
日本には「石の上にも三年」「急がば回れ」など、先人の知恵が凝縮されたことわざが5万語以上あるといわれています。本記事では、日常でよく使われることわざと慣用句をあわせて359件、テーマ別・部位別のテーブルにまとめました。動物・努力・人間関係・身体部位など分野ごとに整理しているので、目当ての表現をすぐに探せます。受験勉強・スピーチ・日常会話の参考にお役立てください。
ことわざ一覧(テーマ別)
動物系ことわざ
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| ことわざ | 読み | 意味 |
|---|---|---|
| 犬も歩けば棒に当たる | いぬもあるけばぼうにあたる | 行動すれば思わぬ幸運(または災難)に出会う |
| 猫に小判 | ねこにこばん | 価値の分からない者に貴重なものを与えても無駄 |
| 馬の耳に念仏 | うまのみにねんぶつ | いくら言い聞かせても聞く耳を持たない |
| 虎の威を借る狐 | とらのいをかるきつね | 権力者の力を借りて威張り散らす者 |
| 蛇の道は蛇 | じゃのみちはへび | 同じ仲間どうしはお互いの事情をよく知っている |
| 猿も木から落ちる | さるもきからおちる | 名人・達人でも失敗することがある |
| 鶴は千年、亀は万年 | つるはせんねん、かめはまんねん | 長寿の縁起をあらわす代表的な言葉 |
| 鳥なき里の蝙蝠 | とりなきさとのこうもり | 優れた者がいないと凡人が幅を利かせる |
| 豚に真珠 | ぶたにしんじゅ | 価値の分からない者に宝を与えても意味がない |
| 蛙の子は蛙 | かえるのこはかえる | 子は親に似るもの |
| 蛙の面に水 | かえるのつらにみず | 何を言われても少しも動じない |
| 亀の甲より年の功 | かめのこうよりとしのこう | 長年の経験は何よりも貴重 |
| 虎穴に入らずんば虎子を得ず | こけつにいらずんばこじをえず | 危険を冒さなければ大きな成果は得られない |
| 二兎を追う者は一兎をも得ず | にとをおうものはいちとをもえず | 二つのことを同時に追うと両方とも失敗する |
| 犬の遠吠え | いぬのとおぼえ | その場にいない所での強がりや陰口 |
| 馬子にも衣装 | まごにもいしょう | 服装や外見を整えれば誰でも立派に見える |
| 魚心あれば水心 | うおごころあればみずごころ | 相手が好意を見せれば自分も応ずる気になる |
| 腐っても鯛 | くさってもたい | 優れたものは多少落ちても価値は残る |
| 鰯の頭も信心から | いわしのあたまもしんじんから | 信仰次第でどんなものでも尊く見える |
| 蝦で鯛を釣る | えびでたいをつる | わずかな元手で大きな利益を得る |
| 河童の川流れ | かっぱのかわながれ | 名人でも時には失敗することがある |
| 鵜の目鷹の目 | うのめたかのめ | 熱心に物事を探し求めるさま |
| 蟻の穴から堤も崩れる | ありのあなからつつみもくずれる | 小さな欠点が大きな破綻を招く |
| 雀百まで踊り忘れず | すずめひゃくまでおどりわすれず | 幼い頃に身につけた習慣は老いても抜けない |
| 鷹は飢えても穂を摘まず | たかはうえてもほをつまず | 高潔な者は困窮しても恥ずべき行いはしない |
| 烏合の衆 | うごうのしゅう | 統率のない無秩序な集まり |
| 猫に鰹節 | ねこにかつおぶし | 欲の深い者のそばに危険なものを置くこと |
| 犬も食わぬ | いぬもくわぬ | 誰も相手にしない・価値がないもの |
| 狐に摘ままれる | きつねにつままれる | 何が起きたか分からずぽかんとしているさま |
| 飛ぶ鳥跡を濁さず | とぶとりあとをにごさず | 立ち去る者は後始末をきちんとすべき |
| 竜頭蛇尾 | りゅうとうだび | 始めは勢いよく、終わりは尻すぼみになること |
| 鳩が豆鉄砲を食ったよう | はとがまめでっぽうをくったよう | 突然のことに驚いてぽかんとしているさま |
| 雉も鳴かずば撃たれまい | きじもなかずばうたれまい | 余計なことを言わなければ災難を招かずに済む |
| 狸寝入り | たぬきねいり | 寝たふりをすること |
| 孔雀は羽を広げれば尾が見える | くじゃくははねをひろげればおがみえる | 自慢するとかえって短所が目立つ(長所の裏に欠点がある) |
努力・忍耐のことわざ
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| ことわざ | 読み | 意味 |
|---|---|---|
| 石の上にも三年 | いしのうえにもさんねん | 辛くても辛抱すれば必ず報われる |
| 七転び八起き | ななころびやおき | 何度失敗しても挫けず立ち上がる |
| 継続は力なり | けいぞくはちからなり | 続けることで必ず力がつく |
| 千里の道も一歩から | せんりのみちもいっぽから | 大きな目標も最初の一歩から始まる |
| 一日一善 | いちにちいちぜん | 毎日少しずつでも善い行いをする |
