
「事象の地平線」「アポリア」「エクソシズム」——厨二病心をくすぐる専門用語の響きは、意味を知ると何倍もかっこよくなります。
物理・宇宙、哲学・思想、神学・オカルト、医学・解剖学、軍事・戦術、数学・論理学の6ジャンルから、厨二病ワードとして使えるかっこいい専門用語を257語収録しました。読み仮名と意味付きの分野別テーブルでまとめているので、気になる分野から探せます。創作のネーミング探しにも、雑学として語りたい場面にも役立てていただけます。
なお、厨二病的な技名・セリフ・必殺技の名前は厨二病の単語・技名・セリフまとめを、かっこいい言葉を多言語で探したい方は創作・ネーミングに使えるかっこいい言葉245選を、あわせてご覧ください。
物理・宇宙の専門用語(理系厨二語)
相対性理論・量子力学・宇宙論から生まれた用語は、現実に存在するうえに響きも最高です。「量子もつれ」「事象の地平線」など、知るほどに世界観が深まります。
← 横にスクロールできます →
| 用語 | 読み | どんな概念か |
|---|---|---|
| 事象の地平線 | じしょうのちへいせん | ブラックホール周辺で光も脱出できなくなる臨界の境界面 |
| 特異点 | とくいてん | 密度や曲率が無限大に発散するブラックホール中心の点 |
| 量子もつれ | りょうしもつれ | 2粒子が遠く離れていても互いに瞬時に影響し合う量子力学の相関 |
| シュバルツシルト半径 | しゅばるつしるとはんけい | 天体がブラックホールになる限界サイズを表す臨界半径 |
| ダークマター | だーくまたー | 光を放たず観測できないが重力効果は確認されている謎の物質 |
| ダークエネルギー | だーくえねるぎー | 宇宙の加速膨張を引き起こすとされる正体不明のエネルギー成分 |
| 重力波 | じゅうりょくは | 時空のゆがみが波として光速で伝播する現象(2015年初観測) |
| 超弦理論 | ちょうげんりろん | 素粒子を超微小な「弦」の振動として記述する統一理論の候補 |
| 多世界解釈 | たせかいかいしゃく | 量子の観測ごとに宇宙が枝分かれすると説明する量子力学の解釈 |
| シュレーディンガーの猫 | しゅれーでぃんがーのねこ | 量子の重ね合わせを巨視的に示した「死と生が共存する猫」の思考実験 |
| エントロピー | えんとろぴー | 系の無秩序さ・乱雑さを数値化した熱力学の状態量 |
| フラクタル | ふらくたる | どのスケールで見ても同じ形が繰り返す自己相似的な構造 |
| カオス | かおす | 決定論的な系でも初期値の微差が予測不能な変化を招く性質 |
| タキオン | たきおん | 光速超で移動すると仮定された理論上の超光速粒子 |
| ストレンジアトラクター | すとれんじあとらくたー | カオス系の位相空間に現れる複雑な形の吸引集合 |
| クォーク | くぉーく | 陽子・中性子を構成する素粒子の最小単位(6種のフレーバー) |
| ニュートリノ | にゅーとりの | 質量がほぼゼロで物質をほぼ素通りする幽霊のような素粒子 |
| ヒッグス粒子 | ひっぐすりゅうし | 他の素粒子に質量を与える「神の粒子」 |
| 反物質 | はんぶっしつ | 通常粒子と電荷が逆で、接触すると対消滅する物質 |
| 縮退圧 | しゅくたいあつ | 白色矮星・中性子星を支えるパウリ排他原理に基づく量子的圧力 |
| 白色矮星 | はくしょくわいせい | 核融合を終えた恒星が行き着く超高密度の冷えた残骸 |
| 中性子星 | ちゅうせいしせい | スプーン1杯が数億トンにもなる超高密度の天体 |
| パルサー | ぱるさー | 規則的な電磁波パルスを放つ高速自転する中性子星 |
| マグネター | まぐねたー | 中性子星のうち極めて強力な磁場を持つ特殊天体 |
| ワームホール | わーむほーる | 宇宙の2点を短絡する仮説上のトンネル構造 |
| ホーキング放射 | ほーきんぐほうしゃ | ブラックホール境界での量子効果により粒子が外部に漏れ出す現象 |
