日没後)に行うのが正式な作法です。
手順
- 全部屋の窓・扉を開ける
- 奥の部屋から順番に、外へ向けて「鬼は外!」と掛け声をかけながら豆をまく
- 豆をまいたらすぐ扉・窓を閉める(鬼を締め出す)
- 「福は内!」と掛け声をかけながら室内に豆をまく
- 各部屋を奥から玄関の順に回り、最後は玄関で同様に行って完了
掛け声の順番が大切:「鬼は外→扉を閉める→福は内」の順です。鬼を先に追い払ってから福を呼び込む、という意味があります。
枡は左手で持ち、胸の高さに構えて、右手で豆をつかみ下手投げでまくのが作法です。
豆まきを行う人
家長、またはその年の干支生まれ(年男・年女)が豆をまくのが伝統です。年男・年女は厄除けの力が強いとされています。
年の数だけ豆を食べる
豆まきの後は数え年(満年齢+1個)の数だけ豆を食べると、一年の健康が得られるとされます。
- 満35歳なら → 36粒
- 数が多くてつらい場合は「福茶」(大豆と梅干しをお湯に入れて飲む)で代替するのも伝統的な方法
⚠️注意: 5歳以下の子どもには硬い炒り豆を食べさせないでください(気管に詰まる危険があります)。節分豆菓子(柔らかいチョコがけや柿の種タイプ)などで代替しましょう。
地域による掛け声の違い
「鬼は外、福は内」が一般的ですが、地域や寺社によって異なります。
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| 場所・地域 | 掛け声 |
|---|---|
| 成田山新勝寺(千葉)など 不動明王を本尊とする寺院 | 「福は内」のみ(不動明王には鬼を改心させる力があるとされ「鬼は外」と言わない) |
| 群馬県鬼石地区 | 「福は内、鬼も内」(地名に「鬼」が入るため鬼を歓迎する) |
地元の神社・寺の豆まき行事に参加する場合は、その寺社の作法に従いましょう。
恵方巻の楽しみ方
食べ方の5つのルール
- 2027年の恵方(北北西・345度)を向いて食べる
- 切らずに1本丸ごと食べる(切ると「縁を切る」とされる)
- 食べ終わるまで一切話さない(話すと運が逃げるとされる)
- 目を閉じて願い事を思い浮かべながら食べる
- 一気に途中で止めず食べる
一人1本が基本。食べきれない場合でもなるべく大きく丸かぶりする気持ちで楽しみましょう。
食べる時間帯は?
厳密なルールはありませんが、「夜に豆まきをするのと同じタイミング」か夕食として食べるのが一般的です。節分当日(2月3日)であれば時間帯は問いません。
恵方巻の具材(七福神にちなんだ7種)
恵方巻には7種類の具材を入れるのが縁起に沿うとされています(七福神にちなんでいるとも言われます)。
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| 具材 | 縁起・意味(諸説あり) |
|---|---|
| 卵焼き・だし巻き | 黄色が金運を呼ぶとされる |
| きゅうり | 「九利(きゅうり)」=九つの利益をもたらすとも |
| かんぴょう | 細長い形が長寿を表すとされる |
| でんぶ(桜でんぶ) | ピンク色がハレの席の彩りに |
| 穴子・うなぎ | 細長い形が出世・ウナギのぼりを表すとされる |
| 椎茸煮 | 笠の形が武家の陣笠に由来するとも |
| マグロ(鉄火) | 赤色が厄除けになるとされる |
スーパーの既製品でも十分ですが、手作りするなら上記7種を参考にすると縁起がよいとされています。各具材の意味には諸説あります。
柊鰯(ひいらぎいわし)の飾り方
節分の伝統的な魔除けの飾りです。玄関に飾ることで鬼を寄せ付けないとされています。
材料: 柊(ひいらぎ)の小枝 + 焼いたイワシの頭
飾り方
1. イワシの頭を焼く(焼くことで臭いが強くなる)
2. 焼いたイワシの頭を柊の枝に刺す
3. 玄関の入口や門柱に飾る
意味: 柊の葉のトゲが鬼の目を刺し、イワシの臭いが鬼を追い払うとされています。
飾る期間: 節分当日(2月3日)から1週間ほど。節分が終わったら白紙に包んで処分するのが丁寧な作法です。
最近はスーパーで柊鰯セットが販売されることもあります。難しければ柊の枝だけを玄関に飾るだけでも節分らしい雰囲気が出ます。
まとめ
2027年の節分(2月3日・水曜日)の実用情報をまとめます。
- 恵方: 北北西(方位角345度)
- 豆まき: 夜に奥の部屋から「鬼は外→福は内」の順で。数え年の数(満年齢+1個)だけ豆を食べる
- 恵方巻: 北北西を向いて、切らず・黙って・一気に1本丸ごと食べる
- 柊鰯: 玄関に飾って魔除けに
毎年の行事でも、作法を知って臨むと豆まきの一投・恵方巻の一口がひと味違った体験になります。2027年の節分も、ご家族やご友人と楽しんでください。
節分の由来・歴史についてはこちらで詳しく解説しています→日本の年中行事一覧