| 蛍雪の功 | けいせつのこう | 苦労しながら学問に励むこと |
| 塵も積もれば山となる | ちりもつもればやまとなる | 小さなことでも積み重ねれば大きな成果になる |
| 雨だれ石を穿つ | あまだれいしをうがつ | 小さな努力でも根気よく続ければ成果が出る |
| 牛の歩みも千里 | うしのあゆみもせんり | 遅くても着実に進めば目標に達する |
| 習うより慣れろ | ならうよりなれろ | 理論より実際にやってみることで身につく |
| 好きこそものの上手なれ | すきこそもののじょうずなれ | 好きなことは自然と上達する |
| 失敗は成功のもと | しっぱいはせいこうのもと | 失敗から学ぶことで成功に近づける |
| 三度目の正直 | さんどめのしょうじき | 二度失敗しても三度目は成功する |
| 若いうちの苦労は買ってでもせよ | わかいうちのくろうはかってでもせよ | 若い頃の苦労は後の人生の糧になる |
| 芸は身を助ける | げいはみをたすける | 身につけた技術は生活の役に立つ |
| 無芸大食 | むげいたいしょく | 技術も才能もないのに食べるだけの人 |
| 鉄は熱いうちに打て | てつはあついうちにうて | 素直な若いうちに鍛えるべき |
| 千日の稽古を鍛とし万日の稽古を錬とす | - | 長年の修業で本当の力がつく(宮本武蔵) |
| 人事を尽くして天命を待つ | じんじをつくしててんめいをまつ | できる限りのことをして、あとは天に任せる |
| 為せば成る | なせばなる | 強い意志をもって行動すれば必ず成し遂げられる |
| 努力に勝る天才なし | どりょくにまさるてんさいなし | どんな才能も努力には敵わない |
| 一芸は万芸に通ずる | いちげいはまんげいにつうずる | 一つの技術を極めれば他のことにも応用できる |
| 転がる石には苔が生えない | ころがるいしにはこけがはえない | 落ち着かない人には財産も技術も身につかない |
| 急がば回れ | いそがばまわれ | 急ぐ時ほど安全な方法を選ぶべき |
| 骨折り損のくたびれ儲け | ほねおりぞんのくたびれもうけ | 苦労しても何の利益もないこと |
人間関係・付き合いのことわざ
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| ことわざ | 読み | 意味 |
|---|---|---|
| 朱に交われば赤くなる | しゅにまじわればあかくなる | 付き合う人によって人は良くも悪くもなる |
| 類は友を呼ぶ | るいはともをよぶ | 似た者どうしは自然と集まる |
| 親の心子知らず | おやのこころこしらず | 親の子を思う気持ちを子は理解しない |
| 子はかすがい | こはかすがい | 子どもが夫婦の絆を結ぶ要になる |
| 七人の敵がある | ななにんのてきがある | 世の中に出れば多くの敵・競争者がいる |
| 遠くの親戚より近くの他人 | とおくのしんせきよりちかくのたにん | 遠くの身内より近所の人の方が助けになる |
| 袖振り合うも多生の縁 | そでふりあうもたしょうのえん | どんな小さな出会いも前世からの縁 |
| 一期一会 | いちごいちえ | 一生に一度の出会いを大切にすること |
| 人の振り見て我が振り直せ | ひとのふりみてわがふりなおせ | 他人の良し悪しを見て自分の行動を改める |
| 親しき仲にも礼儀あり | したしきなかにもれいぎあり | 親しい間でも礼儀は必要 |
| 口は禍の元 | くちはわざわいのもと | 軽率な発言がもとで災いを招く |
| 言わぬが花 | いわぬがはな | あえて言わないことで品位が保てる |
| 聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥 | きくはいっときのはじ、きかぬはいっしょうのはじ | 知らないことを聞くのは恥ではない |
| 以心伝心 | いしんでんしん | 言葉なくして気持ちが通じ合うこと |
| 目は口ほどにものを言う | めはくちほどにものをいう | 表情は言葉と同じくらい気持ちを伝える |
| 沈黙は金、雄弁は銀 | ちんもくはきん、ゆうべんはぎん | 時には黙っている方が雄弁より賢い |
| 他人の空似 | たにんのそらに | 他人なのに顔がよく似ていること |
| 氷炭相容れず | ひょうたんあいいれず | 全く性質が違って仲良くできないさま |
| 恩を仇で返す | おんをあだでかえす | 受けた恩に対して逆に害を与えること |
| 情けは人のためならず | なさけはひとのためならず | 人への親切は回り回って自分に返ってくる |
| 触らぬ神に祟りなし | さわらぬかみにたたりなし | 関わらなければトラブルは起きない |
| 三人寄れば文殊の知恵 | さんにんよればもんじゅのちえ | 凡人でも三人集まれば素晴らしい知恵が出る |
| 船頭多くして船山に登る | せんどうおおくしてふねやまにのぼる | 指示する者が多すぎると物事が見当違いになる |
| 内弁慶外地蔵 | うちべんけいそとじぞう | 家では威張るが外では大人しい人 |
