歴代天皇一覧126代|神武天皇から今上天皇まで読み方・時代まとめ

歴代天皇の数は126代。初代神武天皇から現在の今上天皇(徳仁)まで、その歴史は日本そのものです。本記事では、歴代天皇126代を時代ごとの一覧表で完全網羅し、読み方・在位期間とともにまとめました。女性天皇は何人いるか、重祚とは何か、南北朝時代はどう数えるかなど、知って得するポイントも解説します。

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歴代天皇126代の一覧

初代神武天皇から第126代今上天皇まで、時代順に一覧表で掲載します。時代区分ごとにH3見出しで区切っています。

⚠️ 伝承時代の天皇(第1代〜第14代)について
第1代神武天皇から第14代仲哀天皇は、古事記・日本書紀(記紀)に基づく伝承上の天皇です。在位年は記紀の記述に基づく数値で、実在・在位期間については歴史学上の確認はありません。第10代崇神天皇以降については考古学的な検証が一部可能とする説もありますが、学術的な議論は現在も続いています。

① 伝承・神話時代(第1代〜第14代)

第2〜9代(綏靖〜開化)は「欠史八代」とも呼ばれ、記紀に名前と系譜が記されるものの実在の根拠が乏しいとされています。

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天皇名 読み 在位年(伝承)
1 神武天皇 じんむ 伝承(神武元年〜)
2 綏靖天皇 すいぜい 実在不詳
3 安寧天皇 あんねい 実在不詳
4 懿徳天皇 いとく 実在不詳
5 孝昭天皇 こうしょう 実在不詳
6 孝安天皇 こうあん 実在不詳
7 孝霊天皇 こうれい 実在不詳
8 孝元天皇 こうげん 実在不詳
9 開化天皇 かいか 実在不詳
10 崇神天皇 すじん ?〜(3〜4世紀頃)
11 垂仁天皇 すいにん ?〜(4世紀頃)
12 景行天皇 けいこう ?〜(4世紀頃)
13 成務天皇 せいむ ?〜(4世紀頃)
14 仲哀天皇 ちゅうあい ?〜(4世紀頃)

② 古墳時代(第15代〜第33代)

中国の史書(宋書倭国伝)に記された「倭の五王」との対応が研究されており、応神・仁徳天皇の巨大前方後円墳が知られています。継体天皇(第26代)は傍系から即位した異例のケースです。

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天皇名 読み 在位年(概算)
15 応神天皇 おうじん ?〜(4世紀末〜5世紀初)
16 仁徳天皇 にんとく ?〜(5世紀前半)
17 履中天皇 りちゅう ?〜(5世紀前半)
18 反正天皇 はんぜい ?〜(5世紀前半)
19 允恭天皇 いんぎょう ?〜453年頃
20 安康天皇 あんこう 453〜456年頃
21 雄略天皇 ゆうりゃく 456〜479年頃
22 清寧天皇 せいねい 480〜484年頃
23 顕宗天皇 けんぞう 485〜487年頃
24 仁賢天皇 にんけん 488〜498年頃
25 武烈天皇 ぶれつ 498〜506年頃
26 継体天皇 けいたい 507〜531年
27 安閑天皇 あんかん 531〜535年
28 宣化天皇 せんか 535〜539年
29 欽明天皇 きんめい 539〜571年
30 敏達天皇 びだつ 572〜585年
31 用明天皇 ようめい 585〜587年
32 崇峻天皇 すしゅん 587〜592年
33 推古天皇 すいこ 593〜628年

推古天皇(第33代)は日本初の女性天皇。甥の聖徳太子が摂政として補佐しました。崇峻天皇(第32代)は蘇我馬子の命で暗殺された唯一の天皇です。

③ 飛鳥時代(第34代〜第41代)

大化の改新・壬申の乱・律令国家の形成が進んだ時代。斉明天皇・持統天皇と女性天皇が続いた時期でもあります。

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天皇名 読み 在位年
34 舒明天皇 じょめい 629〜641年
35 皇極天皇 こうぎょく 642〜645年
36 孝徳天皇 こうとく 645〜654年
37 斉明天皇 さいめい 655〜661年
38 天智天皇 てんじ 661〜671年
39 弘文天皇 こうぶん 671〜672年
40 天武天皇 てんむ 673〜686年
41 持統天皇 じとう 686〜697年