| プランク時間 | ぷらんくじかん | 物理的意味を持つ最小の時間単位(約5.4×10⁻⁴⁴秒) |
| ローレンツ収縮 | ろーれんつしゅうしゅく | 光速に近い速度で動く物体が進行方向に縮んで見える相対論効果 |
| 時間膨張 | じかんぼうちょう | 高速移動・強重力場で時間の進みが遅れる相対論効果 |
| 重力レンズ | じゅうりょくれんず | 巨大質量が時空を曲げ、光の進路が変わる現象 |
| 超新星爆発 | ちょうしんせいばくはつ | 大質量星が一生の終わりに起こす銀河全体に匹敵する大爆発 |
| インフレーション | いんふれーしょん | ビッグバン直後に宇宙が指数関数的に膨張したとされる現象 |
| 宇宙マイクロ波背景放射 | うちゅうまいくろははいけいほうしゃ | 全天から届くビッグバンの「残光」 |
| フェルミのパラドックス | ふぇるみのぱらどっくす | 広大な宇宙に知的生命がいるはずなのに交信できない矛盾 |
| ドレイク方程式 | どれいくほうていしき | 銀河系内の知的文明数を推定するための掛け算式 |
| 相転移 | そうてんい | 水が氷になるように物質の状態が急激に変化する現象 |
| 波動関数 | はどうかんすう | 量子状態の確率振幅を記述する複素数の数学的関数 |
| 磁気モノポール | じきものぽーる | 理論上存在するとされる単極の磁荷を持つ粒子 |
| 超対称性 | ちょうたいしょうせい | すべての素粒子に超対称パートナーが存在するとする理論 |
| 余剰次元 | よじょうじげん | 超弦理論で仮定される4次元時空を超えた隠れた空間次元 |
| 量子真空 | りょうししんくう | 真空に見えても仮想粒子が生滅する量子論的な最低エネルギー状態 |
| 超流体 | ちょうりゅうたい | 粘性ゼロで摩擦なしに流れる量子的な液体状態 |
| 超伝導 | ちょうでんどう | 特定温度以下で電気抵抗が完全にゼロになる量子現象 |
| コスモロジカル定数 | こすもろじかるていすう | 宇宙膨張の加速を記述するアインシュタイン方程式の定数項 |
| スピン | すぴん | 素粒子が持つ固有の角運動量(0・1/2・1などの量子数) |
| オルバースのパラドックス | おるばーすのぱらどっくす | 無限宇宙なら夜空は明るいはずなのに暗い、という矛盾 |
| 宇宙の熱的死 | うちゅうのねつてきし | エントロピーが最大に達し、宇宙の温度が均一になる終焉 |
| トンネル効果 | とんねるこうか | 古典力学では越えられない障壁を量子的にすり抜ける現象 |
| 量子デコヒーレンス | りょうしでこひーれんす | 量子の重ね合わせ状態が環境との相互作用で古典的状態に崩壊する過程 |
| ペンローズ図 | ぺんろーずず | 無限大を有限で表現し時空の因果構造を可視化した時空図 |
哲学・思想の専門用語(哲学系厨二語)
ニーチェ・ソクラテス・ヘーゲル——哲学の用語は聞いただけでただならぬ雰囲気があります。意味を知るとさらに深みが増します。
← 横にスクロールできます →
| 用語 | 読み | どんな概念か |
|---|---|---|
| アポリア | あぽりあ | 解決不能な矛盾・論理的行き詰まり状態(古代ギリシャ哲学の用語) |
| ニヒリズム | にひりずむ | 一切の価値・意味・真理を否定する虚無主義の思想 |
| 弁証法 | べんしょうほう | 対立する命題(正・反)を統合(合)して真理に近づく論理展開 |
| アンチノミー | あんちのみー | 同じ論理で正反対の結論が導かれる二律背反 |
| エポケー | えぽけー | 判断を一時的に保留し確信を棚上げにする現象学的な態度 |
| ロゴス | ろごす | 理性・言葉・秩序を意味するギリシャ語の哲学概念 |
| イデア | いであ | プラトンが提唱した永遠不変の真の実在(感覚世界の原型) |
| ヌース | ぬーす | 古代ギリシャ哲学における宇宙を秩序づける「知性・精神」 |