| 他山の石 | たざんのいし | 他人の言動を自分の修養の参考にする |
| 長幼の序 | ちょうようのじょ | 年長者と年少者の間には礼儀がある |
| 実るほど頭を垂れる稲穂かな | みのるほどこうべをたれるいなほかな | 優れた人物ほど謙虚である |
| 能ある鷹は爪を隠す | のうあるたかはつめをかくす | 真に優れた者は才能をひけらかさない |
| 人の口には戸は立てられぬ | ひとのくちにはとはたてられぬ | 世間の噂話は止めることができない |
| 坊主憎けりゃ袈裟まで憎い | ぼうずにくけりゃけさまでにくい | 憎い人に関係するものはすべて憎くなる |
知恵・学問のことわざ
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| ことわざ | 読み | 意味 |
|---|---|---|
| 知は力なり | ちはちからなり | 知識こそが力の源となる |
| 学問に王道なし | がくもんにおうどうなし | 学問に近道はなく、努力するしかない |
| 温故知新 | おんこちしん | 古いことを学び、新しい知識を得る |
| 読書は心の糧 | どくしょはこころのかて | 読書は心を豊かにする食料のようなもの |
| 論語読みの論語知らず | ろんごよみのろんごしらず | 知識があっても実践できない者 |
| 聞いて極楽、見て地獄 | きいてごくらく、みてじごく | 想像と現実は大きく違う |
| 百聞は一見に如かず | ひゃくぶんはいっけんにしかず | 百回聞くより一度見る方が確かな理解を得られる |
| 知らぬが仏 | しらぬがほとけ | 知らないでいる方が幸せなこともある |
| 教えは学びの半ば | おしえはまなびのなかば | 人に教えることで自分も半分学べる |
| 聞くは一時の恥 | きくはいっときのはじ | 知らないことを聞くのを恥じてはいけない |
| 七つ子のこころを百まで | ななつごのこころをひゃくまで | 幼い頃の性格は成人しても変わらない |
| 愚問を恥ずるな | ぐもんをはずるな | どんな質問も恥じることなく問うべき |
| 三人の知恵は孔子も及ばず | - | 多くの意見には優れた知恵がある |
| 書を読まずして師なし | しょをよまずしてしなし | 書物なしに優れた師はいない |
| 学問は頭の肥料 | がくもんはあたまのひりょう | 学問は人の知性を豊かにする |
| 急いては事を仕損ずる | せいてはことをしそんずる | 焦ると物事を失敗しやすい |
| 下手の考え休むに似たり | へたのかんがえやすむににたり | 実力のない者がいくら考えても無駄 |
| 諸行無常 | しょぎょうむじょう | この世のすべての物事は変化し続ける |
| 理屈と膏薬はどこへでもつく | りくつとこうやくはどこへでもつく | 屁理屈はどんな場合にも言いくるめられる |
| 論より証拠 | ろんよりしょうこ | 議論するより証拠を見せる方が明快 |
時間・機会のことわざ
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| ことわざ | 読み | 意味 |
|---|---|---|
| 時は金なり | ときはかねなり | 時間はお金と同様に貴重で無駄にすべきでない |
| 善は急げ | ぜんはいそげ | よいことはためらわず素早くすべき |
| 光陰矢のごとし | こういんやのごとし | 月日の流れるのは矢のように速い |
| 機を見て動く | きをみてうごく | 適切な時機を見計らって行動する |
| 後悔先に立たず | こうかいさきにたたず | 後悔しても取り返しがつかない |
| 逃した魚は大きい | にがしたさかなはおおきい | 手に入れられなかったものは大きく思える |
| 待てば海路の日和あり | まてばかいろのひよりあり | じっくり待てばよい機会が必ず訪れる |
| 一刻千金 | いっこくせんきん | 少しの時間も非常に価値がある |
| 春は花、夏時鳥、秋は月 | - | それぞれの時季にふさわしいものを楽しむ |
| 旬のものを食え | しゅんのものをくえ | 旬の時季・機会を逃さないことが大切 |
| 先手必勝 | せんてひっしょう | 先に動いた方が有利 |
| 千秋万歳 | せんしゅうばんざい | 長い年月にわたって平和が続くこと |
| 三十六計逃げるに如かず | さんじゅうろっけいにげるにしかず | どうにもならない時は逃げるが最善 |
| 時流に乗る | じりゅうにのる | 時代の流れに乗ってうまくやる |
| 覆水盆に返らず | ふくすいぼんにかえらず | 一度起きたことは元に戻せない |
| やるなら今 | やるならいま | 躊躇せず今すぐ行動することが大切 |
| 少年老い易く学成り難し | しょうねんおいやすくがくなりがたし | 若さはすぐ失われるが学問はなかなか身につかない |
| 歳月人を待たず | さいげつひとをまたず | 月日は誰の事情もお構いなしに過ぎていく |
| 今日の一針、明日の十針 | きょうのひとはり、あしたのじゅうはり | 早めに対処すれば後の手間が省ける |
