重箱読み・湯桶読みの例一覧|音訓混じり熟語152語を徹底解説

「重箱読み」と「湯桶読み」は、漢字2字の熟語で音読みと訓読みが混在する読み方です。重箱読み(音+訓)91語・湯桶読み(訓+音)61語、合計152語をカテゴリ別のテーブルで網羅しました。日常語から専門用語・歴史的な語まで幅広く収録しています。

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重箱読み(音読み+訓読み)とは

重箱読み(じゅうばこよみ)は、2字熟語の前の字を音読み、後の字を訓読みで読む混じり読みです。名前の由来は「重箱(じゅう‐はこ)」そのもの。「重(じゅう)」が音読み、「箱(はこ)」が訓読みで、まさに重箱読みの見本になっています。

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熟語 読み 前(音読み) 後(訓読み)
重箱 じゅうばこ 重:じゅう 箱:はこ

日常生活・家

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熟語 読み 前(音読み) 後(訓読み)
台所 だいどころ 台:だい 所:どころ
本棚 ほんだな 本:ほん 棚:たな
本屋 ほんや 本:ほん 屋:や
本立て ほんたて 本:ほん 立て:たて
本箱 ほんばこ 本:ほん 箱:ばこ
縁側 えんがわ 縁:えん 側:がわ
客間 きゃくま 客:きゃく 間:ま
座敷 ざしき 座:ざ 敷き:しき
土間 どま 土:ど 間:ま
本場 ほんば 本:ほん 場:ば
額縁 がくぶち 額:がく 縁:ぶち

仕事・社会

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熟語 読み 前(音読み) 後(訓読み)
仕事 しごと 仕:し 事:ごと
仕方 しかた 仕:し 方:かた
仕組み しくみ 仕:し 組み:くみ
仕立て したて 仕:し 立て:たて
仕上げ しあげ 仕:し 上げ:あげ
仕切り しきり 仕:し 切り:きり
仕掛け しかけ 仕:し 掛け:かけ
職場 しょくば 職:しょく 場:ば
役場 やくば 役:やく 場:ば
役目 やくめ 役:やく 目:め
番組 ばんぐみ 番:ばん 組:ぐみ
番屋 ばんや 番:ばん 屋:や
番頭 ばんがしら 番:ばん 頭:がしら
番付 ばんづけ 番:ばん 付け:づけ
残高 ざんだか 残:ざん 高:だか
段取り だんどり 段:だん 取り:どり
字引 じびき 字:じ 引き:びき
賃上げ ちんあげ 賃:ちん 上げ:あげ
忌引 きびき 忌:き 引き:びき
縁組み えんぐみ 縁:えん 組み:ぐみ
桟橋 さんばし 桟:さん 橋:はし
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お金・経済

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熟語 読み 前(音読み) 後(訓読み)
格安 かくやす 格:かく 安:やす
学割 がくわり 学:がく 割:わり
円安 えんやす 円:えん 安:やす
円高 えんだか 円:えん 高:だか
相場 そうば 相:そう 場:ば
総花 そうはな 総:そう 花:はな

地名・場所

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熟語 読み 前(音読み) 後(訓読み)
駅前 えきまえ 駅:えき 前:まえ
駅裏 えきうら 駅:えき 裏:うら
地元 じもと 地:じ 元:もと
地場 じば 地:じ 場:ば
磁場 じば 磁:じ 場:ば
電場 でんば 電:でん 場:ば
馬場 ばば 馬:ば 場:ば

食べ物

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熟語 読み 前(音読み) 後(訓読み)
雑煮 ぞうに 雑:ぞう 煮:に
団子 だんご 団:だん 子:ご
経木 きょうぎ 経:きょう 木:ぎ
天丼 てんどん 天:てん 丼:どん
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色彩

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熟語 読み 前(音読み) 後(訓読み)
金色 きんいろ 金:きん 色:いろ
銀色 ぎんいろ 銀:ぎん 色:いろ
金星 きんぼし 金:きん 星:ぼし
金歯 きんば 金:きん 歯:ば