| ヒュレー | ひゅれー | アリストテレスが提唱した形を与えられる前の「質料・素材」 |
| テロス | てろす | アリストテレスが示す存在の目的・究極の目標 |
| ソリプシズム | そりぷしずむ | 自分の心だけが確実に存在し他はすべて不確かとする独我論 |
| コスモス | こすもす | 秩序・調和のある宇宙を意味するギリシャ語(カオスの対概念) |
| アルケー | あるけー | 万物の根本を成す根源的な原質(古代ギリシャ自然哲学の問い) |
| ヘゲモニー | へげもにー | 政治・文化的な支配権・覇権(グラムシが社会理論に用いた) |
| パラドックス | ぱらどっくす | 正しそうな前提から矛盾した結論が生まれる逆説的命題 |
| 実存主義 | じつぞんしゅぎ | 人間の実存(存在)が本質に先立つとするサルトルらの哲学 |
| 形而上学 | けいじじょうがく | 経験を超えた存在・宇宙・神・魂を問う哲学の根幹 |
| 現象学 | げんしょうがく | 意識に現れる現象をそのままに記述するフッサール創始の哲学 |
| 認識論 | にんしきろん | 知識の起源・構造・範囲・妥当性を問う哲学の分野(エピステモロジー) |
| 存在論 | そんざいろん | 「何が存在するか」を問う哲学の根本分野(オントロジー) |
| タブラ・ラサ | たぶららさ | 生まれた時の心は白紙(何も書かれていない石板)とするロックの経験論 |
| コギト | こぎと | 「我思う、ゆえに我あり」のデカルトの命題(Cogito, ergo sum) |
| デウス・エクス・マキナ | でうすえくすまきな | 物語の行き詰まりを神が唐突に解決するギリシャ演劇の手法 |
| アモール・ファティ | あもーるふぁてぃ | 「運命を愛せよ」というニーチェの思想(自分の運命を丸ごと肯定する) |
| 永劫回帰 | えいごうかいき | 宇宙と時間が無限に繰り返されるとするニーチェの仮説 |
| 超人 | ちょうじん | ニーチェが神の死後に人間が目指すべき価値創造者像 |
| ルサンチマン | るさんちまん | 弱者が強者に向ける抑圧された恨み・憎しみによる価値逆転の心理 |
| 権力への意志 | けんりょくへのいし | 生命の本質は力の拡大・支配にあるとするニーチェの哲学概念 |
| アンチテーゼ | あんちてーぜ | ヘーゲル弁証法の「反」の命題(テーゼに対立する) |
| アウフヘーベン | あうふへーべん | 否定しながら高次元に統合するヘーゲル弁証法の「止揚」 |
| デミウルゴス | でみうるごす | プラトンの宇宙論に登場する、世界を造った職人神 |
| カタルシス | かたるしす | 悲劇の観賞により感情が浄化・解放されるアリストテレスの概念 |
| ピュロニズム | ぴゅろにずむ | 判断を完全に保留し一切の主張を退ける懐疑主義の極端な立場 |
| ハーメノイティクス | はーめのいてぃくす | テキスト・記号・象徴の意味を解釈する「解釈学」 |
| ツァラトゥストラ | つぁらとぅすとら | ニーチェが永劫回帰・超人思想を語らせた預言者の名前 |
| 汎神論 | はんしんろん | 宇宙そのものが神であるとする思想(スピノザが代表) |
| アガペー | あがぺー | キリスト教的な無条件の愛・神の人間への愛(エロスと対比) |
| エロス | えろす | プラトンのイデアへの憧れを源泉とする上昇する「愛・欲望」 |
| パンエンテイズム | ぱんえんていずむ | 神は世界を含みかつ超えているとする「万有在神論」 |
| アポカタスタシス | あぽかたすたしす | 万物が最終的に神のもとに回復するという普遍救済論 |
神学・呪術・オカルトの専門用語(闇系厨二語)
魔術書・悪魔祓い・錬金術——中世から現代まで人を引き付けてきた「闇の語彙」です。ファンタジーや創作世界でも頻出します。
← 横にスクロールできます →
| 用語 | 読み | どんな概念か |
|---|---|---|
