ヒゲ
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こんにちはみっつんです。
こらこらいきなりカオスだな。
しかもクラウドって、クラウド・ストライフのことじゃないか。
ファイナル・ファンタジーシリーズ知らない人に通用しないネタやめろっ!
・・・ってこれ全部自作自演なんで悲しくなってきました。(笑)
いやでも本当に、雲がクラウドに見えてしまうことだってたまにありますよね!
人じゃないものが人に見えてしまう現象、「パレイドリア現象」とか「シミュラクラ現象」って言うんですよ!
まあ余談は置いといて、、
雲って、高さで分けて全部で「10種類」に分けれるんです。
基本的には雲の高さで分けられていて、その中で形などによって名前がつけられたりしています。
知ってると、友達に自慢できるくらいの効果しかありませんが、街を歩くのが少し楽しくなるかもしれませんね!
と言うことでこれから、様々な「雲の種類」紹介していきたいと思います。
この記事の目次
高さによる雲の種類の名前
みなさん中学校の理科で一度は習ってるんじゃないかと思います。
こんな図を覚えていませんか?
と言うか全てはこの図一つで終わってしまうんですけど、、
見なかったことにして、どんどん解説していこうと思います。
まず、雲の種類は「地上からどのくらいの高さ」に出現するかで以下の3つに分ける事ができます。
・上層雲(5,000~13,000m):エベレスト山(8,848m)
・中層雲(2,000~7,000m):富士山(3,776m)
・下層雲(地表付近~2,000m):スカイツリー(634m)
そして、この上層雲、中層雲、下層雲はさらに以下のように分ける事ができます。
・上層雲・・・巻雲、巻積雲、巻層雲
・中層雲・・・高積雲、高層雲、乱層雲
・下層雲・・・層積雲、層雲、積雲、積乱雲
では、それぞれの雲の特徴・見分け方を図つきで解説していきます。
紹介する雲は、基本的にWMO(世界気象機関)公認の雲です。
巻雲(すじ雲・はね雲・しらす雲)
英語・学術名は Cirrus(シーラス)です。略記号はCi.
天気がよく晴れた日に、上空での風が強い時に出現します。
春・秋によく見られますが、形によってここからさらに5種類に分類されます。(下でまとめています)
巻層雲(うす雲)
英語・学術名は Cirrostratus(シーロストラタス)です。略記号Cs.
非常に薄いため、できはじめの段階では空との見分けがつきにくく、陽が差して明るいときには、肉眼で空を見ても気が付きにくいのが特徴。
悪天候の前兆、予兆。
形によって2種類に分けられます。
巻積雲(うろこ雲・いわし雲・さば雲)
英語・学術名は Cirrocumulus(シーロキュムラス)です。略記号Cc.
巻積雲は細かい氷の粒でできた雲の塊です。一つ一つの曇が小さく薄いので、太陽の光が透け影ができないのが特徴。
悪天候の前触れ。
俗称であるうろこ雲・いわし雲・さば雲はどれも秋の季語なんですよ。
これも形によってさらに4種類に分類されます。
高層雲 (朧雲(おぼろ雲))
英語・学術名は Altostratus(アルトストラタス)です。略記号As.
空全体を一様に覆うことが多く、大抵の場合はすりガラスを通した感じのぼんやりと霞んで見えるのが特徴。
夜にこの雲が月に掛かると、朧月夜となる。ちなみにこれは春の季語。
高積雲(まだら雲、ひつじ雲、叢雲(むら雲))
英語・学術名は Altocumulus(アルトキュムラス)です。略記号Ac.
寒気団上部に暖気が接した際にできることが多く、小規模な大気波の影響で帯状・波紋状に発達して広がっていくのが特徴。
雲や隙間の形が、列をなして並んだように見えることも多いので、地震雲と呼ばれ地震または不吉な事の前兆であると言われることもある。
形によって4種類に分かれます。
乱層雲 (雨雲・雷雲)
英語・学術名は Nimbostratus(ニンボストラトゥス)です。略記号Ns.
多種多様な形をしており、雲の下部に灰色の影があるのが特徴。
形を変えるスピードが早く、いわゆる「あま雲」なので、雨を降らします。
層積雲 (畝雲(うね雲)・まだら雲・くもり雲・むら雲)
英語・学術名は Stratocumulus(ストラトキュムラス)です。略記号Sc.
いわゆる曇り天気です。ふわふわの積雲(わた雲)がたくさん集まって空を埋め尽くします。空が曇りで、雨が降らない時の雲です。一年中見ることができます
形によって3種類に分類される。
積雲 (綿雲)
英語・学術名は Cumulus(キュムラス)です。略記号Cu.
