異名・二つ名の一覧151選|歴史の偉人・神・英雄のかっこいい呼び名まとめ

歴史上の偉人や神話の神々には、本名以外に「異名(いみょう)」や「二つ名(ふたつな)」と呼ばれる特別な呼び名がある。武田信玄の「甲斐の虎」、ナポレオンの「コルシカの怪物」、オーディンの「万物の父」など、その呼び名には人物の本質・恐怖・功績が凝縮されている。

本記事では、日本の戦国武将・幕末の人物から、世界史の英雄・中国の武将、そしてギリシャ・北欧・日本・エジプト神話の神々まで、151件の異名・二つ名をカテゴリ別テーブルで一挙にまとめた。創作のネーミングにも役立つ圧倒的な網羅性をお届けする。

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日本史の異名一覧

戦国時代の武将・大名(51件)

戦国時代は、武将たちが仲間・敵・民衆から恐れや称賛を込めた異名をつけられた時代だ。「鬼」「龍」「虎」「槍」など、その異名は人物の特質を一言で表している。

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人物名 読み 異名 由来・意味
織田信長 おだ のぶなが 第六天魔王 朝倉義景への書状で自ら名乗った仏教的魔王の名号
武田信玄 たけだ しんげん 甲斐の虎 北信濃まで版図を広げた猛威が虎に例えられた
上杉謙信 うえすぎ けんしん 越後の龍 武田信玄(虎)と対を成す龍として称えられた
上杉謙信 うえすぎ けんしん 軍神・毘沙門天の化身 自ら毘沙門天を信仰し、その化身と称した
伊達政宗 だて まさむね 独眼竜 幼少期に右目を失い、片眼の龍として恐れられた
豊臣秀吉 とよとみ ひでよし 猿・木綿藤吉 信長が外見から「猿」と呼んだとされる
徳川家康 とくがわ いえやす 狸親父・三河の狸 辛抱強く機会を待つ性質を狸に例えた後世の俗称
斎藤道三 さいとう どうさん 美濃の蝮 謀略で主君を追い落とし美濃を奪った冷酷さから
北条氏康 ほうじょう うじやす 相模の獅子 武略・内政両面で関東に覇を唱えた
今川義元 いまがわ よしもと 海道一の弓取り 東海道最強の武将として諸大名から称えられた
龍造寺隆信 りゅうぞうじ たかのぶ 肥前の熊 巨体と猛烈な攻撃力を熊に例えた
最上義光 もがみ よしあき 羽州の狐 謀略を好み東北で勢力を伸ばした
長宗我部元親 ちょうそかべ もとちか 姫若子→土佐の出来人 幼少期は「姫若子」と揶揄されたが、成長後は四国統一の英雄に変貌
島津義弘 しまづ よしひろ 鬼島津 朝鮮出兵での壮絶な撤退戦(泗川の戦いなど)で敵軍が恐れた
森長可 もり ながよし 鬼武蔵 武蔵守の官職と凶暴な猛将ぶりが合わさった
柴田勝家 しばた かついえ 鬼柴田・かかれ柴田 突撃を好む猛将ぶり、「かかれ(突撃せよ)」の号令から
服部半蔵 はっとり はんぞう 鬼の半蔵 冷酷な忍びとして民衆から恐れられた
片倉小十郎 かたくら こじゅうろう 鬼の小十郎 伊達政宗の軍師として敵から恐れられた
佐竹義重 さたけ よししげ 鬼義重 常陸を拠点に常に前線で戦い抜いた猛将
井伊直政 いい なおまさ 井伊の赤鬼 赤備えの甲冑と猛烈な突撃戦法から
丹羽長秀 にわ ながひで 鬼五郎左 信長の「五郎左衛門」として厳格に職務をこなした
佐久間盛政 さくま もりまさ 鬼玄蕃 賤ヶ岳の戦いで奮戦、玄蕃允の官職から
馬場信春 ばば のぶはる 鬼美濃・不死身の鬼美濃 生涯で一度も傷を負わなかったとされる(長篠で戦死)
赤井直正 あかい なおまさ 丹波の赤鬼 丹波一帯を席巻した猛将の武勇から
真壁氏幹 まかべ うじもと 鬼真壁 常陸の真壁城主として恐れられた猛将
立花道雪 たちばな どうせつ 雷神・鬼道雪 雷に打たれ足が不自由ながら輿に乗り戦い続けた
十河一存 そごう かずまさ 鬼十河 三好長慶の弟にして猛将
本多重次 ほんだ しげつぐ 鬼作左 厳格な性格から「鬼」を冠され、徳川家の奉行として活躍
前田利家 まえだ としいえ 槍の又左 槍の名手で「又左衛門」の通称と合わさった
保科正俊 ほしな まさとし 槍弾正 槍の名手で「弾正忠」の官職から
渡辺守綱 わたなべ もりつな 槍半蔵 槍の名手で「半蔵」の通称(服部半蔵と区別して)
可児才蔵 かに さいぞう 槍の才蔵・笹の才蔵 敵の首を採るたびに笹の葉をくわえたエピソードから
足利義輝 あしかが よしてる 剣豪将軍 塚原卜伝に剣を学んだ将軍、刀を引き抜き奮戦して討死
塚原卜伝 つかはら ぼくでん 剣聖 鹿島新当流の創始者、生涯ほぼ不敗の剣客
上泉信綱 かみいずみ のぶつな 兵法の神様 新陰流の祖、全国に新陰流を広めた
竹中半兵衛 たけなか はんべえ 今孔明 秀吉の参謀としての軍師ぶりを孔明になぞらえた
黒田官兵衛 くろだ かんべえ 今張良 漢の名参謀・張良になぞらえた
毛利元就 もうり もとなり 謀神 一代で中国地方を制した卓越した謀略から
真田昌幸 さなだ まさゆき 表裏比興の者 徳川家康が「二心あり、どうしようもない」と評したとされる
真田信繁(幸村) さなだ のぶしげ 日本一の兵 島津忠恒が「真田日本一の兵(つわもの)」と称えたとされる(『薩摩旧記雑録』)
本多忠勝 ほんだ ただかつ 家康に過ぎたる者・東国無双 武威が主君家康を超えているという称賛
前田慶次 まえだ けいじ 傾奇者(かぶきもの) 奇抜な言動と自由な生き方から
蒲生氏郷 がもう うじさと 麒麟児 若くして才能を現した英傑として信長から寵愛された
加藤清正 かとう きよまさ 虎退治の清正・朝鮮の鬼 朝鮮出兵での虎退治伝説と圧倒的な戦功から
立花宗茂 たちばな むねしげ 西国無双・豪勇鎮西一 秀吉が「西日本で比類なし」と称えた
島左近 しま さこん 三成に過ぎたる物 石田三成に仕えた名将への称賛
松永久秀 まつなが ひさひで 梟雄 将軍暗殺・主君謀殺・大仏殿焼打ちを行った
高坂昌信 こうさか まさのぶ 逃げ弾正 長篠の戦いで上手く軍を撤退させたことから
直江兼続 なおえ かねつぐ 愛の武将 「愛」の字の前立てがある兜で有名
戸沢盛安 とざわ もりやす 夜叉九郎 戸沢氏の九郎と夜叉のような勇猛さから
北条早雲 ほうじょう そううん 戦国の先駆け 戦国時代の先例を作った梟雄・下剋上の体現者

