お守り・縁起物の種類一覧|意味・由来・ご利益まとめ

神社・仏閣のお守りから、招き猫・だるま・松竹梅まで、日本には「幸運をもたらす」とされるアイテムが数多く伝わっています。本記事では、目的別のお守り15種、縁起物(動物・植物・置物・正月)63種の計78種を一覧表にまとめました。神道・仏教・民間信仰が重なり合いながら育まれた日本文化として、事実の解説に徹して紹介します。

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お守りの種類一覧(目的別)

お守りとは、神社・寺院で授与される護符の一種で、小さな袋や形代に入れて持ち歩くものです。祈願する目的によって種類が異なり、全国各地の神社・仏閣がさまざまな種類を授与しています。

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目的 代表的な名称 意味・ご利益
縁結び・恋愛成就 縁結び守り・えんむすび守り 良縁・恋愛成就・夫婦円満を祈る
学業成就・合格祈願 合格守り・学業成就守り 試験や受験の合格、勉学の向上
交通安全 交通安全守り・旅行安全守り 自動車・自転車事故の防止と旅の安全
厄除け 厄除け守り・方位除け守り 厄年などの災難を除ける
健康・無病息災 無病息災守り・身体健全守り 病気にかからず健康を保つ
金運・商売繁盛 金運守り・商売繁盛守り 財運向上・商売の繁盛
安産・子宝 安産守り・子宝守り 安産を願う・子宝を授かる
家内安全 家内安全守り 家族全員の安全と家庭円満
開運・招福 開運招福守り 全体的な運気の向上
仕事・就職 仕事守り・就職成就守り 仕事運・就職活動の成功
勝負・勝利 勝守り(かちまもり) スポーツや試合などの勝利祈願
病気平癒 病気平癒守り 病気や怪我の回復を祈る
身代わり 身代わり守り 本人の代わりに厄を受けるとされる
子育て・成長 子育て守り・健康守り 子どもの健やかな成長
心願成就 心願成就守り・諸願成就守り 叶えたい特定の願いの成就

縁起物の種類一覧

動物・生き物の縁起物

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縁起物 よみがな ご利益・意味 ポイント
招き猫 まねきねこ 商売繁盛・福招き・金運 右手を挙げると金運、左手は客招きとされる。起源は諸説ある
鶴 つる 長寿・夫婦円満・おめでたい 「鶴は千年、亀は万年」の長寿のシンボル
亀 かめ 長寿・健康・家族の繁栄 長寿の象徴。甲羅の模様は亀甲文様として吉祥文様にも使われる
伊勢海老 いせえび 長寿・めでたい 腰が曲がるほど長生きするイメージから長寿の象徴とされる
鯛 たい おめでたい・祝福 「めでたい」という言葉の語呂合わせが由来
七福神 しちふくじん 招福・商売繁盛・長寿など 恵比寿・大黒天・毘沙門天・弁財天・布袋・福禄寿・寿老人の7柱
狐(稲荷) きつね 商売繁盛・五穀豊穣・縁結び お稲荷さんの使いとされ、商売繁盛の信仰に結びつく
狸 たぬき 商売繁盛・他を抜く 「他抜き」の語呂合わせ。信楽たぬきの八相縁起が有名
鯉 こい 立身出世・恋・忍耐 鯉の滝登りから立身出世のシンボルに。五月人形でもお馴染み
金魚 きんぎょ 金運・富裕 「金(かね)」という字を含むことから金運アップの縁起物とされる
白蛇 しろへび 金運・弁財天の使い 弁財天の使いとされ、財運向上の縁起物として知られる
ふくろう ふくろう 知恵・苦労なし・商売繁盛 「不苦労」「福老」の語呂合わせ。夜も目が利くことから知恵の象徴にも
龍 りゅう 出世・守護・水の神 四霊のひとつ。強い守護力と出世を象徴するとされる
馬 うま 出世・旅の守護・勝負 神様の乗り物として神聖視。絵馬(えま)の起源でもある
鷹 たか 出世・才能開花 初夢「一富士二鷹三茄子」に登場する出世の象徴
トンボ とんぼ(蜻蛉) 勝ち虫・前進・勝利 後ろに退かず前へ進むことから「勝ち虫」と呼ばれた
カエル かえる(蛙) 無事帰る・金運 「無事に帰る」の語呂合わせ。旅の安全や財布の縁起物に
鳩 はと 平和・愛・浄化 神様の使いとされ、鳩サブレーや八幡宮のシンボルとしても有名
てんとう虫 てんとうむし 幸運・愛の象徴 天道虫とも書き、太陽(天道)に向かうことから幸運の虫とされる
うさぎ うさぎ(兎) 豊穣・幸運・月のシンボル 月の餅つき伝説から月の使いとされる。多産から豊穣の象徴にも
犬 いぬ(戌) 安産・子宝・守護 多産で安産な動物として知られ、戌の日の帯祝いに
鯨 くじら 大漁・豊漁・富 海の王者として漁業の縁起物とされてきた
コウノトリ こうのとり 子宝・長寿・幸福 赤ちゃんを運ぶ西洋の伝説が日本にも定着。長寿の鳥でもある
鶴亀 つるかめ 長寿・めでたいペア 鶴と亀を合わせた最高の長寿・吉祥のシンボル
朝蜘蛛 あさぐも 幸運・良いことの予兆 朝に蜘蛛を見ると良いことがあるという言い伝えが各地に残る
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植物・草木・自然の縁起物