| エクソシズム | えくそしずむ | 憑依した悪魔・霊を祈禱と儀式で追い払う「悪魔祓い」 |
| アナテマ | あなてま | キリスト教会による破門・呪詛(聖なるものからの切り離し) |
| グリモワール | ぐりもわーる | 魔法の術式・呪文・儀式を記した魔術書 |
| サバト | さばと | 伝承で魔女たちが集まり悪魔と踊り狂うとされた秘密の集会 |
| ネクロマンシー | ねくろまんしー | 死者の霊を呼び出して過去・未来を占う「死霊術」 |
| シジル | しじる | 意図や意思を魔術的に変換した呪符・魔法陣の記号 |
| インカンテーション | いんかんてーしょん | 呪力を持つとされる言葉を唱える呪文・詠唱 |
| ディヴィネーション | でぃうぃねーしょん | タロット・占星術などを使う占い・予言術の総称 |
| コンジュレーション | こんじゅれーしょん | 霊・悪魔・精霊などを召喚・呼び出す魔術的行為 |
| アパリション | あぱりしょん | 死者の霊・幽霊・亡霊の出現・顕現 |
| ヘレシー | へれしー | 正統的な教義に反する「異端」の教え・信仰 |
| アポスタシー | あぽすたしー | 信仰を捨てる「棄教」「背教」 |
| ヘレティック | へれてぃっく | 異端とみなされた者・異教徒 |
| ディアボロス | でぃあぼろす | 「誹謗する者」を意味するギリシャ語で悪魔・サタンの語源 |
| ルシファー | るしふぁー | ラテン語で「光をもたらす者」を意味し、堕天使として伝わる明けの明星の天使の名(諸説あり) |
| アザゼル | あざぜる | 砂漠に送り出された贖罪の山羊(スケープゴート)の元となる堕天使 |
| テトラグラマトン | てとらぐらまとん | ヘブライ語で神の名を表す4文字(YHWH・ヤハウェ)の呼称 |
| カバラ | かばら | ユダヤ教の神秘主義的伝統で宇宙の構造を数・文字で解読する |
| ゴーレム | ごーれむ | ユダヤの伝承で粘土から作られた人工の生命体 |
| ホムンクルス | ほむんくるす | 錬金術師が人工的に作ったとされる小人・人造人間 |
| アルケミー | あるけみー | 物質変換(卑金属→金)や不老不死を目指す「錬金術」 |
| フィロソファーズ・ストーン | ふぃろそふぁーずすとーん | 卑金属を金に変え不老不死を与えるとされた伝説の「賢者の石」 |
| エリクサー | えりくさー | 万能薬・不老不死の霊薬 |
| アニムス | あにむす | ユング心理学で女性の無意識に宿る「男性的原理・内なる男性像」 |
| アニマ | あにま | ユング心理学で男性の無意識に宿る「女性的原理・内なる女性像」 |
| シャドー | しゃどー | ユング心理学で意識が抑圧した「影の自己」「暗黒面」 |
| アーキタイプ | あーきたいぷ | ユングが提唱する全人類に共通する集合的無意識の元型 |
| コレクティブ・アンコンシャス | これくてぃぶあんこんしゃす | 個人を超えた全人類に共通する無意識の層(集合的無意識) |
| マナ | まな | ポリネシア・メラネシア文化で万物に宿る霊的エネルギー |
| エーテル | えーてる | 万物を満たすとされた幻の物質・四大元素を超える「第五元素」 |
| アニミズム | あにみずむ | 万物に霊が宿るとする信仰・自然崇拝の原始的宗教観 |
| トーテミズム | とーてみずむ | 特定の動物・自然物を民族の始祖・守護として崇拝する信仰 |
| シャーマニズム | しゃーまにずむ | シャーマン(霊媒師)が霊界と交流し病を癒す宗教実践 |
| ポルターガイスト | ぽるたーがいすと | ドイツ語で「騒ぐ霊」=物が動く・音がする霊現象 |
| アポカリプス | あぽかりぷす | ギリシャ語で「啓示・幕開け」。転じて終末・大破滅を指す |
| アルマゲドン | あるまげどん | 聖書の最終決戦の地。転じて人類最後の戦争・世界的大災害 |
| ラグナロク | らぐなろく | 北欧神話の「神々の黄昏」。神と巨人の最終決戦と世界の終末 |