平安・鎌倉時代の人物(5件)

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人物名 読み 異名 由来・意味
源義経 みなもとの よしつね 九郎判官 九男であり、後に検非違使の判官に任じられた
平清盛 たいら の きよもり 入道相国 出家(入道)して太政大臣(相国)を兼任した
楠木正成 くすのき まさしげ 大楠公 後醍醐天皇に忠義を尽くした南朝の忠臣として讃えられた
源頼朝 みなもとの よりとも 鎌倉殿 鎌倉幕府を開いた初代将軍への呼び名
坂上田村麻呂 さかのうえの たむらまろ 征夷大将軍 蝦夷征伐の英雄、武神の加護を受けたとされた

幕末・維新の人物(8件)

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人物名 読み 異名 由来・意味
土方歳三 ひじかた としぞう 鬼の副長 新選組の規律執行の厳しさから
岡田以蔵 おかだ いぞう 人斬り以蔵 武市半平太の命で刺客として活動した
田中新兵衛 たなか しんべえ 人斬り新兵衛 幕末の暗殺者として活動した
河上彦斎 かわかみ げんさい 人斬り彦斎 佐久間象山の暗殺で知られた
中村半次郎(桐野利秋) なかむら はんじろう 人斬り半次郎 薩摩の刺客として恐れられた
近藤勇 こんどう いさみ 壬生の狼 新選組は京都の壬生を拠点とし、「壬生狼(みぶろ)」と呼ばれた
坂本龍馬 さかもと りょうま 土佐の龍 出身の土佐と名前の「龍馬」から
斎藤一 さいとう はじめ 一刀斎 新選組三番隊組長、無類の剣の達人
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世界史の異名一覧