第35代皇極天皇と第37代斉明天皇は同一人物(重祚)。第39代弘文天皇(大友皇子)は壬申の乱で敗れ、後世に追号されました。

④ 奈良時代(第42代〜第49代)

平城京(奈良)に都が置かれた時代。聖武天皇が奈良の大仏を建立しました。第46代孝謙天皇と第48代称徳天皇は同一人物です(重祚)。

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天皇名 読み 在位年
42 文武天皇 もんむ 697〜707年
43 元明天皇 げんめい 707〜715年
44 元正天皇 げんしょう 715〜724年
45 聖武天皇 しょうむ 724〜749年
46 孝謙天皇 こうけん 749〜758年
47 淳仁天皇 じゅんにん 758〜764年
48 称徳天皇 しょうとく 764〜770年
49 光仁天皇 こうにん 770〜781年

元明・元正・孝謙(称徳)と3代連続して女性天皇が即位したのはこの時代だけです。

⑤ 平安時代(第50代〜第82代)

794年に桓武天皇が平安京(現在の京都)へ遷都。約400年続いた平安時代には、藤原氏の摂関政治から院政への移行、そして源平合戦による幕府創設へと時代が大きく動きました。

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天皇名 読み 在位年
50 桓武天皇 かんむ 781〜806年
51 平城天皇 へいぜい 806〜809年
52 嵯峨天皇 さが 809〜823年
53 淳和天皇 じゅんな 823〜833年
54 仁明天皇 にんみょう 833〜850年
55 文徳天皇 もんとく 850〜858年
56 清和天皇 せいわ 858〜876年
57 陽成天皇 ようぜい 876〜884年
58 光孝天皇 こうこう 884〜887年
59 宇多天皇 うだ 887〜897年
60 醍醐天皇 だいご 897〜930年
61 朱雀天皇 すざく 930〜946年
62 村上天皇 むらかみ 946〜967年
63 冷泉天皇 れいぜい 967〜969年
64 円融天皇 えんゆう 969〜984年
65 花山天皇 かざん 984〜986年
66 一条天皇 いちじょう 986〜1011年
67 三条天皇 さんじょう 1011〜1016年
68 後一条天皇 ごいちじょう 1016〜1036年
69 後朱雀天皇 ごすざく 1036〜1045年
70 後冷泉天皇 ごれいぜい 1045〜1068年
71 後三条天皇 ごさんじょう 1068〜1072年
72 白河天皇 しらかわ 1072〜1086年
73 堀河天皇 ほりかわ 1086〜1107年
74 鳥羽天皇 とば 1107〜1123年
75 崇徳天皇 すとく 1123〜1141年
76 近衛天皇 このえ 1141〜1155年
77 後白河天皇 ごしらかわ 1155〜1158年
78 二条天皇 にじょう 1158〜1165年
79 六条天皇 ろくじょう 1165〜1168年
80 高倉天皇 たかくら 1168〜1180年
81 安徳天皇 あんとく 1180〜1185年
82 後鳥羽天皇 ごとば 1183〜1198年

安徳天皇(第81代)は1185年の壇ノ浦の戦いで、わずか8歳で入水したとされる悲劇の天皇。第56代清和天皇は清和源氏の祖、第72代白河天皇は院政を始めた天皇です。

⑥ 鎌倉時代(第83代〜第96代)

鎌倉幕府(武家政権)と皇室の緊張が続き、承久の乱(1221年)では後鳥羽上皇が幕府打倒に失敗して隠岐へ流されました。後醍醐天皇の建武の新政で鎌倉時代は終わります。