| ヴァルハラ | う゛ぁるはら | 北欧神話でオーディンに選ばれた戦士の魂が集う来世の宮殿 |
| アカシックレコード | あかしっくれこーど | 宇宙に存在するすべての出来事が記録されているとされる霊的記録 |
| エンチャントメント | えんちゃんとめんと | 魔法による魅了・付呪・呪術的な力の付与 |
| デモノロジー | でものろじー | 悪魔・悪霊の体系的な研究・分類学(悪魔学) |
| セフィロト | せふぃろと | カバラの「生命の木」にある10の神の属性の球体 |
| コンクラーベ | こんくらーべ | カトリック教会が密室で教皇を選出する秘密会議 |
| インクイジション | いんくいじしょん | 中世カトリックによる異端者を審問・処罰した「異端審問」 |
| ペンタクル | ぺんたくる | 魔術的な力を持つとされる五芒星(ペンタグラム)の護符 |
| ヘルメティシズム | へるめてぃしずむ | 錬金術・占星術・神智学を統合したエジプト起源の神秘主義哲学 |
| オートマティスム | おーとまてぃすむ | 無意識に筆や体を動かして霊的メッセージを受け取る自動書記 |
| エクトプラズム | えくとぷらずむ | 心霊現象で霊媒師の体から排出されるとされた霊的物質 |
| レメゲトン | れめげとん | 72柱の悪魔を記したとされる17世紀の伝承的な魔術書 |
| オカルト | おかると | ラテン語で「隠されたもの」。超自然・神秘現象の総称 |
医学・解剖学の専門用語(ボディサイエンス系厨二語)
脳・細胞・ホルモン——人体の内部には、SF顔負けの専門用語が並んでいます。「海馬」「アポトーシス」は、知ると体の見方が変わります。
← 横にスクロールできます →
| 用語 | 読み | どんな概念か |
|---|---|---|
| 海馬 | かいば | 記憶の形成に関わる大脳辺縁系の器官(形がタツノオトシゴに似る) |
| 松果体 | しょうかたい | 睡眠ホルモン(メラトニン)を分泌する脳内の小さな腺 |
| 扁桃体 | へんとうたい | 恐怖・怒りなどの感情反応と記憶の感情付けに関わる脳の領域 |
| 視床下部 | ししょうかぶ | 体温・食欲・ホルモン分泌などを統括する脳の最重要制御中枢 |
| 大脳基底核 | だいのうきていかく | 運動制御・学習・習慣形成に関わる大脳深部の神経核の集まり |
| 前頭前野 | ぜんとうぜんや | 計画・判断・社会性など高次認知機能を担う前頭葉の最前部 |
| 黒質 | こくしつ | ドーパミンを産生する脳幹の色素細胞群(パーキンソン病で変性) |
| 延髄 | えんずい | 呼吸・心拍・嚥下などを制御する脳幹の最下部 |
| ニューロン | にゅーろん | 電気信号で情報を伝達する神経細胞の基本単位 |
| シナプス | しなぷす | ニューロン間で神経伝達物質をやりとりする接合部位 |
| ドーパミン | どーぱみん | 報酬・快楽・意欲に関わる脳内の神経伝達物質 |
| セロトニン | せろとにん | 気分・幸福感・睡眠を調整する脳内の神経伝達物質 |
| アドレナリン | あどれなりん | 興奮・緊張時に副腎から分泌され闘争・逃走反応を起こすホルモン |
| オキシトシン | おきしとしん | 愛着・信頼・社会的絆に関わる「愛情ホルモン」 |
| コルチゾール | こるちぞーる | ストレス時に副腎皮質から分泌される「ストレスホルモン」 |
| アポトーシス | あぽとーしす | 細胞が遺伝子制御に従い自発的に死に至るプログラム細胞死 |
| ネクローシス | ねくろーしす | 細胞が傷害・壊死によって受動的に死に至る壊死 |
| ホメオスタシス | ほめおすたしす | 外部環境の変化に対して体内を一定に保つ生体恒常性 |
| アシドーシス | あしどーしす | 血液が酸性に傾く状態(呼吸・代謝の異常で起きる) |
| サイトカイン | さいとかいん | 免疫細胞が分泌し炎症・免疫応答を調節するタンパク質の総称 |