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縁起物 よみがな ご利益・意味 ポイント
松 まつ 長寿・常緑・神聖 一年中緑を保つことから生命力と長寿のシンボル。門松にも使われる
竹 たけ 成長・清廉・強さ まっすぐ伸びる姿が誠実さと成長を象徴。松・梅と合わせて松竹梅
梅 うめ 忍耐・吉祥・春告げ草 寒さの中でいち早く咲くことから忍耐と吉兆のシンボル
松竹梅 しょうちくばい おめでたい・慶事全般 三つ合わせた最高の吉祥文様。格式の高さを表すランク付けにも
南天 なんてん 難を転ずる・魔除け 「難を転ずる」の語呂合わせ。玄関や鬼門に植える習慣がある
千両・万両 せんりょう・まんりょう 金運・商売繁盛 赤い実が美しく、名前が財の単位に通じることから金運の縁起物に
菊 きく 長寿・高貴さ 皇室の紋章にも使われる高貴な花。重陽の節句に長寿を願う
蓮 はす 清浄・仏教・再生 泥の中から清らかな花を咲かせる仏教の聖花。再生と清浄の象徴
橙 だいだい 代々繁栄・家族円満 「代々(だいだい)」の語呂合わせ。鏡餅の上に乗せる正月飾り
稲穂 いなほ 豊穣・五穀豊穣 稲作文化と結びついた日本の根本的な縁起物。神への供え物の象徴
四つ葉のクローバー よつばのくろーばー 幸福・友情・愛情・健康 四枚の葉それぞれが幸福・希望・愛情・健康を意味するとされる
桜 さくら 豊穣・春の訪れ・神様の木 花見は神様の木の下で豊作を祈る行事が起源とも言われる
葉牡丹 はぼたん 華やかさ・健康 牡丹に似た葉が冬を彩り、縁起のいい正月飾りとして使われる
福寿草 ふくじゅそう 福・長寿 「福寿草」という名前のとおり福と長寿の縁起花。元日草とも呼ばれる
菖蒲 しょうぶ 武運・邪気払い 端午の節句に使われる。「尚武(しょうぶ)」と音が同じことから武運の縁起物に