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天皇名 読み 在位年
83 土御門天皇 つちみかど 1198〜1210年
84 順徳天皇 じゅんとく 1210〜1221年
85 仲恭天皇 ちゅうきょう 1221年(約3か月)
86 後堀河天皇 ごほりかわ 1221〜1232年
87 四条天皇 しじょう 1232〜1242年
88 後嵯峨天皇 ごさが 1242〜1246年
89 後深草天皇 ごふかくさ 1246〜1260年
90 亀山天皇 かめやま 1260〜1274年
91 後宇多天皇 ごうだ 1274〜1287年
92 伏見天皇 ふしみ 1287〜1298年
93 後伏見天皇 ごふしみ 1298〜1301年
94 後二条天皇 ごにじょう 1301〜1308年
95 花園天皇 はなぞの 1308〜1318年
96 後醍醐天皇 ごだいご 1318〜1339年

第85代仲恭天皇は歴代最短の在位約3か月。第96代後醍醐天皇は鎌倉幕府を倒したのち建武の新政を行いましたが、足利尊氏の離反で南朝(吉野)に逃れました。

⑦ 南北朝・室町時代(第97代〜第107代)

南北朝時代(1336〜1392年):後醍醐天皇が吉野へ移って南朝を立てたため、京都(北朝)と吉野(南朝)の2つの朝廷が並立。1392年の南北朝合一まで続きました。現在の宮内庁の公式見解は南朝正統で、南朝の天皇を正式な代数に数えます(北朝5代は代数に含まれません)。

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天皇名 読み 在位年
97 後村上天皇(南朝) ごむらかみ 1339〜1368年
98 長慶天皇(南朝) ちょうけい 1368〜1383年
99 後亀山天皇(南朝) ごかめやま 1383〜1392年
100 後小松天皇 ごこまつ 1382〜1412年
101 称光天皇 しょうこう 1412〜1428年
102 後花園天皇 ごはなぞの 1428〜1464年
103 後土御門天皇 ごつちみかど 1464〜1500年
104 後柏原天皇 ごかしわばら 1500〜1526年
105 後奈良天皇 ごなら 1526〜1557年
106 正親町天皇 おおぎまち 1557〜1586年
107 後陽成天皇 ごようぜい 1586〜1611年

第100代後小松天皇は北朝系ですが、南北統一後の天皇として代数に加えられています。第106代正親町天皇は織田信長・豊臣秀吉の時代に在位し、天下統一の過程を見届けました。

⑧ 江戸時代(第108代〜第121代)

徳川幕府が政権を握った約260年間。天皇は政治的実権を持たず、朝儀・文化・儀礼の担い手でした。明正天皇(第109代)は約900年ぶりの女性天皇、後桜町天皇(第117代)は史上最後の女性天皇です。江戸時代の職業一覧も合わせてご覧ください。

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天皇名 読み 在位年
108 後水尾天皇 ごみずのお 1611〜1629年
109 明正天皇 めいしょう 1629〜1643年
110 後光明天皇 ごこうみょう 1643〜1654年
111 後西天皇 ごさい 1654〜1663年
112 霊元天皇 れいげん 1663〜1687年
113 東山天皇 ひがしやま 1687〜1709年
114 中御門天皇 なかみかど 1709〜1735年
115 桜町天皇 さくらまち 1735〜1747年
116 桃園天皇 ももぞの 1747〜1762年
117 後桜町天皇 ごさくらまち 1762〜1771年
118 後桃園天皇 ごももぞの 1771〜1779年
119 光格天皇 こうかく 1779〜1817年
120 仁孝天皇 にんこう 1817〜1846年
121 孝明天皇 こうめい 1846〜1867年

⑨ 近現代(第122代〜第126代)

明治維新によって天皇が再び政治の中心に。大日本帝国憲法・戦後の日本国憲法と、皇室のあり方は大きく変化しました。各天皇の在位に対応する元号・年号の一覧はこちらでご確認いただけます。

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天皇名 読み 在位年
122 明治天皇 めいじ 1867〜1912年
123 大正天皇 たいしょう 1912〜1926年
124 昭和天皇 しょうわ 1926〜1989年
125 上皇陛下(明仁) あきひと 1989〜2019年(2019年退位)
126 今上天皇(徳仁) なるひと 2019年〜現在