身体・感情・様子

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熟語 読み 前(音読み) 後(訓読み)
気持ち きもち 気:き 持ち:もち
気遣い きづかい 気:き 遣い:づかい
気晴らし きばらし 気:き 晴らし:ばらし
気抜け きぬけ 気:き 抜け:ぬけ
気前 きまえ 気:き 前:まえ
客足 きゃくあし 客:きゃく 足:あし
地肌 じはだ 地:じ 肌:はだ
本音 ほんね 本:ほん 音:ね
本物 ほんもの 本:ほん 物:もの
本腰 ほんごし 本:ほん 腰:ごし
本筋 ほんすじ 本:ほん 筋:すじ
本道 ほんみち 本:ほん 道:みち
地道 じみち 地:じ 道:みち
地味 じみ 地:じ 味:み
台無し だいなし 台:だい 無し:なし
派手 はで 派:は 手:で
馬鹿 ばか 馬:ば 鹿:か
新顔 しんがお 新:しん 顔:がお
新手 しんて 新:しん 手:て
新型 しんがた 新:しん 型:がた
下手 へた 下:へ 手:た
頭突き ずつき 頭:ず 突き:つき
素足 すあし 素:す 足:あし

武道・勝負

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熟語 読み 前(音読み) 後(訓読み)
王手 おうて 王:おう 手:て
試合 しあい 試:し 合:あい
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文化・芸能

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熟語 読み 前(音読み) 後(訓読み)
楽屋 がくや 楽:がく 屋:や
太鼓 たいこ 太:たい 鼓:こ
銀幕 ぎんまく 銀:ぎん 幕:まく

自然・生き物

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熟語 読み 前(音読み) 後(訓読み)
雑木 ぞうき 雑:ぞう 木:き
毒蛇 どくへび 毒:どく 蛇:へび
毒矢 どくや 毒:どく 矢:や
蛇口 じゃぐち 蛇:じゃ 口:ぐち

言葉・表現

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熟語 読み 前(音読み) 後(訓読み)
音読み おんよみ 音:おん 読み:よみ
訓読み くんよみ 訓:くん 読み:よみ
木目 もくめ 木:もく 目:め
仮名 かな 仮:か 名:な
軍手 ぐんて 軍:ぐん 手:て
半切 はんぎれ 半:はん 切れ:ぎれ

「音読み」「訓読み」という言葉自体が重箱読みというのは面白い豆知識です。

重箱読みの総数:91語

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湯桶読み(訓読み+音読み)とは

湯桶読み(ゆとうよみ)は、2字熟語の前の字を訓読み、後の字を音読みで読む混じり読みです。名前の由来は「湯桶(ゆ‐とう)」から。「湯(ゆ)」が訓読み、「桶(とう)」が音読みで、まさに湯桶読みの見本です。

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熟語 読み 前(訓読み) 後(音読み)
湯桶 ゆとう 湯:ゆ 桶:とう

日常生活

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熟語 読み 前(訓読み) 後(音読み)
場所 ばしょ 場:ば 所:しょ
雨具 あまぐ 雨:あま 具:ぐ
荷物 にもつ 荷:に 物:もつ
敷金 しききん 敷:しき 金:きん
家賃 やちん 家:や 賃:ちん
空缶 あきかん 空:あき 缶:かん
空地 あきち 空:あき 地:ち
石段 いしだん 石:いし 段:だん
朝晩 あさばん 朝:あさ 晩:ばん
金具 かなぐ 金:かな 具:ぐ
建具 たてぐ 建:たて 具:ぐ

食べ物・飲み物

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熟語 読み 前(訓読み) 後(音読み)
豚肉 ぶたにく 豚:ぶた 肉:にく
鶏肉 とりにく 鶏:とり 肉:にく
馬肉 うまにく 馬:うま 肉:にく
焼肉 やきにく 焼:やき 肉:にく
麦茶 むぎちゃ 麦:むぎ 茶:ちゃ
甘茶 あまちゃ 甘:あま 茶:ちゃ
梅酒 うめしゅ 梅:うめ 酒:しゅ
夕食 ゆうしょく 夕:ゆう 食:しょく
夕飯 ゆうはん 夕:ゆう 飯:はん
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お金・契約

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熟語 読み 前(訓読み) 後(音読み)
株券 かぶけん 株:かぶ 券:けん
株式 かぶしき 株:かぶ 式:しき
株価 かぶか 株:かぶ 価:か
頭金 あたまきん 頭:あたま 金:きん
小判 こばん 小:こ 判:ばん

仕事・情報

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熟語 読み 前(訓読み) 後(音読み)
消印 けしいん 消:けし 印:いん
夕刊 ゆうかん 夕:ゆう 刊:かん
合図 あいず 合:あい 図:ず
引数 ひきすう 引:ひき 数:すう

人間関係

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熟語 読み 前(訓読み) 後(音読み)
相性 あいしょう 相:あい 性:しょう
親分 おやぶん 親:おや 分:ぶん