| 秋の日は釣瓶落とし | あきのひはつるべおとし | 秋の日暮れは急に早く、物事が急変する比喩 |
失敗・用心・後悔のことわざ
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| ことわざ | 読み | 意味 |
|---|---|---|
| 転ばぬ先の杖 | ころばぬさきのつえ | 失敗しないよう事前に準備・用心しておく |
| 備えあれば憂いなし | そなえあればうれいなし | 常に準備しておけば困ることはない |
| 失敗は成功のもと | しっぱいはせいこうのもと | 失敗から学べば次の成功につながる |
| 石橋を叩いて渡る | いしばしをたたいてわたる | 慎重すぎるほど用心深く行動する |
| 転んでもただでは起きない | ころんでもただではおきない | 失敗してもそこから何かを得ようとする |
| 思い立ったが吉日 | おもいたったがきちじつ | 何かをしようと決意したらすぐ始めるべき |
| 後の祭り | あとのまつり | 手遅れになってから後悔すること |
| 火のない所に煙は立たぬ | ひのないところにけむりはたたぬ | 噂や疑いにはそれなりの根拠がある |
| 毒を食らわば皿まで | どくをくらわばさらまで | こうなった以上は徹底的にやる |
| 大山鳴動して鼠一匹 | たいざんめいどうしてねずみいっぴき | 大騒ぎの割に結果は些細なもの |
| 勝って兜の緒を締めよ | かってかぶとのおをしめよ | 勝利しても油断せず気を引き締めよ |
| 濡れ手で粟 | ぬれてであわ | 苦労せずに利益を得ること |
| 泣きっ面に蜂 | なきっつらにはち | 不運が重なってさらに災難が重なること |
| 弘法にも筆の誤り | こうぼうにもふでのあやまり | どんな名人でも失敗はある |
| 親の心子知らず | おやのこころこしらず | 親の思いを子はなかなか理解しない |
| 人の褌で相撲を取る | ひとのふんどしですもうをとる | 他人のものを使って自分の利益を図る |
| 秋茄子は嫁に食わすな | あきなすはよめにくわすな | おいしいものは独り占めしたい(転じて嫁を大事にする、諸説あり) |
| 飯の上の蠅 | めしのうえのはえ | 迷惑な存在(邪魔者) |
| 帯に短し、たすきに長し | おびにみじかし、たすきにながし | 中途半端で役に立たないこと |
| 棚から牡丹餅 | たなからぼたもち | 思いがけない幸運が転がり込むこと |
| 幸運は努力した者に訪れる | - | 準備している者のみに機会は来る |
| 安物買いの銭失い | やすものがいのぜにうしない | 安い物を買うと結局損をする |
| 後悔先に立たず | こうかいさきにたたず | どんなに悔やんでも過去は変えられない |
| 目くそ鼻くそを笑う | めくそはなくそをわらう | 自分も同様なのに他人の欠点を笑う |
| 盲亀の浮木 | もうきのふぼく | めったに訪れない稀な幸運 |
自然・物・環境のことわざ
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| ことわざ | 読み | 意味 |
|---|---|---|
| 雨降って地固まる | あめふってじかたまる | 揉め事の後こそ関係が深まることがある |
| 七転び八起き | ななころびやおき | 何度倒れても立ち上がる強さ |
| 大きな木は風当たりが強い | おおきなきはかぜあたりがつよい | 地位の高い者はそれだけ批判を受けやすい |
| 山より大きな猪は出ない | やまよりおおきないのししはでない | 実力以上のことはできない |
| 水は低いところに流れる | みずはひくいところにながれる | 物事は自然な方向に流れる |
| 水清ければ魚棲まず | みずきよければさかなすまず | 廉潔すぎると人が寄り付かない |
| 砂上の楼閣 | さじょうのろうかく | 基礎が不安定で崩れやすいもの |
| 根なし草 | ねなしぐさ | 定まらずあちこち流れる人 |
| 雪は五穀の種 | ゆきはごこくのたね | 雪は農作物に恵みをもたらす |
| 山高ければ谷深し | やまたかければたにふかし | 長所があれば短所もそれだけ大きい |
| 灯台下暗し | とうだいもとくらし | 身近なことほど気づかないことがある |
| 岡目八目 | おかめはちもく | 傍から見る者の方が事態をよく見える |
| 柳の下にいつもどじょうはいない | やなぎのしたにいつもどじょうはいない | 一度うまくいったことが次も成功するとは限らない |
| 火中の栗を拾う | かちゅうのくりをひろう | 他人のために危険を冒すこと |
| 草の根を分けても探す | くさのねをわけてもさがす | どこまでも徹底的に探し求めること |
| 秋の夕焼け鎌を研げ | あきのゆうやけかまをとげ | 秋の夕焼けは翌日が晴れという農家の知恵 |
| 水と油 | みずとあぶら | 全く性格が合わない者どうし |
| 氷山の一角 | ひょうざんのいっかく | 表面に現れているのは全体のごく一部 |