古代の人物(12件)

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人物名 読み 異名 由来・意味
アレクサンドロス大王 マグヌス(大王) ラテン語で「偉大な者」の意、東方遠征で広大な帝国を築いた
ハンニバル ローマ最大の敵 ローマ元老院が「我らの最大の敵」と評した
スキピオ・アフリカヌス アフリカヌス ザマの戦いでカルタゴを破りアフリカを制した
ユリウス・カエサル 独裁者(ディクタトル)・祖国の父 元老院から授かった称号
アウグストゥス 尊厳者・ローマの国父 元老院が贈った最初のローマ皇帝への称号
キュロス二世 大王・諸民族の解放者 ユダヤ人をバビロン捕囚から解放したことでも有名
ダレイオス一世 諸王の王 アケメネス朝ペルシア全盛期の王
ラムセス二世 太陽王・偉大なる者 最長在位の強大なファラオ、アブ・シンベル神殿を建造
アッティラ 神の鞭(フラゲルム・デイ) ローマ帝国を震撼させたフン族の王への蔑称
アリストテレス 万学の祖 哲学・自然科学・倫理学など多分野を体系化した
ピタゴラス サモスの賢人 サモス島出身の数学者・哲学者
クレオパトラ七世 イシスの化身・尼羅河の女王 自らをイシス女神と同一視した美貌と知性の女王

中世・近世の人物(20件)

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人物名 読み 異名 由来・意味
カール大帝(シャルルマーニュ) ヨーロッパの父 ローマ教皇に戴冠され、現代ヨーロッパの原型を作った
リチャード一世 獅子心王(ライオンハート) 十字軍での勇猛な活躍から
ウィリアム一世 征服王(ザ・コンカラー) ノルマン・コンクエストでイングランドを征服
ジョン一世 欠地王(ラックランド) 領土を次々と失ったことから
エドワード黒太子 ブラック・プリンス 黒い甲冑を身につけていたとされることから
ジャンヌ・ダルク オルレアンの乙女 オルレアンの包囲を解いたフランスの英雄
フリードリヒ一世 赤髭王(バルバロッサ) 赤い髭から。イタリアで「バルバロッサ」と呼ばれた
フリードリヒ二世 世界の驚異(ストゥペール・ムンディ) 知性・文化的洗練から教皇も評した
チンギス・ハン 蒼き狼(ボルテ・チノー) モンゴルの建国神話に登場する祖先の名から
サラディン 信仰の正直者 アラビア語の名「サラー・アッディーン」の意味
ヴラド三世 串刺し公(ツェペシュ) 敵を串刺しの刑にしたことから、ドラキュラのモデル
イヴァン四世 雷帝 ロシア語の称号「グロズヌイ(恐ろしい者)」から
エリザベス一世 処女王(ヴァージン・クイーン) 生涯未婚を貫いた。「バージニア州」名の由来
スレイマン一世 壮麗帝・立法帝 西洋では「壮麗(マグニフィセント)」、イスラム世界で「立法帝(カーヌーニー)」
グスタフ・アドルフ 北方の獅子 スウェーデンの軍事革命と三十年戦争での活躍から
ルイ十四世 太陽王 太陽を紋章として採用し、絶対王政の象徴となった
ピョートル一世 大帝 ロシア近代化の父として「偉大な皇帝」の称号を得た
ナポレオン コルシカの怪物・小さな伍長 敵国からは「コルシカの怪物」、兵士からは「小さな伍長」と愛称
ビスマルク 鉄血宰相 「鉄(武力)と血(兵士の命)で統一する」演説から
メアリー一世 血まみれメアリー(ブラッディ・メアリー) プロテスタントを多数処刑したことから。カクテル名の由来

中国の歴史的人物(10件)

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人物名 読み 異名 由来・意味
項羽 こうう 西楚の覇王 秦を滅ぼした後、西楚王として自ら「覇王」を名乗った
韓信 かんしん 国士無双 「この国に並ぶ者なし」と蒯通が称えた言葉
諸葛亮(孔明) しょかつ りょう 臥龍・伏龍 才能を秘めた在野の英雄として劉備が三顧の礼で迎えた
関羽 かんう 武聖 後世に「武の神(関帝)」として神格化され、関帝廟に祀られた
侯景 こうけい 宇宙大将軍 南北朝時代に本人が自称した壮大すぎる称号
呂布 りょふ 飛将・人中の呂布 「人中の呂布、馬中の赤兎(せきと)」と称えられた三国志最強の武将
曹操 そうそう 乱世の奸雄 許劭が「治世の能臣、乱世の奸雄」と評した
劉備 りゅうび 皇叔 漢王室の末裔として献帝から「皇叔」と認められた
孫権 そんけん 碧眼紫髯 青い目・紫の髭という異彩の風貌から
張飛 ちょうひ 燕人(えんひと)・燕人張飛 出身地・燕の地(現在の北京付近)から
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神話・伝説の神々・英雄の異名一覧