| ミトコンドリア | みとこんどりあ | 細胞のエネルギー(ATP)を産生する細胞小器官 |
| リゾソーム | りぞそーむ | 不要物・異物を分解する酵素を持つ細胞内の消化器官 |
| ゲノム | げのむ | 生物が持つ全遺伝情報の総体 |
| エピゲノム | えぴげのむ | DNA配列を変えずに遺伝子発現を制御する修飾パターンの総体 |
| テロメア | てろめあ | 染色体末端を保護する反復配列(老化・寿命と密接に関係する) |
| アクチン | あくちん | ミオシンと協働して筋肉の収縮を引き起こすタンパク質 |
| ミオシン | みおしん | 筋肉の収縮を担うモータータンパク質 |
| コラーゲン | こらーげん | 皮膚・腱・骨を支える体内で最も豊富な構造タンパク質 |
| グリア細胞 | ぐりあさいぼう | ニューロンを支援・保護・栄養補給する非神経細胞の総称 |
| 血液脳関門 | けつえきのうかんもん | 脳を有害物質から守り特定の物質のみを通す選択的な障壁 |
| 迷走神経 | めいそうしんけい | 胸・腹の多くの臓器をコントロールする最長の脳神経 |
| 帯状回 | たいじょうかい | 感情制御・意思決定・痛みに関わる大脳辺縁系の一部 |
| 大脳皮質 | だいのうひしつ | 思考・言語・感覚・運動を担う脳の最外層 |
| 下垂体 | かすいたい | 脳の底部にある主要な内分泌腺で多くのホルモン分泌を統括 |
| 副腎 | ふくじん | 腎臓の上に位置しアドレナリン・コルチゾールを分泌する腺 |
| T細胞 | てぃーさいぼう | 胸腺で成熟しウイルス感染細胞や腫瘍を直接攻撃する免疫細胞 |
| B細胞 | びーさいぼう | 抗体を産生し病原体を中和する体液性免疫の主役 |
| NK細胞 | えぬけーさいぼう | がん細胞・ウイルス感染細胞を殺傷するナチュラルキラー細胞 |
| マクロファージ | まくろふぁーじ | 異物・死細胞を貪食し免疫応答を調節する大食細胞 |
| 樹状細胞 | じゅじょうさいぼう | 病原体を取り込みT細胞に情報を提示する免疫系の「司令塔」 |
| 神経可塑性 | しんけいかそせい | 学習・経験により神経回路が変化・再構成される脳の特性 |
| 転写因子 | てんしゃいんし | 特定の遺伝子の発現をON/OFFに切り替えるタンパク質 |
| 免疫記憶 | めんえききおく | 一度認識した病原体の情報を保持し二度目に素早く対応する仕組み |
| 神経伝達物質 | しんけいでんたつぶっしつ | シナプスで放出されニューロン間の信号を伝える化学物質の総称 |
| 表現型 | ひょうげんけい | 遺伝子と環境の相互作用によって実際に現れる生物の形質・特性 |
| 脂質二重膜 | ししつにじゅうまく | 細胞膜を構成するリン脂質が二層に並んだ選択的透過性の膜構造 |
| カスパーゼ | かすぱーぜ | アポトーシスを実行するタンパク質分解酵素(細胞の「自爆装置」) |
軍事・戦術の専門用語(戦闘系厨二語)
古代ローマの軍制から中世の攻城戦・近現代の作戦術まで、軍事用語は戦略性・重厚感のある言葉の宝庫です。
← 横にスクロールできます →
| 用語 | 読み | どんな概念か |
|---|---|---|
| レギオン | れぎおん | 古代ローマの基本戦闘単位(約5,000人の重装歩兵部隊) |
| ヴァンガード | う゛ぁんがーど | 先陣・最前衛(フランス語 avant-garde=前衛の軍事的語源) |
| バタリオン | ばたりおん | 400〜1,000人規模の歩兵の基本編成単位(大隊) |
| プラトーン | ぷらとーん | 20〜50人規模の小部隊(小隊)。最小の戦術単位 |
| コーホート | こーほーと | 古代ローマ軍の中間編成単位(約480人・レギオンの10分の1) |
| カタフラクト | かたふらくと | 全身を鎧で覆われた古代・中世の重装甲騎兵 |
| バリスタ | ばりすた | 巨大な矢・石を発射する古代の大型投射兵器 |