| 蛍の光窓の雪 | ほたるのひかりまどのゆき | 苦労して学問に励む(貧しくても努力する) |
| 暗中模索 | あんちゅうもさく | 手がかりのないまま模索すること |
お金・欲・損得のことわざ
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| ことわざ | 読み | 意味 |
|---|---|---|
| 金は天下の回りもの | かねはてんかのまわりもの | お金は特定の人に留まらず世間を巡る |
| 宵越しの金は持つな | よいごしのかねはもつな | 江戸っ子の気風:お金をため込まずに使う |
| 金の切れ目が縁の切れ目 | かねのきれめがえんのきれめ | お金がなくなると人間関係も切れる |
| 欲張りは怠け者の親戚 | - | 欲張りすぎると何も得られない |
| 小欲知足 | しょうよくちそく | 少ない欲で満足を知ることが豊かさ |
| 衣食足りて礼節を知る | いしょくたりてれいせつをしる | 生活が安定して初めて礼節を学ぶ余裕が生まれる |
| 下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる | へたなてっぽうもかずうちゃあたる | 下手でも数多く試せばいつか成功する |
| 損して得取れ | そんしてとくとれ | 一時の損を恐れず、将来の大きな得を目指す |
| 一石二鳥 | いっせきにちょう | 一つの行為で二つの利益を得る |
| 楽あれば苦あり | らくあればくあり | 楽をすれば後で苦しいことが来る |
| 苦あれば楽あり | くあればらくあり | 苦労すれば後で楽が来る |
| 商いは牛の歩みのように | あきないはうしのあゆみのように | 商売は焦らずゆっくり着実に進めるべき |
| 高嶺の花 | たかねのはな | 遠くから眺めるだけで手に届かないもの |
| 焼け石に水 | やけいしにみず | 少しばかりでは全く効果がないこと |
| 豆腐に鎹 | とうふにかすがい | まったく効き目のないこと |
| 糠に釘 | ぬかにくぎ | 手応えや効き目のないこと |
| 絵に描いた餅 | えにかいたもち | 実際の役には立たないものの例え |
| 蓮は泥より出でて泥を染めず | はすはどろよりいでてどろをそめず | 悪い環境の中でも清廉さを保つ |
| 宝の持ち腐れ | たからのもちぐされ | 優れた才能や宝を活用せずにいること |
| 損得ずくで動く | そんとくずくでうごく | 利益か不利益かだけを考えて行動する |
言葉・沈黙のことわざ
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| ことわざ | 読み | 意味 |
|---|---|---|
| 口は禍の門 | くちはわざわいのかど | 不用意な言葉が災いを招く |
| 言葉は心の鏡 | ことばはこころのかがみ | 言葉はその人の本心を映し出す |
| 一言が命取り | ひとことがいのちとり | 些細な一言が致命的な結果をもたらす |
| 売り言葉に買い言葉 | うりことばにかいことば | 相手の暴言に同じように反論すること |
| 嘘も方便 | うそもほうべん | 時には嘘も必要という状況がある |
| 嘘から出た実 | うそからでたまこと | 冗談や嘘が本当のことになること |
| 人の噂も七十五日 | ひとのうわさもしちじゅうごにち | 世間の噂はやがて忘れられる |
| 無口は金 | むくちはきん | 黙っていることに価値がある |
| 舌は剣より鋭し | したはけんよりするどし | 言葉は剣よりも人を傷つけることがある |
| 言うは易く行うは難し | いうはやすくおこなうはかたし | 口で言うのは簡単だが実行は難しい |
| 聞かぬは一生の恥 | きかぬはいっしょうのはじ | 聞かないままにしておくと一生後悔する |
| 言葉の刃 | ことばのやいば | 言葉が刃物のように人を傷つけること |
| 三つ子の魂百まで | みつごのたましいひゃくまで | 幼い頃の性格は大人になっても変わらない |
| 口に蜜あり腹に剣あり | くちにみつありはらにけんあり | 表向きは愛想よく、内心では悪意がある |
| 物言えば唇寒し秋の風 | ものいえばくちびるさむしあきのかぜ | 余計なことを言うと後で寒々しい思いをする |
食べ物のことわざ
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| ことわざ | 読み | 意味 |
|---|---|---|
| 花より団子 | はなよりだんご | 風流より実益を重んじる |
| 棚から牡丹餅 | たなからぼたもち | 思いがけない幸運が転がり込むこと |
| 食は三分の一の栄養 | - | 食事は人間の生命の基本 |
| 朝食は自分で食べ、昼食は友と分かち合い、夕食は敵にくれてやれ | - | 朝食を大切にという教え |
| 医食同源 | いしょくどうげん | 食事と医療は根本が同じ |
| 腹八分に医者いらず | はらはちぶんにいしゃいらず | 食べすぎなければ健康でいられる |