明治天皇からは元号と天皇の名前が1対1で対応する「一世一元制」が採用されました。第125代明仁(上皇陛下)は2019年4月に退位(生前退位)した初の例となりました。

歴代天皇についての豆知識

女性天皇は8名10代

126代のなかで女性天皇は8名・10代います。同一人物が2度即位(重祚)したケースを含めると10代になります。

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天皇名 在位
33 推古天皇 593〜628年
35・37 皇極天皇・斉明天皇(重祚) 642〜645年、655〜661年
41 持統天皇 686〜697年
43 元明天皇 707〜715年
44 元正天皇 715〜724年
46・48 孝謙天皇・称徳天皇(重祚) 749〜758年、764〜770年
109 明正天皇 1629〜1643年
117 後桜町天皇 1762〜1771年

推古〜称徳の6代(推古・皇極/斉明・持統・元明・元正・孝謙/称徳)は7世紀〜8世紀に集中しています。その後は約900年の空白を経て江戸時代の明正天皇が即位、さらに後桜町天皇が最後の女性天皇となっています(1771年退位)。

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重祚した天皇はわずか2例

一度退位した後に再び即位することを重祚(ちょうそ)といいます。日本史上の重祚はこの2例のみです。

  • 皇極天皇 → 斉明天皇:孝徳天皇が崩御し、再び即位(第35代→第37代)
  • 孝謙天皇 → 称徳天皇:淳仁天皇を廃位させ、再び即位(第46代→第48代)

いずれも女性天皇によるものです。重祚があるため、天皇の「人数」は124名(重祚の2名を1人として数えると)ですが、代数は126代となります。

在位が最も短かった天皇

第85代 仲恭天皇の在位はわずか約3か月(1221年)。承久の乱で後鳥羽上皇が鎌倉幕府打倒に失敗し、幕府によって退位させられました。在位期間の短さから「廃帝」とも呼ばれ、即位礼も正式には行われなかったとされます。

在位が最も長かった天皇

第124代 昭和天皇の在位期間は約62年(1926〜1989年)。これは歴代天皇のなかで最長です。第50代桓武天皇が平安京に遷都した794年から数えれば、昭和天皇の在位期間は平安時代前半の約1.5倍に相当するほど長大です。

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南北朝の「代数」はどう数える?

1336年から1392年の南北朝時代、京都(北朝)と吉野(南朝)に2つの朝廷が並立しました。現在の宮内庁・皇室の公式見解は南朝正統(1911年に明治政府が確定)であるため、代数には南朝の天皇(第97代後村上〜第99代後亀山)が採用されています。

一方、北朝の天皇(光厳・光明・崇光・後光厳・後円融の5代)は正式な代数には含まれません。そのため「126代」という数え方には南朝天皇が入り、北朝は含まれていません。

天皇家は世界最古の君主制

日本の皇室は伝承・記紀の記述を含めると2,000年以上の歴史を持ち、歴史学上の確認が可能な範囲でも少なくとも1,500年以上継続しています。ギネス世界記録には「世界最古の世襲君主制」として掲載されています。日本の城の歴史と合わせて読むと、皇室と武家文化の関係をより深く理解できます。

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まとめ

歴代天皇は初代神武天皇から第126代今上天皇(徳仁)まで全126代。時代によって政治的役割は大きく変わりながらも、日本という国の歴史を通じて皇位継承が続いてきました。女性天皇8名10代・重祚2例・南北朝の並立など、一覧を眺めるだけで歴史の流れが見えてきます。元号との対応や時代背景と合わせて、日本史の学習にもぜひ役立ててください。

腕試しクイズ(全5問)|歴代天皇126代
全5問。「採点する」で正解数と解説が表示されます。
第1問 日本で最初の女性天皇(第33代)は誰でしょうか?

第2問 794年に平安京(現在の京都)へ遷都を行った天皇は?

第3問 奈良の大仏(東大寺盧舎那仏)の建立を命じた天皇は?

第4問 歴代天皇の中で在位が最も長かった(約62年)のは誰でしょうか?

第5問 孝謙天皇が一度退位した後、再び即位(重祚)した際の呼び名は?

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