置物・工芸品の縁起物

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縁起物 よみがな ご利益・意味 ポイント
熊手 くまで 福をかき集める・商売繁盛 酉の市で購入する縁起物。熊手で福・富・良縁をかき集めるとされる
注連縄 しめなわ 神聖な領域・清め 神域と俗界を区切る縄。正月のしめ飾りのベースにもなる
瓢箪 ひょうたん 開運・薬・六瓢箪 六個の瓢箪は「無病(6瓢)」の語呂合わせ。開運と病除けの縁起物
扇子 せんす 末広がり・繁栄 扇を広げた形が「末広がり」に見えることから繁栄・発展の縁起物
角樽 つのだる 祝い・長寿・酒の縁起物 鶴と亀の絵が描かれた縁起のいい酒入れ。慶事の贈り物に使われる
水引 みずひき 結び・おめでたい飾り 物を結ぶ縁起のいい飾り紐。熨斗(のし)袋など慶事に使われる
盛り塩 もりしお 清め・邪気払い・招客 玄関などに置く塩の盛り物。神道の清めの思想に由来する
犬張り子 いぬはりこ 子宝・安産・魔除け 犬は安産・多産の動物。お食い初めなどに使われる縁起物
左馬 ひだりうま 商売繁盛・勝負運 将棋の「馬」の駒を鏡文字にした縁起物。神奈川・相模が起源の地
赤べこ あかべこ 厄除け・疫病退散 福島会津の郷土玩具。赤い色と牛(べこ)の組み合わせで厄除けの縁起物
さるぼぼ さるぼぼ 子宝・縁結び・家内安全 飛騨高山の郷土玩具。猿の赤ちゃん(さるぼぼ)が赤ちゃん守護の縁起物
信楽たぬき しがらきたぬき 商売繁盛・八相縁起 滋賀・信楽の陶器たぬき。笠・徳利・通い帳・大きな腹など8つの縁起を持つ
起き上がり小法師 おきあがりこぼし 七転び八起き・復活 福島会津の縁起玩具。倒れても起き上がることから粘り強さの象徴

お正月の縁起物

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縁起物 よみがな 意味・由来
門松 かどまつ 年神(としがみ)を家に迎えるための目印。松・竹・梅を組み合わせる
鏡餅 かがみもち 年神への供え物。丸い形が鏡に似ているとも。元日に「鏡開き」をして食べる
しめ飾り しめかざり 神聖な場所を示し年神を招くための注連縄の装飾。玄関や神棚に飾る
破魔矢 はまや 新年に神社で授かる邪気払いの矢。一年間の厄を除けるとされる
羽子板 はごいた 新年に女の子の成長と厄払いを願う縁起物。初正月の贈り物としても定番
凧 たこ 男の子の成長を願う正月の遊び道具。空高く上げることで縁起を担ぐ
餅花 もちばな 柳や木の枝に小さな餅や飾りをつけたもの。豊穣を願う伝統の正月飾り
おみくじ おみくじ 神仏の判断を仰ぐ占いの紙。大吉・吉・中吉・小吉・末吉・凶などがある
福袋 ふくぶくろ 新年に幸運を招き入れる袋。商業的な福袋の起源は江戸時代の呉服屋とも言われる
初夢(一富士二鷹三茄子) はつゆめ 一富士・二鷹・三茄子は縁起のいい初夢の代表。徳川家康が好んだものとも言われる
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縁起物の豆知識

語呂合わせ一覧

日本の縁起物には語呂合わせが多く見られます。これは言葉の音に力があるという「言霊(ことだま)」の思想が日本文化に根付いているためとされています。

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縁起物 語呂合わせ
ふくろう(梟) 「不苦労(ふくろう)」「福老(ふくろう)」
南天(なんてん) 「難を転(なんてん)ずる」
瓢箪(ひょうたん) 六瓢箪で「無病(むびょう)」
鯛(たい) 「めでたい」
カエル(蛙) 「無事に帰る(かえる)」
狸(たぬき) 「他(た)を抜(ぬ)く」
千両・万両 財の単位に通じる
橙(だいだい) 「代々(だいだい)繁栄」
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まとめ

お守り・縁起物は、神道・仏教・民間信仰が重なり合いながら長い時間をかけて育まれた日本文化の一部です。本記事では、目的別のお守り15種・縁起物(動物・植物・置物・正月)63種の計78種類を一覧表にまとめました。語呂合わせ・自然への畏敬・神仏への祈りが組み合わさった縁起物の世界を、暮らしの中で楽しんでみてください。

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参考・出典


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