| 三食昼寝付き | さんしょくひるねつき | ゆったりとした良い暮らし |
| 粗食は長寿の元 | そしょくはちょうじゅのもと | 質素な食事が長生きにつながる |
| 食べ過ぎは万病の元 | たべすぎはまんびょうのもと | 食べすぎはあらゆる病気の原因 |
| 旬のものを食べる | しゅんのものをたべる | 季節の食材を取ることが体によい |
| 甘い物は別腹 | あまいものはべつばら | デザートはいくら食べた後でも入る |
| 食わず嫌い | くわずぎらい | 食べてもいないのに嫌いだと言うこと(先入観で判断すること) |
| 一汁一菜 | いちじゅういっさい | シンプルな食事で清廉に生きること |
| ご馳走 | ごちそう | 特別な料理・客をもてなす食事 |
| 飽食の時代 | ほうしょくのじだい | 食べ物が豊富すぎて飽きるほどある時代 |
慣用句一覧(体の部位別)
目に関する慣用句
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| 慣用句 | 読み | 意味 |
|---|---|---|
| 目が高い | めがたかい | 本物の良し悪しを見抜く鑑識眼がある |
| 目が肥える | めがこえる | 経験を積んで優れたものを見分けられるようになる |
| 目に余る | めにあまる | 見ていられないほどひどい |
| 目を丸くする | めをまるくする | 驚いて目を大きく見開く |
| 目を細める | めをほそめる | 嬉しくて細目になる・目を細めて見る |
| 目から鼻へ抜ける | めからはなへぬける | 非常に頭が良く抜け目がない |
| 目から鱗が落ちる | めからうろこがおちる | 急に物事の真相が分かって驚く |
| 目をつぶる | めをつぶる | 欠点や不正を見て見ぬふりをする |
| 目を光らせる | めをひからせる | 厳しく監視・警戒する |
| 目が覚める | めがさめる | 眠りから覚める・はっと気づく |
| 目の前が暗くなる | めのまえがくらくなる | 絶望的になり、先が見えなくなる |
| 目が離せない | めがはなせない | 油断できなくて常に注意が必要 |
| 目くじらを立てる | めくじらをたてる | 些細なことに目くじらを立てて怒る |
| 目玉が飛び出る | めだまがとびでる | 値段が非常に高い・驚くほど高い |
| 目で殺す | めでころす | 流し目などで相手を魅了する |
| 目が眩む | めがくらむ | 素晴らしさに圧倒される・めまいがする |
| 見て見ぬふり | みてみぬふり | 知っているのに知らないふりをすること |
口・言葉に関する慣用句
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| 慣用句 | 読み | 意味 |
|---|---|---|
| 口が重い | くちがおもい | 物事をなかなか話さない・無口 |
| 口が軽い | くちがかるい | 秘密をすぐにしゃべってしまう |
| 口が滑る | くちがすべる | 思わず言ってはいけないことを言ってしまう |
| 口が上手い | くちがうまい | 話が巧みで相手をうまく説き伏せる |
| 口を割る | くちをわる | 白状する・秘密を話す |
| 口を挟む | くちをはさむ | 他人の話や仕事に割り込む |
| 口裏を合わせる | くちうらをあわせる | 事前に言い訳・証言の内容を合わせておく |
| 口八丁手八丁 | くちはっちょうてはっちょう | 口も手も達者で何でもこなす |
| 口に出す | くちにだす | 思っていることを言葉にする |
| 口が堅い | くちがかたい | 秘密を守り、軽々しく話さない |
| 口先だけ | くちさきだけ | 言葉だけで行動が伴わない |
| 口を利く | くちをきく | 仲介して話をつける・口を開く |
| くちばしを入れる | くちばしをいれる | 他人の話に口をさしはさむ |
| 舌を巻く | したをまく | 驚きや感心で言葉が出ない |
| 舌が肥える | したがこえる | 食事の好みが贅沢になる |
| 言葉に詰まる | ことばにつまる | 返す言葉が見つからず沈黙する |
| 言葉を濁す | ことばをにごす | はっきり言わずにぼかして話す |
| 言葉を失う | ことばをうしなう | 驚きや感動で話せなくなる |
| 歯に衣着せぬ | はにきぬきせぬ | 遠慮なくズバリと言う |
| 歯が立たない | はがたたない | かなわない・手に負えない |
耳に関する慣用句
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| 慣用句 | 読み | 意味 |
|---|---|---|
| 耳が痛い | みみがいたい | 痛いところを突かれて聞くのがつらい |
| 耳を疑う | みみをうたがう | 信じられないことを聞いて驚く |
| 耳打ちする | みみうちする | 他人に聞こえないようにそっと話す |
| 耳に入る | みみにはいる | 情報が自然と伝わってくる |