| トレビュシェット | とれびゅしぇっと | 重力と反動腕で巨大な岩石を投射する中世の投石機 |
| バスティオン | ばすてぃおん | 城壁から突き出た砲台を持つ稜堡式要塞の突出部 |
| サイタデル | さいたでる | 都市内部に設けた最後の抵抗拠点(内城・城塞) |
| ドレッドノート | どれっどのーと | 1906年英国が建造した当時革命的な全主砲統一型戦艦 |
| フリゲート | ふりげーと | 護衛・哨戒を担う中型の高速軍艦 |
| コルベット | こるべっと | 小型で機動性の高い軽武装の哨戒艦 |
| スカーミッシャー | すかーみっしゃー | 主力前に展開し偵察・擾乱を行う散兵・先遣軽歩兵 |
| エンフィラーデ | えんふぃらーど | 敵の縦列に対し側面・後方から射線を通す「縦射」 |
| ピンサー | ぴんさー | 敵を両翼から挟み込む「鋏状包囲戦術」 |
| バルワーク | ばるわーく | 城壁を超えた野外の防護構造物・土塁・防壁 |
| ランパート | らんぱーと | 城・要塞の外周を囲む土盛り・石積みの防壁 |
| デファイル | でふぁいる | 軍が一列にしか通れない狭隘な地形・隘路 |
| サリアント | さりあんと | 戦線が敵陣内に突き出た「突出部」(陣地の弱点になりやすい) |
| フランキング | ふらんきんぐ | 敵の側面を攻撃する「側面攻撃・迂回攻撃」 |
| サリー | さりー | 包囲された側が城門を開けて突撃する「打って出る」奇襲 |
| スコーチドアース | すこーちどあーす | 退却時に敵が利用できる資源・施設を自ら焼き払う「焦土作戦」 |
| アンブッシュ | あんぶっしゅ | 敵が通る経路に潜み突然攻撃する「待ち伏せ」 |
| デセプション | でせぷしょん | 敵の判断を誤らせる「欺瞞・陽動作戦」 |
| チョークポイント | ちょーくぽいんと | 海峡・峠など軍事的に重要な通過必須の地理的要所 |
| ロジスティクス | ろじすてぃくす | 兵站(武器・食料・弾薬の調達・輸送・補給の体系) |
| ゲリラ | げりら | スペイン語で「小さな戦争」。非正規軍による非対称戦術 |
| サボタージュ | さぼたーじゅ | 敵の工場・インフラを意図的に破壊・妨害する工作活動 |
| オペレーション | おぺれーしょん | 特定の目標を達成するための計画的な軍事行動 |
| コマンド | こまんど | 特殊任務に特化した精鋭の特殊作戦部隊 |
| ストラテジー | すとらてじー | 目標達成のための長期的・大局的な「戦略」 |
| タクティクス | たくてぃくす | 個別の戦闘を有利に進めるための具体的手段「戦術」 |
| インテリジェンス | いんてりじぇんす | 収集・分析された情報・諜報(軍事作戦の基盤となる) |
| カウンターインテリジェンス | かうんたーいんてりじぇんす | 敵のスパイ・情報収集を妨害する「防諜工作」 |
| エクスペディション | えくすぺでぃしょん | 海外・遠方への軍事遠征・派遣 |
| パラトルーパー | ぱらとるーぱー | 敵後方に降下作戦で投入される落下傘部隊(空挺兵) |
| マーシャルロー | まーしゃるろー | 軍が政府機能を掌握し一般市民に対しても管轄権を持つ「戒厳令」 |
| コーターバタリオン | こーたーばたりおん | 4個中隊で編成される標準的な大隊の構成単位 |
| インファントリー | いんふぁんとりー | 徒歩で戦闘する最も基本的な戦闘兵科「歩兵」 |
数学・論理学の専門用語(論理系厨二語)
無限大・位相空間・ゲーデルの不完全性定理——数学には、哲学にも匹敵する深遠な概念が並んでいます。
← 横にスクロールできます →
| 用語 | 読み | どんな概念か |
|---|---|---|
| ゲーデルの不完全性定理 | げーでるのふかんぜんせいていり | 十分に強い算術では証明も反証もできない命題が存在するという定理 |
| カントール集合 | かんとーるしゅうごう | 有限区間から繰り返し中央を除き続けると生まれる不思議な集合 |