競合記事のほとんどが手をつけていない神話カテゴリ。神々の呼び名には、その神の本質・役割・エピソードが凝縮されている。

ギリシャ・ローマ神話(13件)

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神・英雄名 文化圏 異名 由来・意味
ゼウス(ユピテル) ギリシャ 雲を集める者(ネフェレゲレータ)・神々の父 ホメロスの叙事詩での常用修飾語
ポセイドン(ネプチューン) ギリシャ 大地を揺るがす者(エノシガイオス) 地震と海を司ることから
アポロン ギリシャ 遠く射る者(ヘカエルゴス)・銀の弓の神 弓矢・予言・音楽・医術の神
アテナ(ミネルヴァ) ギリシャ 目が輝く者(グラウコーピス)・知恵の女神 灰色に輝く目が特徴とされた
ヘラ(ユーノー) ギリシャ 牛目の女神(ボウピス)・女王 ホメロスの常用修飾語
ヘルメス(メルクリウス) ギリシャ 使者の神・泥棒の神 神の使者でもあり策略者でもある二面性から
ディオニュソス(バッカス) ギリシャ 二度生まれた者・解放者(リュシオス) ゼウスの腿から再生した神話から
ヘーラクレース(ヘルクレス) ギリシャ ヘーラーの栄光 名前がギリシャ語で「ヘーラーの栄光」を意味する
アキレウス ギリシャ 速足の(ポダルケース)・ペーレウスの息子 神がかり的な俊足から。「アキレス腱」の語源
オデュッセウス(ウリクセス) ギリシャ 策略の人(ポリュメーティス)・迷走者 知恵と策略・10年の放浪から
テセウス ギリシャ アテナイの英雄・ミノタウロスの殺者 ミノタウロスを退治したアテネの英雄
ヘクトール ギリシャ 城の守護者 名前がギリシャ語で「保持する・守る」を意味する
ペルセウス ギリシャ ゴルゴン殺し・メドゥーサの首の運び手 メドゥーサを倒し、その首で英雄譚を重ねた

北欧神話(10件)

北欧神話の主神オーディンには多数の異名があるとされ(数え方により異なり、一般的に74種ともいわれる)、それぞれに神の別の側面が表れている。

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神・英雄名 文化圏 異名 由来・意味
オーディン 北欧 万物の父(アルファズル) 全ての神々の父として崇められた
オーディン 北欧 片眼の者(ハール)・彷徨える者(ガングレリ) 知恵の泉で片目を犠牲にし、世界を旅する
オーディン 北欧 戦死者の父(ヴァルファズル) 戦場で死んだ戦士をヴァルハラに招く
トール 北欧 雷神・ミョルニルの主 雷と嵐を司り、魔法のハンマー「ミョルニル」を持つ
ロキ 北欧 策略の神・炎の神 巧妙な詐欺師・炎を象徴する神
フレイ 北欧 豊穣の神・輝く者 豊作・平和・多産を司る
テュール 北欧 正義の神・片腕の神 フェンリルを縛るため右腕を失った
バルドル 北欧 光の神・最も美しい神 光と美しさの神、全ての生き物に愛された
フリッグ 北欧 予知の女神 未来を知りながら語らない女神
ヘイムダル 北欧 神々の番人・白き神 アスガルドの橋の番人、白い神として描かれる
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日本神話(6件)

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神・英雄名 読み 異名 由来・意味
スサノオ(須佐之男命) すさのおのみこと 嵐の神・牛頭天王 嵐を象徴する荒ぶる神、神仏習合で「牛頭天王」と同一視
アマテラス(天照大御神) あまてらすおおみかみ 太陽の女神・大日孁貴 太陽を司る最高神
ヤマトタケル(倭建命) やまとたける 日本武尊・草薙の英雄 天皇の命で東征した英雄、草薙の剣の由来
ツクヨミ(月読命) つくよみのみこと 月の神 月を司る神
オオクニヌシ(大国主命) おおくにぬしのみこと 縁結びの神 出雲大社の主神として縁結びを司る
タケミカヅチ(建御雷神) たけみかづちのかみ 雷の神・剣の神 鹿島神宮の主神、剣道・武道の守護神