| 耳が遠い | みみがとおい | 耳が聞こえにくい・話が理解できない |
| 耳を貸す | みみをかす | 人の話を聞いてあげる |
| 耳を傾ける | みみをかたむける | 熱心に聞く |
| 耳たこ | みみだこ | 何度も聞かされて聞き飽きた状態 |
| 右から左に流す | みぎからひだりにながす | 聞いたことを気に留めずすぐ忘れる |
| 聞く耳持たない | きくみゝもたない | 人の話を聞こうとしない |
鼻に関する慣用句
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| 慣用句 | 読み | 意味 |
|---|---|---|
| 鼻が高い | はながたかい | 自慢に思う・誇らしい |
| 鼻にかける | はなにかける | 自分の長所を鼻にかけて自慢する |
| 鼻が利く | はながきく | においに敏感・物事を鋭く察知する |
| 鼻であしらう | はなであしらう | 相手をつまらないと思って冷たく扱う |
| 鼻が曲がる | はながまがる | ひどいにおいで耐えられない |
| 鼻もちならない | はなもちならない | 言動が嫌で我慢できない |
| 鼻を明かす | はなをあかす | 相手の不意をついて出し抜く |
| 鼻をへし折る | はなをへしおる | 相手の自信や自慢を打ち砕く |
頭・髪に関する慣用句
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| 慣用句 | 読み | 意味 |
|---|---|---|
| 頭が固い | あたまがかたい | 考え方が柔軟でない・頑固 |
| 頭が柔らかい | あたまがやわらかい | 柔軟に考えられる |
| 頭が切れる | あたまがきれる | 頭の回転が速く賢い |
| 頭を抱える | あたまをかかえる | 難問や困難に悩む |
| 頭を下げる | あたまをさげる | 頭を下げてお辞儀する・謝罪や感謝を表す |
| 頭が上がらない | あたまがあがらない | 相手に負い目があってかなわない |
| 頭を悩ます | あたまをなやます | ある問題について深く考えて悩む |
| 頭角を現す | とうかくをあらわす | 才能や能力が際立って目立つ |
| 頭ごなし | あたまごなし | 相手の言い分を聞かず一方的に決めつける |
| 頭が痛い | あたまがいたい | 難問に悩む・解決に困る |
| 頭打ち | あたまうち | これ以上伸びない・最高水準に達した状態 |
| 頭が下がる | あたまがさがる | 相手を尊敬・感心するあまり頭を下げたくなる |
| 頭の黒いねずみ | あたまのくろいねずみ | 内部の人間が犯人であること |
| 頭の回転が速い | あたまのかいてんがはやい | 素早く考えて判断できる |
手・腕に関する慣用句
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| 慣用句 | 読み | 意味 |
|---|---|---|
| 手を貸す | てをかす | 力を貸して助ける |
| 手を抜く | てをぬく | 仕事などを手加減して手抜きをする |
| 手を焼く | てをやく | 扱いに困って手を焼かされる |
| 手を広げる | てをひろげる | 事業などの範囲を拡大する |
| 手がかかる | てがかかる | 世話に手間がかかる |
| 手が届く | てがとどく | 目標に達せられる・手が届く価格 |
| 手に負えない | てにおえない | 扱いきれないほど難しい |
| 手を組む | てをくむ | 協力関係を結ぶ |
| 手が足りない | てがたりない | 人手が不足している |
| 腕が鳴る | うでがなる | 実力を発揮したくて意欲がわく |
| 腕を磨く | うでをみがく | 技術・腕前を上達させる |
| 腕前 | うでまえ | その人のもつ技術・能力 |
| 二の腕 | にのうで | 肘から肩にかけての部分・技術面の余力 |
| 手が回る | てがまわる | 目配りが行き渡る・逮捕される |
| 手を上げる | てをあげる | 暴力を振るう・降参する・挙手する |
| 手腕を振るう | しゅわんをふるう | 能力を思いきり発揮する |
| 手心を加える | てごころをくわえる | 加減して手加減する |
| 腕をまくる | うでをまくる | やる気になって準備する |
| 手が早い | てがはやい | 仕事が速い・乱暴に手を上げやすい |
| 手がかかる | てがかかる | 世話や労力が多く必要 |
足・腰に関する慣用句
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| 慣用句 | 読み | 意味 |
|---|---|---|
| 足を引っ張る | あしをひっぱる | 他人の邪魔をして進歩を妨げる |
| 足が棒になる | あしがぼうになる | 歩き疲れて足がこわばる |
| 足を洗う | あしをあらう | 悪い仕事や生活から足を洗って改心する |
| 足を運ぶ | あしをはこぶ | わざわざ出向いていく |