| アレフ数 | あれふすう | カントールが定義した無限集合の「大きさ」を表す超限基数 |
| 位相空間 | いそうくうかん | 集合に「開集合」の概念を与えた数学の空間(近さを抽象化) |
| ホモトピー | ほもとぴー | 2つの連続関数が連続的に変形できる「同変形」の概念 |
| マニホールド | まにふぉーるど | 局所的に通常の空間と同じように見える多様体(多次元曲面) |
| リーマン面 | りーまんめん | 複素関数の定義域を多値性なく1価に扱うための複素多様体 |
| カオス的アトラクター | かおすてきあとらくたー | カオス系が長時間後に収束する複雑な幾何学的図形 |
| フィボナッチ数列 | ふぃぼなっちすうれつ | 前の2項の和が次の項になる数列(1、1、2、3、5、8、13…) |
| 黄金比 | おうごんひ | 1:1.618…(φ)の比率で自然界・芸術に繰り返し現れる |
| 素数定理 | そすうていり | 素数の分布が対数関数で近似できることを示す数論の定理 |
| オイラーの等式 | おいらーのとうしき | e^(iπ)+1=0 。5つの数学定数を結ぶ「最も美しい式」 |
| 無限大 | むげんだい | 際限なく大きくなる数の概念(∞)。数学では厳密に扱われる |
| 複素平面 | ふくそへいめん | 実数軸と虚数軸で構成された2次元平面(ガウス平面とも) |
| フーリエ変換 | ふーりえへんかん | 任意の関数を周波数成分の重ね合わせとして表現する数学的変換 |
| ラプラス変換 | らぷらすへんかん | 微分方程式を代数方程式に変換して解きやすくする積分変換 |
| モジュラー演算 | もじゅらーえんざん | 割り算の余りの演算(時計の計算のように循環する) |
| 位数 | いすう | 群論で元素が単位元になるまでの繰り返しの最小回数 |
| 同型 | どうけい | 異なる数学的構造の間に構造を保つ全単射写像が存在する関係 |
| 証明不可能性 | しょうめいふかのうせい | ゲーデルが示した「ある公理系では証明も反証もできない命題の存在」 |
| ナッシュ均衡 | なっしゅきんこう | どのプレイヤーも戦略を変えても損をしない「安定した戦略の組み合わせ」 |
| ベイズ定理 | べいずていり | 事前確率を新たな証拠で更新する条件付き確率の基本定理 |
| モンテカルロ法 | もんてかるろほう | 乱数を使った繰り返し試行で数値解・確率を近似する手法 |
| フラクタル次元 | ふらくたるじげん | 自己相似図形の「複雑さ」を表す0〜3の間の分数次元 |
| P≠NP問題 | ぴーいこーるえぬぴーもんだい | 「解の検証が簡単な問題は、解を求めるのも簡単か?」という未解決問題 |
| ゼノンのパラドックス | ぜのんのぱらどっくす | アキレスは永遠に亀に追いつけないという運動の無限分割のパラドックス |
| 超限帰納法 | ちょうげんきのうほう | 通常の数学的帰納法を順序数全体に拡張した証明手法 |
| 群論 | ぐんろん | 対称性・変換の構造を抽象的に扱う現代代数学の基盤 |
| 圏論 | けんろん | 数学的構造とその間の「射」を扱う最高度に抽象的な数学の枠組み |
| リーマン予想 | りーまんよそう | ゼータ関数の非自明なゼロ点はすべて実部1/2の直線上という未解決予想 |
| コラッツ予想 | こらっつよそう | 奇数を3倍+1、偶数を2で割り続けると必ず1になるという未解決予想 |
まとめ
物理・宇宙から数学・論理学まで、6ジャンルにわたる厨二病ワード・かっこいい専門用語を257語まとめました。「知らなかったけどかっこいい」から「意味まで知ってかっこいい」へ——語彙が増えると、世界の見え方が変わります。
創作のネーミングや設定作りに使いたい方は、創作・ネーミングに使えるかっこいい言葉245選や異名・二つ名の一覧151選もあわせてご覧ください。世界の言語で「光・闇・竜」を意味する言葉を集めた多言語概念語195選もおすすめです。