エジプト神話(5件)

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神名 文化圏 異名 由来・意味
ラー エジプト 太陽神・地平線のラー 太陽神として毎日天空を渡る
オシリス エジプト 死者の王・冥界の支配者 死と復活・農耕を司る
ホルス エジプト 鷹の神・天空の神 鷹の頭を持つ天空の神
アヌビス エジプト 死者の導き手・黒犬神 ジャッカルの頭を持つ死者の神
セト エジプト 砂漠の神・混沌の神 砂漠・嵐・混沌を司る

インド神話(3件)

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神名 文化圏 異名 由来・意味
インドラ インド 雷霆の主・神々の王 ヴェーダの最高神、雷と嵐を司る
ラーマ インド ダルマの化身・理想の王 ヴィシュヌの7番目のアヴァターラ(化身)
クリシュナ インド 黒き者・魅惑の牧童 名前の意味と若き神の姿から
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ケルト神話・アーサー王伝説(4件)

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神・英雄名 文化圏 異名 由来・意味
クー・フーリン ケルト クランの猛犬 番犬を殺した代わりに自ら番犬になったことから(幼名セタンタ)
フィン・マックール ケルト 輝く者(フィン)・知恵の勇者 ゲール語で「フィン」は白・輝くの意
ランスロット 中世欧州 湖の騎士 湖の貴婦人に育てられた円卓の騎士
アーサー王 中世欧州 永遠の王・未来の王 アヴァロンで眠り、危機の時に再び現れると信じられた

叙事詩・伝説の英雄・天使(4件)

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人物名 文化圏 異名 由来・意味
ジークフリート(シグルズ) ゲルマン 竜殺し(ドラッヘントーター) ニーベルンゲンの歌・ファーヴニル殺しの英雄
ロランド(ローラン) 中世欧州 聖剣デュランダルの騎士 カール大帝の最強の騎士、象牙のオリファンを吹いた
ミカエル キリスト教 神に似た者・天軍の長 ヘブライ語で「誰が神と等しいか」の意
ルシファー キリスト教 明けの明星・光をもたらす者 ラテン語で「光を運ぶ者」の意、堕天前の呼び名
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異名にまつわる豆知識

「二つ名」は生前につくとは限らない

武田信玄の「甲斐の虎」や上杉謙信の「越後の龍」は、実は多くが後世につけられた異名だ。信玄と謙信が「虎と龍」の対をなすのも、後世の人々が物語を作り上げた部分が大きい。生前の文書に書かれているものもあれば、江戸時代の軍記物や講談が広めたものも少なくない。

オーディンには多数の異名がある

北欧神話の主神オーディンは、古ノルド語の詩歌「グリームニルの言葉」をはじめとするエッダ神話の中で多数の異名を持つことが記されている。一般的に74種ともいわれるが、数え方や資料により異なり、諸説ある。これほど多くの異名を持つ神は世界神話でも類を見ない。アルファズル(万物の父)・ハール(高き者)・ガングレリ(さすらう者)・ヴァルファズル(戦死者の父)など、それぞれがオーディンの異なる側面を表している。

「鬼」がつく武将はなぜ多い?

戦国時代に「鬼○○」という異名を持つ武将が多いのは、「鬼神のような強さ」を持つという意味でつけられたためだ。「鬼」は当時、人間離れした力の象徴であり、ネガティブな意味はなかった。むしろ最大級の賛辞として使われた。

不名誉な異名も歴史に残る

リチャード一世の「獅子心王」は称賛の異名だが、同じイングランド王のジョン一世は「欠地王(ラックランド)」という不名誉な異名で歴史に残っている。ロシアのイヴァン四世は「雷帝」と訳されるが、原語の「グロズヌイ」は「恐ろしい・畏るべき」という意味で、恐怖による支配の象徴だった。

まとめ

今回は歴史上の偉人・神話の神々・伝説の英雄の異名・二つ名を151件まとめた。戦国武将の「鬼○○」「○○の虎」から、神話の神々の詩的な呼び名まで、一言の異名に人物の本質が凝縮されている。

創作のキャラクター名・技名・組織名を考える際にも、これらの異名はヒントの宝庫だ。関連記事として、世界の神話の神々252選世界の幻獣・伝説の生き物207選武器の種類一覧115選もあわせてどうぞ。

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