| 足元を見る | あしもとをみる | 相手の弱みにつけ込む |
| 腰が低い | こしがひくい | 謙虚で礼儀正しい |
| 腰が重い | こしがおもい | なかなか動き出せない・行動が遅い |
| 腰を上げる | こしをあげる | ようやく行動を起こす |
| 腰を据える | こしをすえる | 落ち着いてじっくりと取り組む |
| 腰が砕ける | こしがくだける | 気持ちや計画がくじける |
| 二足の草鞋 | にそくのわらじ | 両立しにくい二つのことを同時にすること |
| 尻に火がつく | しりにひがつく | 追い詰められて焦る状態 |
| 尻込みする | しりごみする | ためらって後退する・気後れする |
| 尻もちをつく | しりもちをつく | 転んでお尻をついて倒れる |
| 踏ん張る | ふんばる | 全力を尽くして頑張る |
腹・胸に関する慣用句
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| 慣用句 | 読み | 意味 |
|---|---|---|
| 腹を割る | はらをわる | 本音を話してざっくばらんに話し合う |
| 腹に一物 | はらにいちもつ | 心の中に隠した企みや考えをもっている |
| 腹が立つ | はらがたつ | 怒りを感じる |
| 腹が据わる | はらがすわる | 覚悟が決まって落ち着く |
| 腹黒い | はらぐろい | 表面には出さないが内心に悪意がある |
| 胸が痛い | むねがいたい | 同情や悲しみで胸が締め付けられる |
| 胸を張る | むねをはる | 誇りや自信をもって堂々とする |
| 胸がすく | むねがすく | 気持ちがスッとして晴れ晴れとする |
| 胸に刻む | むねにきざむ | 深く心に記憶しておく |
| 胸を打つ | むねをうつ | 深く感動させる |
| 胸算用 | むなざんよう | 心の中での計算・見込み |
| 胸を借りる | むねをかりる | 実力の上の者に稽古の相手をしてもらう |
| 度胸がある | どきょうがある | 大胆で物怖じしない |
| 肝が据わる | きもがすわる | どんな状況でも動じない胆力がある |
| 肝を冷やす | きもをひやす | ひやりと驚く・非常に怖い思いをする |
肩・背中・その他に関する慣用句
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| 慣用句 | 読み | 意味 |
|---|---|---|
| 肩を持つ | かたをもつ | ある人の味方をする・ひいきにする |
| 肩を並べる | かたをならべる | 互角の関係・同等の位置に立つ |
| 肩の荷が下りる | かたのにがおりる | 重い責任や心配事から解放される |
| 肩を落とす | かたをおとす | 失望や落胆で気力がなくなる |
| 肩書き | かたがき | 職業・役職などの社会的地位 |
| 背水の陣 | はいすいのじん | 退路を絶ってのがれられない状態で戦う |
| 背中を押す | せなかをおす | 踏み出せない相手を励まして後押しする |
| 背中を向ける | せなかをむける | 相手に冷淡な態度をとる・去る |
| 骨を折る | ほねをおる | 大変な苦労をしてよく働く |
| 骨が折れる | ほねがおれる | 苦労が多くてなかなか大変 |
| 皮肉る | ひにくる | 遠回しに批判・嫌みを言う |
| 血と汗の結晶 | ちとあせのけっしょう | 苦労を重ねて得た成果 |
| 血が通う | ちがかよう | 人間らしい温かみや感情がある |
| 血眼になる | ちまなこになる | 必死になって探し求める |
| 身を粉にする | みをこにする | 体を顧みずひたすら働く |
豆知識
ことわざと慣用句の違い
「ことわざ」は教訓や道徳を短い言葉に凝縮した格言です。「石の上にも三年」「急がば回れ」のように、それだけで一つの意味をもつ完結した文になっています。一方「慣用句」は二語以上が結びついて特定の意味を表す定型表現で、「腹を割る」「目から鱗が落ちる」のように文の中で使われるのが特徴です。両者の境目はあいまいで、辞書によって分類が異なるものも多くあります。
日本のことわざの起源と数
日本語のことわざは約5~6万語あるといわれています。起源は大きく3種類に分けられます。①日本古来の庶民の生活や知恵から生まれたもの(「棚から牡丹餅」「猫に鰹節」など)②中国の故事・漢籍に由来するもの(「蛍雪の功」「覆水盆に返らず」など)③西洋の格言やキリスト教の聖書から来たもの(「豚に真珠」はマタイ伝が出典)の三系統です。これが混ざり合い、世界有数の表現豊かな言語文化となりました。
まとめ
今回はことわざ225件・慣用句134件、合計359件を動物・努力・人間関係・身体部位などテーマ別にまとめました。どのことわざ・慣用句も先人の知恵と経験が凝縮された、日本語の宝です。受験対策の確認から日常会話の表現強化まで、ぜひ活用してください。世界各国のことわざを比べてみたい方は世界のことわざ100選|国・地域別の格言と意味まとめもあわせてどうぞ。