午後になって発生してむくむくと成長していき、夕方になるとそれがとまって消散し始め、大抵は大きく成長せずに消えてしまうのが特徴。
形によって4種類にわけられる。
層雲 (霧雲)
英語・学術名は Stratus(ストラタス)です。略記号St.
雲の中で最も低い場所にできる雲です。
山の途中や地上付近に見られ、低い山だと山全体が層雲で隠れてしまう事もあります。ちなみに、この雲が地面に着くと霧になります。
形によって2種類に分かれます。
また、谷や峡谷一面を霧が覆った場合にできる「雲海」が有名です。↓
天空の城と名高い「竹田城」
積乱雲 (雷雲・入道雲)
英語・学術名は Cumulonimbus(キュムロニンバス)です。略記号Cb.
夏の風物詩「入道雲」です。縦に長く分厚い雲で、雲の中で最も危険な雲になります。
なんと高さが10km以上になる積乱雲もあり、激しい雷や竜巻、豪雨が発生する事もあります。
夏の台風や夕立、冬の激しいあられやヒョウの原因となる雲です。
形によって2種類に分けられます。
以上 が10種の高さによる分類の雲でした。
しかし、この10種類の雲が、さらに形によって種類分けされているのでそれも紹介していきます!
形による雲の種類の名前
毛状雲(巻雲・巻層雲)
英語。学術名は Fibratus です。略記号fib.
毛や繊維のように細いすじ状で、すじの先端が曲がっていないことが特徴。
鉤状雲(巻雲)
英語・学術名は Uncinus です。略記号unc.
毛や繊維のように細いすじ状で、すじの先端が釣り針のように曲がっていることが特徴。
濃密雲(巻雲)
英語・学術名は Spissatus です。略記号spi.
雲が濃く広がったのが特徴。雲の輪郭は薄いすじ状になるため、巻雲と分かる。
塔状雲(巻雲・巻積雲・高層雲・層積雲)
英語・学術名は Castellanus です。略記号cas.
塔や柱のように垂直に立ち上る形が特徴。
房状雲(巻雲・巻積雲・高積雲)
英語・学術名は Floccus です。略記号flo.
細いすじ状の雲の先端が丸くなっていることが特徴。
層状雲(巻積雲・高積雲・層積雲)
英語・学術名は Stratiformis です。略記号str.
多数の雲の塊が集まって空に浮かんでいるのが特徴。
レンズ雲(巻積雲・高積雲・層積雲)
英語・学術名は Lenticularis です。略記号len.
山の上にできた場合、笠雲・傘雲(かさぐも)と呼ばれる。
吊し雲(つるし雲)と呼ばれることが多いほか、ロール雲、ローター雲、巻き雲などとも呼ばれる。
霧状雲(巻層雲・層雲)
英語・学術名は Nebulosus です。略記号neb.
輪郭がわかりにくく、ある程度薄いのが特徴。
扁平雲(積雲)
英語・学術名は Humilis です。略記号hum.
でき始めてすぐの積雲に見られることが多く、雲頂(雲のてっぺん)が平らであることが特徴。
並雲(積雲)
英語・学術名は Mediocris です。略記号med.
発達段階の積雲に見られることが多く、雲頂(雲のてっぺん)が盛り上がって成長していることが特徴。「シュークリーム型」と言われる事がある。
雄大雲(積雲)
英語・学術名は Congestus です。略記号con.
大気が不安定で、でき始めてから時間が経った積雲に見られることが多く、雲頂(雲のてっぺん)が盛り上がっていて雲底(雲の底)からの高さが非常に高いことが特徴。
断片雲(積雲・層雲)
英語・学術名は Fractusです。略記号fra.
密集した層雲の端で雲が離れながら消えていくとき、小さな積雲が消えかけているときなどにできる。
無毛雲(積乱雲)
英語・学術名は Calvusです。略記号cal.
積乱雲のうち、雲頂が丸く、毛羽立ったような雲が付いていない状態のもの。
多毛雲(積乱雲)
英語・学術名は Capillatusです。略記号cap.
積乱雲のうち、雲頂が崩れて、毛羽立ったような雲が付いているもの。
おまけに
おまけに、面白い雲を2つ紹介しておきますね!
彩雲(さいうん)
英語では iridescent clouds となります。
瑞雲(ずいうん)、慶雲(けいうん)、景雲(けいうん)、紫雲(しうん)とも言って、割と起こりやすい「環水平アーク」と呼ばれる気象現象ですが、昔から吉兆と言われています。
乳房雲(ちぶさくも)
英語では Mammatus となります。
名前から侮ってはいけません。
普通に怖いです。
雲底で下降気流や渦流が発生しているとき発生する雲です。
出現したら雷や雹、竜巻の恐れありなので、男性諸君は間違えても近づいてはいけませんよ。
よろず屋マメ知識
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