学習・手本

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熟語 読み 前(訓読み) 後(音読み)
見本 みほん 見:み 本:ほん
手本 てほん 手:て 本:ほん
手順 てじゅん 手:て 順:じゅん
手帳 てちょう 手:て 帳:ちょう

文字・色

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熟語 読み 前(訓読み) 後(音読み)
赤字 あかじ 赤:あか 字:じ
黒字 くろじ 黒:くろ 字:じ
青字 あおじ 青:あお 字:じ
赤点 あかてん 赤:あか 点:てん
白地 しらじ 白:しら 地:じ

素材・布地

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熟語 読み 前(訓読み) 後(音読み)
生地 きじ 生:き 地:じ
布地 ぬのじ 布:ぬの 地:じ
絹地 きぬじ 絹:きぬ 地:じ
砂地 すなじ 砂:すな 地:じ
草地 くさち 草:くさ 地:ち
布製 ぬのせい 布:ぬの 製:せい
紙製 かみせい 紙:かみ 製:せい
革製 かわせい 革:かわ 製:せい
竹製 たけせい 竹:たけ 製:せい
皮製 かわせい 皮:かわ 製:せい

自然・野外

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熟語 読み 前(訓読み) 後(音読み)
野宿 のじゅく 野:の 宿:じゅく
野生 やせい 野:や 生:せい
野外 やがい 野:や 外:がい
野心 やしん 野:や 心:しん
野菜 やさい 野:や 菜:さい
高台 たかだい 高:たか 台:だい
平台 ひらだい 平:ひら 台:だい

動物・農業

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熟語 読み 前(訓読み) 後(音読み)
猫科 ねこか 猫:ねこ 科:か
犬種 いぬしゅ 犬:いぬ 種:しゅ
稲作 いなさく 稲:いな 作:さく

スポーツ

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熟語 読み 前(訓読み) 後(音読み)
野球 やきゅう 野:や 球:きゅう

「野球」は明治時代に正岡子規らが広めた訓読み+音読みの造語です。

湯桶読みの総数:61語

重箱読みと湯桶読みの見分け方

重箱読みか湯桶読みかを判断するには、各漢字の音読みと訓読みを確認するのが基本です。

判断のコツ

訓読みの特徴:日本語の固有語に対応する読み。単独で意味をなすことが多い。
- 箱(はこ)、棚(たな)、屋(や)、物(もの)、前(まえ)、道(みち)、手(て)……

音読みの特徴:中国語由来の発音。単独では意味がつかみにくいことが多い。
- 本(ほん)、台(だい)、番(ばん)、職(しょく)、駅(えき)……

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確認ポイント 重箱読み(音+訓) 湯桶読み(訓+音)
1文字目 音読み(漢音・呉音) 訓読み(和語)
2文字目 訓読み(和語) 音読み(漢音・呉音)
典型例 本+棚(ほん+たな) 場+所(ば+しょ)

注意点:間違えやすい語

絵本(えほん)は湯桶読みではない:「絵」の「え」は訓読みのように見えますが、実際は呉音(音読みの一種)。よって絵本は音音読みです。

気配(けはい)も音音読み:「気」の「け」は呉音、「配」の「はい」は漢音で、どちらも音読みの系統です。重箱読みではありません。

立場(たちば)は訓訓読み:「立(たち)」も「場(ば)」もどちらも訓読みのため、重箱読みでも湯桶読みでもありません。

豆知識:名前の由来と歴史

重箱読みという名称は江戸時代ごろから使われ始めたとされています。生活の身近な道具「重箱」が持つ混じり読みが、そのまま名称になりました。

湯桶読みも同様に「湯桶」という道具から名付けられています。どちらの読み方も正式な日本語として使われており、誤りではありません。漢字が中国から伝わった際、日本語の固有語(訓読み)と中国語由来の音(音読み)が混在したことで自然に生まれた読み方です。

明治時代には意図的に湯桶読みの言葉が作られることもありました。「野球(やきゅう)」はその代表例で、訓読み+音読みの造語として広まりました。

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まとめ

重箱読み(音+訓)91語・湯桶読み(訓+音)61語、合わせて152語を収録しました。「台所」「本棚」「場所」「相性」など、日常で何気なく使っている言葉が実は音訓混じりだったと知ると、少し新鮮な気持ちになれます。「音読み」「訓読み」という言葉自体が重箱読みというのも、日本語ならではの面白さです。

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